シャロン・テート役のマーゴット・ロビー&ブルース・リー役のマイク・モー クエンティン・タランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が好評だ。レオナルド・ディカプリオ演じる架空のキャラクター、リック・ダルトンが『大脱走』(1963)の主演候補に挙がっていたとか、リックのスタントマンで、やはり架空の人物クリフ・ブース(ブラッド・ピット)がブルース・リーと撮影現場で対決するとか、映画ファンの心をくすぐる要素がたっぷりあるのだから、当然だろう。だが、さすがタランティーノとあって、うっかり見逃してしまうところにもお宝はたくさん隠されている。そのいくつかを見てみよう。(Yuki Saruwatari/猿渡由紀) 【本編映像】かわいい…ブラピの肩で泣くレオ様 今作の舞台は、1969年の2月から8月。映画には、細かいところまで、いかにもその頃を感じさせる要素がちりばめられている