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考え方とchikirinに関するtakeoriのブックマーク (7)

  • とある講演会の感想 - Chikirinの日記

    この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一

    とある講演会の感想 - Chikirinの日記
  • 明るい未来に向けて! - Chikirinの日記

    新年おめでとうございます! 2011年が始まりますねー。 バブル崩壊の1990年から1999年は“失われた10年”と呼ばれました。実際には、2000年から2009年も“失われたまま”過ぎてしまったと感じる人は多いでしょう。合わせて日は“失われた20年”を経験してきたといえます。 でも今年以降の見通しについて、ちきりんはかなり楽観的です。次の10年はバラ色とまではいいませんが、基的には明るい方向に進み始めそうと感じています。 <政治> 日の有権者は一昨年、2009年の9月に、1955年以来50年以上第一党であった自民党を“野党”に転落させました。代わって与党となった民主党の体たらくに失望している人も多いでしょうが、だからといって「自民党の時代を終わらせた」意義を過小評価する必要はありません。あの自民党の時代を終わらせられたのだから、民主党政権を終わらせるのなんて簡単なことです。 それよ

    明るい未来に向けて! - Chikirinの日記
  • 2010-12-14

    飲み会の支払いの際、たまたまAさんに持ち合わせがなく、同僚のBさんから千円借りました。 すぐ返すつもりが、多忙な日が続き、顔を会わせないまま1ヶ月が過ぎました。 期限も決めていないし催促もされなかったので、「忘れてるかな。今頃言い出すのもどうかな。たいした額じゃないし」と思っているうちに、そのままになってしまいました。 このことで、Aさんが得たのは「千円」、反対にAさんが失ったのが「信用」です。 ずっと先のある日、Aさんは起業をしました。 Aさんは仲間や出資を募っています。別の飲み会でそれが話題になった時、Bさんはふと昔のことを思い出して言いました。 「でもあいつ、ちょっとルーズな面もあるよね」と。 責める諷でもなく軽い調子のコメントで、実際Bさん自身、昔のことをそんなに気にしているわけではありません。気軽な“つぶやき”みたいなものです。 でもその場にいた、実は出資を検討していたCさんには

    2010-12-14
  • 人生の意義を支える、ふたつの構造 - Chikirinの日記

    前に赤木智弘さんと対談した時、「今の日社会では、仕事の有無が経済力だけでなく社会ステイタスや生き甲斐など他の要素にリンクしている」と言われていたのを思い出して、絵にしてみた。 土台に仕事があり、その仕事のおかげで経済力が得られる。反対にいえば、仕事を失うと経済力を失う。次に、仕事と経済力があるから「社会的に一人前」と認知され、社会的地位が認められて初めて結婚できる。すると最後に、自分には生きる意義がある、人生は楽しいと思える。つまり、仕事をベースとし、人生の有意義感を頂点とするピラミッド構造が存在する。 もし当にこういう構造だとすれば、仕事が得られないと他のなにも手に入らなくなり、「人生が詰んでいる」「生きている意味がない」みたいになる。正社員の解雇を簡単には許さないという(最高裁様がお示しの)社会規範も「仕事はすべての土台なのだから、そんな簡単に奪ってはならない」ってことかもしれない

    人生の意義を支える、ふたつの構造 - Chikirinの日記
  • ○○になる!  →  ◎◎をやる! - Chikirinの日記

    菅直人さんが余りにも存在感がなく大変そうなので、なんでかなーと考えてみたのだけど、やっぱり一番大きな理由は「総理大臣にはなりたかったけど、なった後にやりたいことは特に(考えて)なかった」という状態で、総理になっちゃったのが厳しかったんだろうなーと思います。 よく言われていることですが、野心に溢れた市民活動家にとって、「総理大臣になるぞ!」というのは、それほど大きなことだったのでしょう。 小泉元総理は、「総理大臣になって、郵政民営化をやりたい!」という気持ちに溢れていたし、 鳩山元総理も、「総理大臣になって、世界を友愛にしたい!」という理想をもっていました。 (話は逸れますが、鳩山兄弟はお金持ちすぎて、2人とも経済とかにはあまり興味がありません。一定レベルを超えたお金持ちって、環境とか、綺麗な心とか、みんな仲良くとか、そういうことにしか関心がもてないもんなのねー、とわかっておもしろかったです

    ○○になる!  →  ◎◎をやる! - Chikirinの日記
  • 尖閣ビデオ流出・もうひとつのナイスな意義 - Chikirinの日記

    尖閣諸島沖での巡視船と中国漁船の衝突ビデオが youtube に投稿され大騒ぎになっています。 これに関してちきりんが「これは大きな意味があるよね」と思ったのは、下記の話。 まずは 11月 5日の朝日新聞夕刊社会面( 12面)に載った記事の抜粋をご覧ください。 「ユーチューブ」には、無料の会員登録をすれば、誰でも簡単に動画を投稿できる。 会員登録するには、(1) Eメールアドレス (2) 住んでいる国や地域名 (3) 生年月日 (4) 性別-の4項目を入力する必要があるが、免許書やクレジットカードを使った人確認の手続きはなく、申告した生年月日や性別が当かどうかも確認されない。 Eメールアドレスも、いまではインターネット上で個人情報なしで簡単に取得できる。 まるで「 youtube の使い方の説明書」みたいな記事でしょ。この文章の後にも、利用規約の内容やサーバーがアメリカにあること、警察

    尖閣ビデオ流出・もうひとつのナイスな意義 - Chikirinの日記
  • 改正貸金業法について - Chikirinの日記

    一ヶ月ほど前、6月18日に「改正貸金業法」が完全施行されました。2006年の12月に成立した法律で、最も重要な、 (1)上限金利の引き下げ (2)総量規制の導入 の適用が始まったのです。 これにより貸し出しの上限金利は20%となり、それ以上の利子は無効で刑事罰の対象となります。さらに個人については、年収の3分の1まで(複数の会社から借りている場合は合算して)しか借りられなくなります。総量規制の趣旨は「返済能力を超える借金をさせてはいけない」ということです。 これ、ものすごい“子供扱いでおせっかい”な規制ですよね。「返済能力を超える借り入れをしてはいけない」なんて当たり前だし、そんなことをして困るのは借り手人です。貸し手だって、返済能力を超えて貸したら戻ってこないのだから、わざわざこんなことを法律で決めなくてもいいはずです。 ではなぜこんな規制が必要になったのでしょう? それは日では、“

    改正貸金業法について - Chikirinの日記
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