日本軍とまったく同じ、日本企業の“敗戦理由”:情報マネージャとSEのための「今週の1冊」(100) 「日本軍はミッドウェー海戦では戦力総数で米軍に勝ることに『成功』し、島の爆撃にも『成功』しています。ところが、戦史が教えるように目標達成につながらない勝利であり、劣勢の米軍は目標達成につながる勝利だけをつかみ取り、戦局を逆転させているのです」。「米軍を抑止する効果のない17もの島に上陸占拠した日本軍は、目標達成につながらない勝利を集めており、大局的な戦略を持っていなかったと判断できます」。「いかに優れた戦術で勝利を生み出しても、最終目標を達成することに結び付かなければ意味はありません」。「戦略とは、いかに『目標達成につながる勝利』を選ぶかを考えること。日本人は戦略と戦術を混同しやすいが、戦術で勝利しても、最終的な勝利には結び付かない」のです――。 本書「『超』入門 失敗の本質」は、「日本が約
![日本軍とまったく同じ、日本企業の“敗戦理由”](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdea1c638ed411ea10f54d339113c9f9378ec734/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fim%2Farticles%2F1207%2F31%2Fr1301a.jpg)