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  • アマゾンの華麗なる復活とこれから :投資十八番 

    先日紹介した「電子書籍の衝撃(レビュー)」では、電子書籍市場におけるアマゾンとアップルの熾烈な競争について多くが割かれていました。この市場での勝者がどちらになるか予想できませんが、「書籍」がホームグラウンドであるアマゾンにとっては負けられない戦いでしょう。 アップルについては「アップルの驚異的な収益構造の変化」という記事でiPhoneの登場によって収益構造が大きく変わったことを紹介しました。今回は、アマゾンについて財務分析を行います。 #売上規模 アップルだと規模が大きすぎるのでグーグルと比較してみました。グーグルは上場来急速に売上を伸ばし、2007年に初めてアマゾンの売上高を抜きました(Amazon:14,835、Google:16,593)。しかし、2009年にはアマゾンがグーグルを追い抜き返しています(Amazon:24,509、Google:23,650)。 両社ともに売上高を

    takeori
    takeori 2012/06/26
  • 勉強を継続させる5つのコツ :投資十八番 

    学生時代には学生なりの、社会人には社会人なりの勉強法があります。学生時代には使い切れないほどの時間があるので、多少時間をロスしても問題はありません。しかし、社会人はそうもいきません。私は、時間が貴重な資源であると気づいたのは就職してしばらく経ってからです。その上、社会人になっても「勉強」からは開放されないどころか、学ばなければならないことは増える一方です。 私の回りには、幸いなことに勉強方法について参考にすべき素晴らしい知人がたくさんいます。勉強方法をお互いに参考にし合ったり、または優れたからも勉強手法を取り入れ、そして自分なりに実践する中で試行錯誤を経て、私なりの「勉強の型」ができました。方法は人それぞれだと思います。その上で、私の勉強を紹介します。 1 何を勉強し、いつまでに達成するか 難易度がそう高くなく、少しの勉強で目的が達せられるのであれば、特に対策は必要ないと思います。し

    takeori
    takeori 2012/01/16
  • 実践して分かった「時間管理」の効用 :投資十八番 

    去年は、今まで以上に時間の効率的かつ効果的な使い方を模索し続けた一年でした。 今年はそれをさらに向上させ定着させることを目標とします。 考えてみれば、時間の使い方は私を含めて20代〜30代といった若年層にとって重要です。なぜなら、この世代のほとんどの人々にとって時間は唯一の資だから。有効活用できれば将来の収穫の糧となる時間という資は、若いほど多く持っています。自分なりの時間管理法を早めに身に付けることの効用は計り知れないです。方法は人それぞれで合ったものを模索するべきなんでしょうが、基は同じだと思うので私が実践している方法を紹介します。

  • 日経新聞電子版はスクラップ化が楽でいい :投資十八番 

    経済新聞(紙版)を解約しました。合わせて日経済新聞(電子版)を購読し始めました。 以前、日経新聞電子版は「買い」か? の中で、電子版の購入はパスすると書きましたが、その後日経新聞がiPhoneに対応するようになったため状況が変わりました。もはや紙新聞は必要ありません。 変わったのはスクラップ化の流れもそうです。日経電子版によってスクラップ化がずいぶん楽になりました。

  • 投資十八番-投資家視点で世界を見つめるブログ

    長期的視点で資産運用を♪ 〜 投資資産運用についてつらつらと....新聞やテレビ報道を見ていると現在の状況は1929年の大恐慌に匹敵する可能性があると指摘しているものまで出てきました。確かに今回の暴落の要因を考えてみると金融部門の構造的問題が絡んでいるという点で8年前のITバブル崩壊とは全く違うように感じます。 また、日の平成バブルと比べるにしても、こちらは極東で一人勝手に浮かれて膨張した資産バブルが当然に破裂しただけのような気がしますので、現在のように欧、米、新興国、日で同時に起こっている資産価値の下落を説明するには役不足なのかもしれません。そうなると1929年に起こった世界大恐慌にしか範を求めることが出来なかった、ということなんでしょうか。 私は1929年といわれてもシックリきませんし、当時と現在の状況を比較し、しかもそれに匹敵する可能性があるというのはさすがにかなり違和

  • 私的おすすめ本のまとめ[投資、マネー編]:投資十八番

    私はこれまで数えきれないほどの投資関連を読んできました。 最近ではあまりこのジャンルのを読まなくなりましたが、それはすでに十分な知識を多くのすぐれた書籍で吸収したと思っているからです。 そこで、個人的に、投資資産運用を行う人にこれだけは読んでおいてほしいと思うオススメのをいくつか紹介いたします。 ■ 新 賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム ジェイソン・ツバイク) [レビュー] ウォーレン・バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムが著した古典的名著。 投資家が心がけるべきことやさまざまな基礎的な投資手法を紹介している。書をバリュー投資の手法のみを紹介したものであると捉えてほしくない。著者の意図するところはもっと大きい。 ■ マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール(マックス・ギュンター) 書は「スイスの銀行界や投機筋の仲間うちで暗黙のうちに了解され

  • 無料で行う家計収支管理で無駄を省く方法  :投資十八番 

    無駄な支出を減らすには、何にどれほど使っているかを把握することが不可欠です。 そして、家計の収支改善は継続することで効果が増すのです。私は、これを無理なく、楽しく継続するにはどうしたら良いかを数年前から模索し続け、その手法は徐々に進化して今に至っています。 私は収支管理を行うのに有料ソフトを使うのがなんとなく嫌だったので「無料」にこだわっています。具体的な方法を以下で紹介します。 支出には、現金によるものと口座引落としやカードによるものとがあります。私は現金支出についてはGoogle Docs、現金以外の支出や資産管理はMoneyLookを活用しています。 まず、現金支出の管理から話を進めていきます。 現金支出:Google Docs&iPhoneを使う 一言でいうと、Google Docsを使って支出管理ツールを作成し、日々入力するだけです。作成方法は携帯とGoogle Doc

  • 投資を学ぶための4つのステップ | 投資十八番 

    アメリカのサイトで「Learn to Invest in 2010: 4 Steps to Educating Yourself」というのが目に止まりました。 投資の初心者向けに書かれたものですが、日投資家にも参考になる部分があるので紹介します。 ○ よいものを読む(Read Good Stuff) 何かを学ぼうとするときは、よいものを読まなければならない。これは投資も同様だ。 いくつかの良書を読み、いくつかの良質のブログを読み、そしてあなたにとって最も適切な情報を見つけよう。 ファーストステップとしてこれは重要です。 どんなことでもそうですが情報ソースは単に多ければいいというものではなく、よいもの(Good Stuff)を選別していかなければならないです。 読むべきとして挙げられていたもののうち、邦訳版がでていて、かつ私も実際に読んだものは以下の4つです。 ・ピーター・リ

  • 将来後悔する前に資産形成を行うべき理由 :投資十八番 

    家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)が目に入ったので読んでいました。そこにこんな項目がありました。 A:あなたのご家庭では、老後の生活費として、毎月最低どれくらい必要と思いますか。→Q:26万円 A:老後の生活資金として、主に家計を支えている方の年金支給時に準備しておけばよい貯蓄残高は、最低どれくらいだとお考えですか。→Q:1,971万円 この調査は、広く20代から70代以上までの8,000世帯を対象としたもので、その平均値が上記の回答です。ところが、少し計算してみればわかることですが、今の若い世代はこの貯蓄額では老後はとても厳しいものになることが明らかです。 社会保障審議会年金部会(第15回)によると、平成21年度に65歳になった夫婦ふたりのモデル世帯(厚生年金+基礎年金)で月額22.3万円の年金を受給しています。これは同年の現役世代の平均賃金(35.8万円)の62

  • お金について心得えておくべき5つのこと :投資十八番 

    お金とどうやって付き合っていくか、というのは重要な問題です。多くの関連書籍が出回っていて参考になりますが、まず抑えておくべきは資産運用法といった小手先のテクニックではなく、もっと大きなプロットだと私は思っています。 Everything You Ever Really Needed to Know About Personal Finance on the Back of Five Business Cards(the simple dollar) にお金との付き合い方のプロットとしてわかりやすい絵図がありますので、引用しつつどういうことなのか紹介します。

  • お金のセンスを磨く方法 :投資十八番 

    税金や年金の話を新聞やニュースで見ない日はありません。「お金」にかかわることを考えるのは愉快なことではないですが、知らなければならないことです。 税金といっても、一般のサラリーパーソンやフリーランスの個人事業者であれば、それほど難解な知識を必要としません。年金も同じこと。つまり、税金や年金の知識は、誰でも効果的に学べば身につきますので恐れるに足らずです。こうした知識を取得すべき理由は「知らないと損をする」ことがあるからです。 私は、お金とうまく付き合っていくために、こうした知識よりも重要なのが「センス」だと考えています。これも訓練することで身に付きます。 ・収入金額と手取り額 年間(月間)の収入金額はどれくらいかを考える際に、手取り額が思い浮かぶ人は注意した方がいいかもしれません。手取り額は、給与所得者であれば給から税金や社保が差し引かれたものです。自動的に差っ引かれているとはいえ

  • ドラッカー流セルフマネジメント法 :投資十八番 

    ドラッカーはいいます。一流の仕事をするには、まず自己の強みを知ること。そして、仕事の仕方を知り、学び方を知る。価値観を知る。自己を知ることで、得るべき所がわかり、なすべき貢献が明確になる、と。 これは、エッセンスが凝縮されたドラッカー論文集で紹介したHBR6月号に掲載されていた1999年発表の論文「自己探求の時代」の要約です。もう少し詳しく紹介してみましょう。 自己の強みは何かを知る 自己の強みを知るには、フィードバック分析しかない。すなわち、なすべきことを決めたり、始めたりしたならば、具体的に書き留めて置くのである。そして、九ヶ月後、一年後に、その期待と実際の結果を照らし合わせなければならない。私自身、これを五〇年続けており、そのたびに驚いている。 自己について知るうえで、最も重要なのは強みを知ることだとドラッカーはいいます。強みを知るには、自分が行ってきた実績や行えなかったことを記

  • 若い人が本気で資産形成を図らなければならない理由 :投資十八番 

    先日内閣府より公表された「高齢社会白書」に面白いデータが掲載されていました(資料的に面白いですが愉快な内容ではない)。 中位仮定値で将来の人口構成がどのようになっているかを予測したものです。 すでに日の人口は減少してますが、格的に人口が急降下していくのは2015〜2020年くらいからです。フリーフォールに乗ると、ゴンドラが頂上に達したら、落下前に一瞬だけ止まります。現在はそんな感じですね。 で、中位予測では今から45年後には3700万人減の8993万人程度になる見込みとなっています。年代別人口比率が変わらずに全体が減少するならまだいいのですが、問題は老人ばっかり増えて子どもや生産年齢人口が大幅に減ることです。 同白書に、高齢世代人口と生産年齢人口の比率の予測値を一覧にしたものがあったので引用します。 45年後の日は、65歳以上の高齢者を1.3人の生産年齢層で支えていかなければな

  • 詐欺とペテンの大百科 :投資十八番 

    詐欺とペテンの大百科が面白い。 書名の通り、古今のありとあらゆる詐欺やペテン事例(加えて、悪ふざけ、ホラ、作り話、でっち上げ、贋作、偽造品等々)を集めまくっています。大百科の名にふさわしく、総560ページ、掲載事例はおよそ1000件くらいはあるのではないでしょうか(正確な数は数えられない)。騙し騙されの陰な話ばかりではなく、思わず笑ってしまういたずらや悪ふざけも多く収録されています。一つのストーリーが長くても2〜3ページしかないので、どこからでも読める気軽さがいいです。純粋に読み物として面白いことは言うまでもないですが、読者は、詐欺やペテンというものの質が何なのかについて嫌でもわかってしまいます。 著者が断じるこの指摘が正しいことは明らかです。なぜなら、時代の今昔を問わず手口の基形は変わっていないからです。ねずみ講しかり。美人局しかり。トランプ詐欺しかり。投資詐欺しかりです。何度も

  • アップルの驚異的な収益構造の変化 :投資十八番 

    2009年の売上高は429億ドル(3兆9000億円)で、この2年で73%伸びています。この間、収益構造上大きく変わったのはiPhoneが登場したことです。 2007年6月にアメリカで初代iPhoneが発売されてからまだ3年にもならないのですが、すでにアップル社の収益の柱になっています。2009年のiPhone関連売上高はiPodを大きく上回る130億ドル超に成長し、総売上の30%を占めています。 今期2010年にはMacの売上高を超えてアップルの稼ぎ頭になるのはほぼ間違いないでしょう。 iPodは今でも80億ドルを超える巨大な製品ですが売上は徐々に減少しています。同社は、まだiPodが好調な時期にiPhoneを投入し、わずか2年でiPodを超えるモンスターを生み出したのです。そして、今月には「iPad」という新製品の予約受付が開始されました。製品サイクルを見抜き、革新的な製品を次々に

  • ソフトバンクの貧弱な通信インフラ設備投資 | 投資十八番 

    ※ARPU・・・Average Revenue Per User:契約者1人当たりの平均収入。(単位:円) 一人当たりの通信料金はDocomoとKDDIがほぼ同じで、SBは両社と比較して1,000円以上低い水準です。SBが値下げ競争を仕掛けたおかげで他の2社も追随せざるを得ない状況に追い込まれました。ユーザーとしては安いに越したことはありません。SBの携帯事業参入によって間接的に全ての携帯電話ユーザーが恩恵を受けたといえるでしょうね。 このARPUの推移から各社の戦略を推測するに、 SB・・・スマートフォンを核としてデータ通信で生き残っていく戦略。 KDDI・・・音声ARPUが逓減して行く中、スマートフォン投入の出遅れでデータ通信も低調。戦略不明瞭。 Docomo・・・現状ではSBとKDDIの中間。ただ、同社社長が第3四半期決算会見で「何としてもパケットARPUを上げ、2011年

  • iPhone買ってちょっとだけ変わったこと | 投資十八番 

    昨年末にiPhone買ってから1ヶ月が経ちました。 正直、まだ使いこなせていないです。でも、この短い期間でもiPhoneの凄さは実感しています。そして、ウェブとの関わり方が、少しだけ今までと変わりました。 ○ Google Readerの重要性が増した。 普段チェックしているブログやニュースサイトは、これまでライブドアリーダーをメインに使ってきました。ところが、iPhoneを買ってからGoogle Readerにその地位を譲ることになりました。理由は「RSS Flash g」というアプリが凄いから。 普段、ブログやニュースなど約150サイトくらいを巡回してました。もちろん今まではパソコンで閲覧していたので仕事が忙しい時とかパソコン立ち上げる暇がなければ未読が溜まることも多かったです。しかし、RSS Flash gでは、Google Readerで登録したフィードで未読のみを閲覧する機

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