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ブックマーク / tukinoha.hatenablog.com (3)

  • 徳川綱吉の再評価について - tukinoha’s blog

    世の中のほとんどの人間は、馬鹿でもない代わりにさほど賢くもなく、独創的なこともしない代わりに独りよがりなこともしない、ということは我々が日々実感するところですが、こと歴史に関しては「名君/暗君」「文明/野蛮」「進歩/退嬰」の二分論で切り分けたくなるのもまた然り。専門の歴史学者もこうした二分論から完全に自由にはなっていないのですが、しかし、これはちょっと如何なものかと。 いま使われている歴史の教科書では聖徳太子の事績や実在に疑問がつけられたり、鎌倉幕府の成立が1192年ではなくなっている。「いいくに作ろう鎌倉幕府」は今や「いいはこ(1185年)作ろう鎌倉幕府」になっているのだ。 そして、教科書の変化で目に付くのは、人物評価の「上がった人」「下がった人」の明暗である (中略) 劇的に評価が上がったのが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉である。1988年版にはこうある。 〈生類憐みの令をだして犬や鳥

    徳川綱吉の再評価について - tukinoha’s blog
    takeishi
    takeishi 2013/04/15
    報道がああいう切り口になる原因に、権力者は恣意的に政策を決定して・それを国の末端まで反映させる力が有る、という固定概念が有るような。
  • エロゲという表現手段に対するひとつの答え:『ef - the latter tale.』について - tukinoha’s blog

    ef - the latter tale. 出版社/メーカー: minori発売日: 2008/05/30メディア: DVD購入: 7人 クリック: 157回この商品を含むブログ (45件) を見る5つの物語によって構成されたminoriの『ef - a fairy tale of the two.』。そのうちの第1・2章を収録した前編『ef - the first tale.』が発売されたのは一昨年の12月のことでした。 第1章では少年とふたりの少女との三角関係を、第2章ではその三角関係に敗れた少女が立ち直るまでの過程を、他に例を見ないストイックさで淡々と描くその作風に対しては、キャッチィな展開に慣れたユーザから少なからず「つまらない」「退屈だ」という批判の声が上がったことは事実です。しかし、主人公とヒロインという「1対1」の関係がハッピーエンドに至るまでの過程を描くことに力点を置いてき

    エロゲという表現手段に対するひとつの答え:『ef - the latter tale.』について - tukinoha’s blog
  • アニメにおける「携帯電話」の表現について - tukinoha’s blog

    アニメにおける基的な技法である「モンタージュ」は、しばしば遠く離れた2人をすぐ近くに存在するかのように描きます。『ガンダム』では1つの画面を2つに分割する技法が頻繁に用いられますが、これもモンタージュと同様に、離れた場所にいる2人が同じ場所で向かい合っているように見せかける技法であると言うことができるでしょう。 一方で、『ef - the latter tale.』のデモに見られるように、他者との対比や画面構成によって「近いようで遠い」距離感を表すことも、アニメは得意としています。 では、全然近くない、遠く離れた2人を描くにはどうすれば良いのでしょうか? 背景を変える、言葉を変える、服装を変える……理屈の上ではわかるのですが、どれも心情に訴えかける効果的な表現とは言いづらいような気がします。つまり、アニメというメディアは「近さ」と「微妙な遠さ」を描くことを得意としながらも、心理的あるいは

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