日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で繰り返し放送される、スタジオジブリの名作「となりのトトロ」。草壁家が引っ越してきた通称「メイとサツキの家」は、瓦屋根の和式の平屋と、お父さん(草壁タツオ)が書斎にしている洋式の小屋がくっついた、ちょっと変わったつくりになっています。 「ジブリの立体建造物展」に展示中の、「メイとサツキの家」のミニチュア (C)Studio Ghibli この家を建築史的に捉えたとき、トトロの世界がぐっと面白くなる話が、7月10日から始まった「ジブリの立体建造物展」の記者会見で飛び出しました。監修・解説をつとめた建築史家・建築家の藤森照信さんによる公開トークでの一幕です。 建築史家・藤森照信さん(右)、聞き手のスタジオジブリ・青木貴之さん(左) 藤森さんいわく、メイとサツキの家は建築史観からすると「無意識的建築」と「意識的建築」との融合なのだそうです。 無意識的建築とは、長
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