音楽・映像ソフト販売チェーン「HMVジャパン」(東京・港区)は21日、来年中にも東京・渋谷に再出店する方針を明らかにした。 HMVジャパンは今年8月、販売の伸び悩みでCD販売店「HMV渋谷」を閉店したが、今月に入って大手コンビニのローソンがHMVジャパンを買収した。ローソンは「HMVにとって象徴的な渋谷でブランドの再構築を図る」と再出発を目指す。 旧HMV渋谷は、英HMVの国内1号店として1990年に開店し、90年代には音楽文化の発信地として一時代を築いた。しかし、2000年代に入ってインターネット経由で楽曲をダウンロードできるサービスの台頭でCD販売が急減。閉店に追い込まれた。 新店舗ではライブを開けるイベントホールを設置するほか、アーティストと連携して編集したCDアルバムを制作・販売するなど新機軸も検討する。旧HMV渋谷の跡地には米カジュアルブランド「フォーエバー21」の出店が決まって
村上龍、村上春樹さんら多くの作家を輩出してきた講談社の文芸誌「群像」(1946年創刊)の電子版が、来春から配信される。純文学の文芸誌が電子化されるのは初めて。 大江健三郎さんの対談などを収めたプレ創刊号(無料)が19日からアップルのiPadやiPhone向けに配信されている。本創刊後は有料。印刷版も出し続ける。
兵庫県豊岡市日高町の三方保育園で18日、クリスマス会が行われ、手作りのトナカイの角を着けた“トナカイ牛”が訪れた。 トナカイにふんしたのは近くの農業水嶋芳彦さん(71)が飼育している体重約450キロの雌の但馬牛「きみ」(2歳)。2008年から同園を訪れていた母牛の「きみこ」から引き継いだ。 「きみ」は発泡スチロールで本物そっくりに作られた角と首に鈴をつけ、保護者がふんしたサンタクロースとともに訪問した。出迎えた園児約60人は「トナカイが来てくれた」と歓声を上げていた。
政府は13日、2011年度予算に向けて文部科学省が要望していた「小学1、2年の35人学級」の実現を見送る方針を固めた。 民主党は先の参院選公約で「少人数学級の推進」を掲げたが、教職員人件費の拡大に歯止めをかけることを優先する。 政府の「評価会議」(議長=玄葉国家戦略相)は11年度予算編成に先立つ「政策コンテスト」で、35人学級について、A〜Dの4段階評価で上から2番目のB判定を下していた。しかし、その後の政府内の調整で、35人学級の実現に必要な教職員の定数増(6300人増)をいったん認めれば、将来にわたり人件費が膨らむ要因となり、文教・科学振興費を減らしにくくなるとの見方が強まった。 35人学級を巡っては、文科省が「きめ細かい教育指導につながる」などの理由で、11年度から8年間で小・中学校を対象に段階的に実施するよう求めている。一方、財務省は「少人数化と学力向上の因果関係は必ずしもない」と
長野市議会の12月定例会の一般質問で、就職先の決まらない学生に対するアドバイスを求められた鷲沢正一市長が「一番大事なのは反省すること」などと述べた。 共産党市議団は16日、「市長として不適当」として発言の取り消しを求める申し入れ書を提出した。鷲沢市長は10日の答弁で、「就職活動をしたことがなく、私が答えるのは不適当」とした上で、「社会に文句を言っても何のプラスにもならない」「自ら反省することで、自分は何を求めているか、あらゆる手段を使ったか、いろんなコネを使ったかとか、そういうことがあると思う」と発言した。 同市議団は申し入れで、「就職は子供の責任ではない。若い世代にコネという言葉も適当ではない」と指摘したが、鷲沢市長は「反省することは大事。コネを使うのが何が悪いのか」として撤回しなかったという。
茨城県笠間市内で8月、トラックでひき逃げ事件を起こしたとして笠間署に出頭し、自動車運転過失傷害罪と道交法違反(ひき逃げ)に問われた同市内の男性被告(28)の公判が20日、水戸地裁であり、証人尋問で出廷した被告の知人男性(29)が「本当は自分が運転していた」と述べ、真犯人であると打ち明けた。 水戸地検が慎重に裏付け捜査を進めている。 起訴状では、被告は8月6日未明、同市内でトラックを運転中、女性(当時30歳)の軽乗用車と正面衝突し、相手に重傷を負わせたのに逃走した、とされた。 ところが、知人の証言によると、2人は前夜、栃木県内で酒を飲み、知人の運転で事故を起こした。被告は助手席にいたが、逃走後、「自分の車なので俺が出頭する」と持ち掛けると、知人も「拘置はそれほど長くないだろう。自分も逃げたい」と容認。被告が出頭し、逮捕されたという。
新潟県村上市岩船地区で19日、伝統の岩船大祭が行われ、彫刻などで豪華に装飾された「おしゃぎり」と呼ばれる山車9基が木やり歌にあわせて街中を練り歩いた。 祭神が石の船でこの地に来たという伝説に由来する石船(いわふね)神社の例祭。漁師町の1年を締めくくる祭りで、県無形民俗文化財に指定されている。 日が暮れ、ちょうちんをともした山車に観客は「大きくてきれい」。山車に載せられていた船の形をした漆塗りの「お船様」が20日未明に神社のある山頂まで担ぎ上げられ、祭りはクライマックスを迎えた。
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