タグ

ブックマーク / akihitok.typepad.jp (6)

  • 世界を「デグレード」して見るという発想

    僕は「逆転の発想」というヤツが大好きなんですが、これもまさしく逆転の発想と言えるでしょう。最近は拡張現実(AR)なんてことで、世界を「アップグレード」して見るというアイデアが流行していますが、これはむしろ「デグレード」してしまおうというアプリです: ■ AsciiLife Neomobili さんという方が開発された、セカイカメラ型のアプリケーション。しかし世界に何かを付け加えるのではなく、「アスキーライフ」という名前の通り、カメラを通して見た世界がアスキーアート(AA)にデグレードされてしまいます。例えば美しい花も、ご覧の通り: さらに映像も公開されています: 某巨大掲示板にも「職人」などと呼ばれる人々がいて、どんな画像でもAA化してしまいますが、このツールさえあれば誰でもAA職人になれそうです。あるいは映画『マトリックス』の気分が味わえるかも? ……などという冗談はさておき、こうした発

    世界を「デグレード」して見るという発想
  • 就活生のためのTwitter活用法

    ふとタイトルが頭に浮かんだので、勢いで書いてみた。後悔はしていない。……という能書きはさておき、就職活動の中で Twitter をどう活用できるのか、ちらっと考えてみました。以下、6つの点にまとめます: 1. 企業の公式アカウントをフォローする これは基中の基ですね。就活中なら当然企業情報をチェックしていると思いますが、その情報源の1つとして、企業の公式 Twitter アカウントが役に立ちます。最近の Twitter ブームで、意外な企業も公式アカウントを設置していたりしますので、各所でまとめられている「企業アカウント一覧」のようなリストを参照してみて下さい。例えば: ■ ITmedia Twitter | ITmedia News 企業によっては、RSS的にプレスリリース(のリンク)を流すだけでなく、担当者の個人的なつぶやきが入るところもあります。そういった企業の場合は、公式アカウ

  • 逢坂議員の「Twitter 炎上」の件

    現在進行形の話ですが少しだけ。日初の「Twitter 議員」の一人として有名な、民主党の逢坂誠二さん(@seiji_ohsaka)が Twitter 上で発したこんな一言が波紋を呼んでいます: 昨日、総理が決まり組閣。現在、副大臣や政務官の人選中。明日の会議で、常任委員長が決まる。徐々に政権の体制が決まりつつある。今後、具体的に政策が動き出し行きます。こんな中で、もう既に「公約破り」とか非難の声があるが、ちょっと気が早すぎるかも。政権スタート後、まだ2日目です。 (オリジナルのURL) 詳しい説明はありませんが(現時点でこの後に投稿なし)、この中で指摘されている「公約破りとかいう非難の声」とは、以下の問題のようです: ■ 新聞が書かない民主党の「公約破り」 (山口一臣の「ダメだめ編集長日記」) ■ 非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆 (週刊 上杉隆|ダイヤモンド・オン

  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

    POLAR BEAR BLOG
  • レシートから世界を感じる、というデザイン

    もともとはCO2削減のためのアイデアだそうですが、こんなレシートがあったらちょっと楽しいかもしれません。ロンドン在住のグラフィックデザイナー、James Reynolds さんによる作品(via swissmiss): ■ Far Foods 日でも個々の商品にカーボンフットプリントをつけようという動きがありますが(追記:フードマイレージでした。p_g_さんご指摘ありがとうございますー)、それを楽しい形で実現しようという発想です。例えばイギリスのスーパー、Sainsbury's のレシートがこんな風に…… 「リンゴ(アルゼンチン、6,866マイル)」「にんじん(イスラエル、2,187マイル)」などなど、個々の商品がどこから来たか、どのくらいの距離を移動してきたかが示されています。で、レシートの終わりには原産国のまとめと、移動距離の合計、さらにCO2排出量の合計が掲載されている、と。 日

    レシートから世界を感じる、というデザイン
  • 「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件

    昨夜のNHKの番組『日の、これから』、テーマは「テレビの、これから」でした。既にシロクマの方で感想を書いたのですが、長くなってしまったので削った部分をこちらで改めて。 NHKの関係者だけでなく、民放各局のプロデューサー・ディレクター、さらには糸井重里さんや夏野剛さん(ドワンゴ取締役)などを招き、一般人代表も含めて討論するという形式で行われた「テレビの、これから」。若干議論が分散してしまい、面白いポイントが深まらなかった感もあるのですが、民放でありがちな「ネット不審論」に終わらない意欲的な番組だったと思います。ちなみにテレビ関係側の参加者は以下の通り(公式ページ上でも確認できるのですが、パーマリンクではないですので念のため転載しておきます): 【スタジオ生出演】(敬称略) 民放連会長 広瀬 道貞 ジャーナリスト 嶌 信彦 コピーライター 糸井 重里 慶應義塾大学特別招聘教授・ドワンゴ取締役

    「テレビの、これから」の中でテレビ関係者側にノスタルジーを感じた件
  • 1