借り物ではない、自分だけのマンガ関連のトピックを書いていきたいと思ってます。米沢元コミケ代表の告別式に向かうため、久しぶりの喪服を着て麻布十番へ。会場に着くとすでにかなりの数の参列者が。記帳をすませて焼香の列に並ぶ。コミケスタッフによる人の誘導ノウハウのすばらしさに改めて感動する。 しばらくすると読経の声が聞こえてくる。隣の人数人がコミケスタッフ(現役?)だった人らしく、当時の思い出話をずっとしている。ゆっくり小声ならいいのだが、早口のオタクしゃべりでだんだん声が大きくなってきた。「もうちょっとお静かに」と軽く注意すると「すみません」とおとなしくなった。落ち着かないんだろうな、と心中を察する。僕もそういう状況だったら、悪気はなくてもペラペラとしゃべってしまうかもしれない。 焼香までの長い間、ぼんやりと米沢さんのことについて考えていた。 僕はコミケに売り子で参加しているだけて米沢さんと