5月12日、台湾・鴻海精密工業の郭台銘会長、シャープ再建には人員削減が必要との見解示す。昨年12月撮影(2016年 ロイター/Aly Song) [東京/台北 12日 ロイター] - 台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長(会長)は、シャープ<6753.T>の再建には人員削減が必要になるとの見解を示した。同時に、賃金の引き上げやプロフィットシェアリング(利益分配)を実施する方針も表明した。 郭会長は12日夜、社員に充てた書簡の中で「シャープの事業体制を精査した結果、会社全体に存在する非効率性を踏まえると、残念ながら費用の削減なしに再建を実現することはできないことが明確となった。非常に悔やまれることではあるものの、費用削減にはシャープ従業員の削減を伴う必要がある」と語った。ロイターは同書簡を確認した。
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