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ブックマーク / densyodamasii.com (9)

  • テキストエディタ「mi」用「電書協EPUB用XHTML」モード

    緊デジで採用されている電書協EPUB3制作ガイドはあらかじめ必要と思われるプロパティ要素をほぼ全てCSSでclass名として規定しておき、それを選択するだけで基的なEPUB3の制作ができるように考えられたフレームワークですが、これは使用者の側が規定されたclass名を記憶しておかなかればならないことを意味します。正直電書協EPUB3制作ガイドの厖大なプロパティ要素を全て記憶しておくことは至難の業で、緊デジでのEPUB3制作では結局毎回CSSを開いて既定されている値を検索する必要がありました。 これでは時間もかかる上に、電書協EPUB3制作ガイドの規定プロパティを活かしきることはできません。 そこで、Mac用テキストエディタ「mi」(旧名ミミカキエディット)の「モード」機能を利用し、デフォルトで選択できる「HTML」モードをもとに電書協EPUB3制作ガイド(緊デジリフローテンプレート)で規

    テキストエディタ「mi」用「電書協EPUB用XHTML」モード
    takeori
    takeori 2014/06/06
  • 「電書ラボEPUB制作仕様」について

    先日公開されたグループ「電書ラボ」のWebページにて、「電書ラボEPUB制作仕様」が公開されました。 「電書ラボEPUB制作仕様」に関する基的な概要は電書ラボサイトの紹介文を見ていただくとして、作成に関与した者として、ここではもう少し突っ込んでこの仕様の性格と狙いを書いておこうと思います。 電書協ガイドのサブセット まず、この仕様は電書協ガイドのサブセットとして作成したものです。「電書協EPUB 3 制作ガイド」(以下電書協ガイド)およびそのサブセットについての解説は、先日ITmediaに掲載された@lost_and_found氏の記事が参考になるでしょう。 多少補足をしておくとすれば、電書協ガイドおよびそのサブセットは「量産ラインのためのもの」であるという点です。今後、出版社ベースの電子書籍の制作は大きく分けて「紙の書籍の内容をほぼそのまま電子化するもの」と、「デザイナーが関与して企画

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    takeori 2014/05/28
  • EPUB3の実ページリンクを試してみた

    リフロー型電子書籍における「ページ」は、利用者がドキュメントを開いた際にデバイスの画面サイズや設定された文字のサイズに応じて自動生成されるもので、紙のにおける「ページ」のように、固定されたものではありません(従って「○○ページ参照」というような記述が使えないわけです)。ただ、EPUB3には実は元の紙ののページを記述しておく仕様も定義されており、これは教育系コンテンツでのニーズから出たもののようです。 まあわかりやすいところで言えば、「教科書の○○ページを開いてください」と先生が言って授業を進める場合に必要になるといったところでしょうか。将来的にはこれは先生と生徒の間でのコンテンツ表示箇所の同期などによって解決されていくのかもしれませんが、当面は紙の教科書との併用も視野に入れなければならず、現状では元の紙ののページの情報をEPUB内にも記述しておく必要があるというのは理解できるところで

    EPUB3の実ページリンクを試してみた
    takeori
    takeori 2014/05/02
  • 電書魂

    EPUB制作時の校正用PDF生成目的でVivliostyle Viewerをローカルマシン内にサーバ起動する形で使ってきたのですが(参考)、先日ブラウザからのPDF出力で白紙ページが大量に入ってしまうChromeのバグを踏んでしまい、いい機会だったのでVivliostyle開発者の村上(@MurakamiShinyu)さんに助言をいただいて、上記参考先のコードを書いたときにはまだ無かったローカル環境向けのVivliostyle CLIに切り替えましたのでメモを残しておきます。環境はmacOS13.6です。

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    takeori 2013/12/05
  • ビューア別EPUB表示テスト

    「電書協EPUB3制作ガイド」の登場により、ごく基的なレイアウト表現については各ビューアでほぼ同一の表示を得られるようになってきましたが、電書協EPUB3制作ガイドで定義されていないプロパティや、定義されているものでも一部の技術的な対応の難しいプロパティでは、まだ各ビューア間で対応状況に差があるのが実情です。 このため、現在EPUBで少し凝った表現をしようとすると、「まずテストして目的のビューアできちんとした表示が得られるかどうかを確認する」というプロセスが必要になり、ビューアの種類が多いこともあってかなりの手間がかかります。 そこで、この作業を少しでも楽にするため、該当するプロパティをピックアップし、表示テストを行いました。 テストが可能なのは外部EPUBファイルの読み込みに対応しているビューアに限られること、手元にあるテスト機が全環境を網羅しているわけでないことなどから完全なテストに

    ビューア別EPUB表示テスト
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    takeori 2013/08/29
  • EPUB用IVS/サロゲートペア文字チェッカーを作ってみた

    前回のエントリで書かせていただいた通り、現状IVS/サロゲートペア文字はビューアの表示でトラブルになるケースが多いため、EPUB3データの中にIVS/サロゲートペア文字が混入していないかどうかチェックするためのチェッカーを作ってみました。また、三分スペース(THREE-PER-EM SPACE/U+2004)などのJIS X0213に符号位置割り当てのないスペース文字が一部のリーディングシステムで文字化けするとのお話がありましたので、こちらのチェックもできるようにいたしました(ある方よりご要望をいただいたため機能を追加しました)。 引数としてEPUBファイルのパスを与えてやると内容をチェックしてログを出力するだけの簡単なものですが、制作の役に立てていただければ幸いです。 Mac、Winともに使用することは可能ですが、環境によってはモジュールの追加インストールが必要になるかも知れません。私の

    EPUB用IVS/サロゲートペア文字チェッカーを作ってみた
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    takeori 2013/06/12
  • EPUB3ビューアのIVS・サロゲートペア対応状況in2013年4月 | 電書魂

    前回のエントリで予告させていただいたように、各EPUB3ビューアのUnicode IVS・サロゲートペア文字対応の最新状況をチェックしてみました。外部からのEPUB3の取り込みをサポートしていないビューアもありますので完全とはいきませんが、ある程度の参考にはなるのではないかと思います。なお、チェックしたのはこのあたりを参考にしてサロゲートペア303文字、前回のmonokanoさん、NAOIさんの資料を参考にしたIVS文字127文字(Windows8でIVS対応した文字)です。IVS文字、サロゲートペア文字ともにこのテストの文字が全てではありませんので、あらかじめご了承ください。 各ビューアの画面スクリーンショットを収めたPDF資料をダウンロードできるようにしておきましたので、適宜ご参照いただきながらお読みいただければと思います。また、テストに使用したepubデータも同じくダウンロードできる

    takeori
    takeori 2013/04/19
  • 電子書籍と「価格」について | 電書魂

    早いもので、このブログも3月末で開始後一年を迎えます。面倒くさがり屋の私が、ひとつのテーマで一年もブログを続けられたのは、読者の方々および、多くの助言をいただいた電子書籍関係者の皆様のおかげと思っております。 昨年の今頃には、緊デジ事業開始の説明会に参加する準備をしながら、それでもまだ電子書籍当に普及に向かうのか一抹の不安は隠せませんでした。そして当時はここまでどっぷりと緊デジ事業に関わることになろうとは思ってもおりませんでした(笑)。 さて、今回は約一周年ということで、昨今何かと話題の「電子書籍の価格」について少し考えてみたいと思います。電子書籍の価格が「紙書籍に対して高いか安いか」というような論説はすでにすでにあちこちで語られています。ただ、これについては出版社の主張する「正当な価格」と、消費者の期待する「望まれる価格」の間に、依然としてかなりの落差がありそうに見受けられるのも事

    takeori
    takeori 2013/03/16
  • OPFパッケージファイル生成アプリ(緊デジ用)を公開します | 電書魂

    EPUB3をゼロからハンドコーディングで制作するにあたって比較的敷居が高いと思われるのが、パッケージファイル(opfファイル)の作成です。すでにご存じの方も多いかと思いますが、EPUB3はおおざっぱに言ってWebの標準技術であるXHTMLHTML5)とCSSを用いて制作したドキュメントをZIP形式で圧縮したものですが、含まれる画像やXHTML文書などの各種ファイルはパッケージファイルに所定の形式で記載しておく必要があります。また、ページの並び順や綴じ方向、出版社名や著者名などの各種書誌情報も全てパッケージファイルに記述しておかなければなりません。 先日発表された電書協EPUB3制作ガイドでもこのパッケージファイルの記述方法はきちんと規定されており、このガイドの仕様を採用した緊デジでのリフロー型EPUB3制作でも、当然きっちりと規定通りにパッケージファイルを記述する必要があると思われます。

    takeori
    takeori 2013/01/16
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