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ブックマーク / baatarism.hatenablog.com (8)

  • なぜ中国の経済危機が起こったのか - Baatarismの溜息通信

    昨年以来、中国では株価の暴落が繰り返されています。今年になってからも暴落が発生し、今年から導入したサーキットブレーカーが2度も発動されたため、慌ててサーキットブレーカーを停止するなど、市場の混乱が続いています。その影響は世界中に波及し、先進各国の株式市場も株安になっています。 このような混乱がなぜ起こっているのかを知りたくて、ここ数日、内外の様々な記事を読んでいましたが、十分納得できるものがなかなかありませんでした。その中で唯一納得できたのが、なんと夕刊フジの田村秀男氏の記事でした。 年明け早々から株式市場はチャイナ・リスクで大荒れである。世界最大水準の中国債務は今後さらに膨らむ情勢なのだから、不安がグローバルに伝播してしまう。 「中国、今年は改革の正念場に」(米ウォールストリート・ジャーナル1月4日付)であることには違いないが、習近平政権にとってはそれどころではない。 中国金融のどん詰ま

    なぜ中国の経済危機が起こったのか - Baatarismの溜息通信
  • やはり消費を激減させていた消費税増税 - Baatarismの溜息通信

    消費税増税直前に思うこと - Baatarismの溜息通信 消費税増税前にも、僕はそれを懸念する記事を書きましたが、やはりその懸念は当たっていたようです。 株式市場・労働市場が比較的堅調であることから忘れられがちだけど...消費の現場に近い人ほど6月に入って景気に急速に暗雲が立ちこめてきていると言う.今月の家計調査を見るとかなり心配な結果になっているみたい. そこで,ちょっと前回の増税と今回の増税の違いをまとめてみた. まずはデータから ここでは家計調査の家計消費水準指数を使おう.ニュースなどで見る家計支出額等だと世帯人員数や物価の変化が混在しているので(それでも以下の傾向はほぼまんま維持される),これらの調整を行った指数値の方が実態を反映していると考えるからだ. 増税の半年前から増税後1年間の消費動向を見ると... となっており,今次の増税の影響は過去の比を見ないものだとわかるだろう.こ

  • なぜ日本人は自由競争も所得再分配も嫌うのか? - Baatarismの溜息通信

    かつてこのブログで、日人は市場における自由競争と政府によるセーフティネットの双方に対する信頼が低いという話を取り上げたことがありました。このような傾向は、主要国では日だけに見られるようです。 「不可解な世論」について考えてみる - Baatarismの溜息通信 この話を取り上げていた経済学者の大竹文雄氏は、近刊の「競争と公平感」でも真っ先に(第一章第一節で)この問題を取り上げています。 競争と公平感―市場経済の当のメリット (中公新書) 作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/03/01メディア: 新書購入: 19人 クリック: 460回この商品を含むブログ (107件) を見る このの中で、大竹氏は日に市場競争と政府による再分配政策の双方を嫌う特徴が生まれた原因として、お互いをよく知り監視してきた狭い社会でのみ助けあいをしてきたためではないかと推測し

  • 海上輸送をボイコットされる韓国!? - Baatarismの溜息通信

    今日は大晦日。いくら激動の2008年でも、さすがにもう今年は取り上げるネタもないかなあと思っていたのですが、最後の最後になって韓国からとんでもないネタが入ってきました。w Seafarers will be free to boycott voyages to South Korea amid growing concern over the jailing of senior officers from the oil tanker involved in the country’s worst oil spill, leading shipping organisations have said. Jasprit Chawla, master of the Hebei Spirit, was jailed on December 10 for 18 months and Syam Ch

    海上輸送をボイコットされる韓国!? - Baatarismの溜息通信
    takeishi
    takeishi 2009/01/04
    マスコミが冬休み中に事件
  • ポール・クルーグマン祭リンク集(と池田信夫氏の批判について) - Baatarismの溜息通信

    スウェーデン王立科学アカデミーは13日、今年のノーベル経済学賞を米国プリンストン大学のポール・クルーグマン教授(55)に贈ると発表した。自由貿易とグローバル化による影響を説明した新理論が受賞理由。米ニューヨーク・タイムズ紙のコラムも担当し、ブッシュ政権の経済政策に批判的な論調で知られる。 クルーグマン氏は、伝統的な国際貿易論に「規模の経済」と呼ばれる概念を導入。地場の小規模な製造業が、世界市場向けに大量生産する大手企業に取って代わられる現象を説明した。 クルーグマン氏はリベラル派の論客で、レーガン政権など米共和党政権が高所得者への減税を拡大する一方、福祉を削減したことで格差を広げたと批判。現在の金融危機が深刻化する前から、米国が経常赤字を膨らませながら世界中のマネーを吸い上げる状況をいびつだとして「(29年に始まった)世界恐慌前夜に似ている」と警告していた。 「グローバル経済を動かす愚かな

    ポール・クルーグマン祭リンク集(と池田信夫氏の批判について) - Baatarismの溜息通信
  • 貸し渋りと貸し過ぎを分けるもの - Baatarismの溜息通信

    前回のエントリーでは、予想外に多くのコメントやトラックバック、ブックマークをいただきました。ありがとうございます。 それらの中で、僕が最もショックを受けたのが、id:himaginaryさんのトラックバックでした。 mojimoji氏と「論争」しているBaatarism氏は、自ブログ、ならびにmojimoji氏ブログのコメント欄で、預金の受け入れ拒否と、それに伴う信用創造の阻害を心配している。だが、逆鞘が生じた金融機関は、むしろ、支出面よりも収入面で何とかしようとしてリスクの高い投資に走るのが古今東西の常である。そのあたりの話は、以前、クルーグマンが日の不況脱出法を論じた有名な論文で説明している。山形氏の邦訳から該当部分を抜き出すと でも銀行取り付け騒ぎがないなら、債務超過の可能性もあるような銀行はどう振る舞うと期待されるだろうか。貸し渋り、だろうか? 教科書的な答え(ちなみにこの答えは

    貸し渋りと貸し過ぎを分けるもの - Baatarismの溜息通信
  • 韓国とファニーメイ、フレディマックの意外な関係 - Baatarismの溜息通信

    The deepening woes at Fannie Mae and Freddie Mac, badly stretched central bank reserves and a losing battle to support the won are pushing South Korea towards a full-blown currency crisis this month, analysts have said. Heavy investment by the Korean Government in Fannie, Freddie and other US-related agency bonds has left a potentially huge liquidity problem - perhaps $50 billion (£27.4 billion) -

    韓国とファニーメイ、フレディマックの意外な関係 - Baatarismの溜息通信
  • 書評:中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす(遠藤 誉 著) - Baatarismの溜息通信

    中国動漫新人類 (NB online books) 作者: 遠藤誉出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/02/07メディア: 単行購入: 8人 クリック: 144回この商品を含むブログ (45件) を見る僕は元々、このの元となった日経BP Onlineの連載記事を愛読していたので、このはその連載内容をまとめたものなのだなあと思っていたのですが、その予想は良い意味で裏切られました。 ○日経BP Onlineの連載記事 中国"動漫"新人類:日経ビジネスオンライン 1980年代に中国の「改革開放」政策が始まったとき、「鉄腕アトム」が中国テレビで報道され、中国中の子供達が共産党教育とは全く違う世界に熱狂しました。その後、日漫画やアニメ(中国ではこれを「日動漫」と呼びます)は中国を席巻しましたが、その原動力となったのは日からの正規の輸出ではなく、著作権を無視した海賊版で

    書評:中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす(遠藤 誉 著) - Baatarismの溜息通信
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