大韓航空のファーストクラスで皿に盛られるはずの「マカダミアナッツ」を袋のまま提供されたことに女性副社長が激怒し、 乗務員を下ろすため離陸寸前の旅客機を引き返させた、いわゆる「ナッツリターン」騒動がいまだ韓国で収まらない。 騒動を起こした「ナッツ姫」こと、趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(40)と、その父で大韓航空会長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏(65)がすでに謝罪するなど火消しに懸命だが、むしろ事態は拡大しているようだ。 唯一の目撃者にカレンダーと模型で謝罪 「これってコメディーでしょ?」 「ナッツリターン」騒動をきっかけに、趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長のワガママぶりや、大韓航空の「事なかれ体質」がクローズアップされている。 チョ・ヒョンア前副社長は米国の大学でホテル経営学を専攻。1999年の卒業後、大韓航空に入社し2006に常務、12年には副社長に就任するスピード出世。その一方で、韓国で