ブックマーク / www.satonao.com (21)

  • www.さとなお.com(さなメモ): アニサキスにあたって、一生ほとんどの魚が食べられなくなった話

    ※今後、この記事のアップデート版はnoteに書いていきます※ ※最新版は、こちら(note)をご覧ください。よろしくです※ 少しポジティブになってきたので、書いてみたいと思います。 ここ1ヶ月半で経験したことを。イヤ、経験してしまったことを。 怖いですよ、アニサキス。 これから書くのは「誰でもなる可能性がある」リスクのお話です。 「あ〜、アニサキスってアレね、サバとかイカとかサーモンにいる寄生虫ね。それが生きたまま胃や腸に入ると、胃壁とかい破られて強烈な腹痛に悶絶するヤツでしょ、友達にもいるわ〜、それに気をつけろってことね」 違います。 それも怖いけど、それはいわゆる「アニサキス症」。 内視鏡でアニサキスを掴み出せば治るし、数日我慢すればアニサキスも死んじゃいます。 ボクがいまからするのは、「アニサキス・アレルギー」による「アナフィラキシー・ショック」のお話。 死にかける上に、一生治らな

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    takerunba 2018/05/09
  • www.さとなお.com(さなメモ): きっと、「もてなし」って、会っている間の接客をさすのではない

    江戸時代の大老・井伊直弼は、毀誉褒貶の激しい人物だが、ボクは尊敬に近い念をもっている。 彼が茶の湯について語った、こんな言葉に出会って以来、ずっとである。 余情残心。一期一会。独座観念。 一期一会、は、有名だよね。 原文はちょっと難しいので、超訳を先に上げてみる。 ぜひ、読んでみてください。 茶席が終わり、主客ともに名残惜しく別れの挨拶を済ませ、客が露地にでたならば、もう声高に話さず、亭主は客が見えなくなるまで静かに見送るものである。 すぐ中潜り、猿戸、その外戸障子などを閉めてしまうのはよくない。今日の饗応が台無しになってしまう。 客が帰って行く姿が見えなくなっても、片づけを急いではならない。 心静かに茶席に戻り、炉の前に独り座って、「もうちょっと話がしたかったな、今頃はどの辺まで帰られただろう」などと思いながら、今日の一期一会はもう二度と再び巡り来ぬことを観念する。独りでお茶を点てて一服

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    takerunba 2017/03/19
  • www.さとなお.com(さなメモ): 南仏旅行2013 その2「カルカッソンヌ〜ラグラース ドラクエ世界と不思議な夜」

    昨日も盛りだくさんだった。 ・カルカッソンヌがリアル・ドラゴンクエストすぎて笑った ・カスレがまたしてもうまかった ・小さな村ラグラースでの静かな時間 ・ラングドック奥地の無名な村の不思議な夜のこと どれもこれも長ーく書けるくらい楽しい思い出だけど、備忘録的に簡単に。 まず、中世がそのまま残っている城塞都市カルカッソンヌ。 まぁ検索すればその偉容&異様さはわかるんだけど、マジでドラクエの世界だった。中世の香りがする街はヨーロッパにはたくさんあるけど、その中でもトップクラスだなぁ。 たとえば新婚旅行のときに訪れた(あぁもう20年近く前だ)イギリスはコッツウォルズのカッスル・クームなんて、中世そのものではあった。それに比べるとカルカッソンヌは土産物屋だらけだし現代風カフェもあったりするし、なんだか不徹底な感じなのだけど、それらを差し引いても中世そのものすぎる。 というか、頭の中のBGMは完全に

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    takerunba 2013/09/08
  • www.さとなお.com(さなメモ): まだまだ食べます! 台湾! (台湾2日目)

    台湾2日目。朝からめっちゃ暑い。 い意地がはってるメンバーが集まったので、朝から3軒ハシゴw まずは定番の「阜杭豆漿」。台湾に来るたびに来ている店。もう5回目だ。 日曜ということもあり120人待ち(!)だったが、20〜30分ほど待つだけで済んだ。鹹豆漿(シェンドージャン)、やっぱうますぎ! 温かくて甘い(砂糖入り)の豆乳もうまいし、蛋(薄卵焼き)も焼油條(パンで油條を挟む)もうまい。新しく改装した後、ちょっと味が落ちた印象の時もあったけど、やっぱり最高にうまい朝。お腹いっぱいになってひとり150円くらいの朝。 2軒目は土日は9時から開いている「鼎泰豐店」。 10時からだと思い込んでいたけど、とりあえず永康街を散歩して待とうと行ってみて良かった。ここは3回目かな。当たり前すぎる観光地だけど、現地の人も「結局やっぱり鼎泰豐がうまい」と言っているし、同行の松尾たいこさんが行ったことな

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    takerunba 2012/05/14
    台湾は本当になんでもうまいし、安い。しかも近いし、言葉の壁も低い。ああ、また行きたい。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 山羊のたまちゃん

    半年ぶりくらいに那覇の「さかえ」に行った。 那覇に行ったら必ず行く店が「山彩香」で、その次くらいの頻度で行くのがここ「さかえ」である。 超ディープな山羊料理の店だ。 古くて雑然としていて怪しすぎる雰囲気だが、丁寧に下ごしらえした山羊は那覇トップクラスにうまいし、直美ねーねーが異様なテンションで動きまくっているのもすでにエンターテイメントの領域。楽しすぎる店なのだ。毎回お土産もたくさん持たされ、満足しきって帰ることになる。 今回もすごかったなぁ。 満員御礼で、直美ねーねーの走り回りも極限に達していた。お客さんがみんなで助け合って給仕し、料理が出てくるまでじっと我慢する感じ(その修羅場ぶりを目の前にするので誰も文句を言わない)。 というか、最初に山羊刺しが出てから、次の注文料理が出るまで(「ごめん!これべといてー」といろんなおつまみは出るのだが)1時間半くらいかかったw 連休でお客さんが次

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    takerunba 2012/05/02
  • www.さとなお.com(さなメモ): 走るか、座るか、覚悟を決めなさい

    聰氏が26年にわたって俳優や脚家を養成してきた富良野塾が閉塾したそうだ。 彼が私財を投じ、授業料など一切不要で、塾生達が農作業で生活費を稼ぐ独特のシステム。遠い知り合いが入塾していたくらいで、特に思い入れはないが、その最後の卒業式での倉聰の言葉を書き留めておきたい。 感動を創るものは走らなければならず、感動を得るだけなら座しても可能だ。走るか、座るか覚悟を決めなさい。走るか。座るか。 走っては「しんどい」と文句を言い、座っているものをうらやむ。座っては「つまらん」と不平を言い、走ってるものに嫉妬する。どっちにもふらふらと行き来している自分。覚悟が足りないんだな。よくわかった。 ところで、昨日書いた「第二回 鳩カフェ」の動画が早々にアップされていた。こちらから。 この動画の前に官邸の庭でのバーベキューがあり、自己紹介なども含めて約2時間のカフェだったのだけど、収録されているのはそれら

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    takerunba 2010/04/05
  • 震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった

    1995年1月17日(火)AM5:46。 瞬間なぜか「打ちこわしだ!」と目が覚めた。 大勢の人が丸太を持ってボクの家を壊しに来たのかと思ったのだ。打ちこわしなんて高校の歴史で習って以来思い出したこともないのに。 我が家(といっても賃貸マンション)は神戸の少し東、夙川という住宅街にあり、活断層のすぐ近くだったらしい。ほら、ガルってあるでしょ? 揺れの単位。あれによると、ボクの住んでいたあたりは一番値が大きい。つまり三ノ宮よりも長田よりも、ここらへんが一番揺れたということ。 幸いマンションは無事。 3階建ての背の低いコンクリート打ちっぱなしのマンションだったせいか、建物自体は被害がなかったのだが、とにかく中身はグジャグジャ。 夜が明けてからわかるのだが、29インチのテレビが5メートルほどすっとんで部屋の反対の隅に転がっていた。棚も飾り棚も倒れてグチャグチャ。愛するオーディオもグジャグジャ。床

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    takerunba 2010/01/08
  • www.さとなお.com(さなメモ): スタートラインには立てたんじゃないかな

    昨晩、鳩山首相と二度目のご飯をした。ご飯に至った経緯と趣旨は昨日のブログにくわしく書いたのでそちらを。 場所は浅草の小さな中国料理店「龍圓」。前回ご飯にどこに行こうか迷ったときの候補のひとつ。 直前の会議が長引いたということで少し遅れて事が始まった。メンバーは鳩山首相と友人の松井官房副長官、そして秘書官たち。あと平田オリザさんとボクである。ビールで乾杯したあと、すぐに紹興酒(この店のは生酒でとてもうまい)。いろいろな話をしているうちにツイッターの話に。 ツイッターがなぜ荒れにくいかの話になったので、前回の鳩山さんとの会のときにいただいた返信(@やRT)のプリントアウトをお見せした。数千に渡る返信のうち、ネガなコメントはほんの十数個。これは2ちゃんなどではありえないこと。そんな話から今回の提言に移っていった。 提言というのは、昨日も書いたが、国民と政治の距離を近くするためのソーシャルメデ

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    takerunba 2009/11/30
  • www.さとなお.com(さなメモ): また鳩山首相とご飯することになった

    また鳩山首相とご飯することになった。今晩これからご一緒する。 前回、鳩山さんと会したとき、「これからもネットのこととかブログのこととかツイッターのこととか定期的に教えてください」と言われていたので、その一環だと思う。 もう5年以上友人として親しくつきあっている松井孝治官房副長官(同年代)には、会以降、求められるままにいろいろ意見を言わせてもらってきた。政策のあれこれについてではなく、「政治と国民とのコミュニケーションのあり方」についての意見である。コミュニケーション・デザインはボクの専門分野であり、ネットについても1995年から長く個人サイトをやってきているので(ブログ形態としては2001年から毎日更新)、政府広報のあり方や首相のネット利用についてはいろいろ意見がある。その辺のことを「友人として」率直に伝えてきた。 で、それが間接的に鳩山さんに伝わり、「じゃぁまたご飯でもべながら」と

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    takerunba 2009/11/29
  • www.さとなお.com(さなメモ): 10年ぶりのうまひゃひゃ旅

    講演で超久しぶり(約10年ぶり)に香川に来ている。 最近読み始めてくださった読者の方はご存知ないかもしれないが、「さとなお=さぬきうどん」と言われた時期もあったワタクシ(→さぬきうどんスペシャル)。さぬきうどんブーム前の1998年(もう11年も前だ!)に「うまひゃひゃさぬきうどん」というを出したくらいはさぬきうどんマニアだったのだった(の元原稿は「さぬきうどんをChain Eating!」。読みやすいので是非)。 その後ちょっと哀しいトラブルがあったりして香川は自分の中では封印し、鮮烈な舌の記憶とのみ一緒に暮らしてきたわけなのだが、そろそろ香川への封印も解きたいなと思っていたら、ちょうどいいタイミングで高松での講演の話が舞い込んだという流れ。いや〜、当に久しぶりだ。昔一緒にさぬきに通ったからは「ひとりで行っちゃダメ!」と怒られたが、いや、まぁ仕事なので、スイマセン、と平謝りして出か

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    takerunba 2009/11/01
  • www.さとなお.com(さなメモ): 鳩山ご飯、店の候補は他にどこがあったか

    鳩山首相とのご飯から一週間くらい経ちますね。Yahoo!Topics の影響もあって一時アクセスがドカンと伸び、理解できないノイズ(的外れな誹謗中傷)も一時増えましたが、ようやくちょっと落ち着いてきてホッとしています。 ツイッターはフォロワーが倍増しましたが、当にツイッターって炎上しにくいですね。その辺が掲示板やブログとは大きく違います。あっという間に時間が流れ去り情報が過去になるので、いわゆる「祭り」が起きにくいのかもしれません。誹謗中傷する人をブロックでき、ブロックするとその人からこちらが全く読めなくなる、という機能も一役かっているのかも(まだブロックしたことはありませんが)。そういう意味で芸能人や著名人に向いているメディアですね。 オバマやブリトニーやヨーコ・オノなど、ツイッターを使っている世界的有名人はどうなんでしょう。誹謗中傷の比率が少なかったとしたら、このメディア独特の美点が

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    takerunba 2009/10/06
  • www.さとなお.com(さなメモ): 鳩山首相とご飯した

    昨晩、ひょんなことから鳩山首相とご飯をべた。 首相の了解を得て、ご飯中に少しだけ(失礼にならない程度に)Twitter に実況したから、知ってる方もいらっしゃるかもしれない。 ちなみに先にお伝えしておくと、お会いしたのはボクの会社の関係でもなんでもなく、仕事の話でもなんでもなく、当に「いちブロガーとして」友人に紹介されたからである。首相がたまにボクのこのさなメモを読んでくださってるらしいこと、そしてその結果として映画「サマーウォーズ」を観たらしいことなどが重なってのお誘いであった。 経緯はこんな感じ。 昨日の朝、以前からの友人である松井孝治議員(内閣官房副長官)からケータイにメールがあり、首相の夜ご飯の予定がポッカリ空いたので一緒にべないか、と急にお誘いをうけたのが始まりである。 昨晩は作家の山田あかねさん初監督作品「すべては海になる」の試写会に行く予定にしてたので一瞬躊躇したが、首

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    takerunba 2009/10/01
  • www.さとなお.com(さなメモ): 二十世紀的やり方がようやく終わり始めている

    鳩山首相って、あの張り付いたような目と表情がずっと苦手だったのだけど、今回の一連の外交デビューでの核廃絶スピーチとか温暖化防止策「25%減」表明スピーチとか大リーグ始球式のマウンドを見ていて、逆にあの張り付いたような表情が「なにごとにも動じない肝の太さの表れ」と見えてきて、なんだか不思議に頼もしかった。 というか、この人、急激に成長していない? あんなに頼りなかったのに…。まさに地位が人を作っている過程をボクらは目撃しているのかもしれない。 そりゃ人間だから緊張もしただろう。政権交代したニューリーダーを世界中が「どんなもんだ?」と注目している現場である。そこで、あの張り付いたような目と表情を変えず、手も震えず声も震えず、自分の言葉でしっかりスピーチや対談をこなした「太さ」は、人間としてきちんと評価したいと思う。すばらしい。 政権発足してたった5日目から始まった鳩山外交(国連総会・金融サミッ

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    takerunba 2009/09/30
  • www.さとなお.com(さなメモ): 駒沢敏器著「アメリカのパイを買って帰ろう」

    先週お約束したとおり、週刊文春に書いた書評を転載します。 「アメリカのパイを買って帰ろう ―沖縄58号線の向こうへ」(駒沢敏器著/日経済新聞出版社/1785円) もちろん近年発売されたすべての沖縄を読んでいるわけではない。でも、そこそこ沖縄に詳しい(沖縄を2冊書いている)人間としていきなり断言したい。このは近年書かれた沖縄の中でもベストではあるまいか。 沖縄といってもいろいろあって、自然の魅力を書いた、琉球文化について書いた、沖縄戦の真実を書いたなどたくさん出版されている。ただ、このが他の沖縄と違うのは、意外にもまだほとんど誰も手をつけてなかった「アメリカだったころの沖縄」について書かれていること。そう、沖縄にはパスポートを持たなければ入れない時代があった。正確に言うと一九四五年に終戦してから一九七二年に返還されるまでの二十七年間、沖縄は、琉球でも日でもなく、アメリ

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    takerunba 2009/07/11
  • www.さとなお.com(さなメモ): 愛した店との別れ

    昨日のメモにいろいろメッセージありがとうございました。 あの店がなくなる喪失感を共有できること自体がうれしいです。予感はあったとはいえまだ呆然としています。メールを読んで共有して自分を慰めている感じ。さっそく予約された方も数人、当にありがとう。ボクもなんとか8月までに那覇に行く段取り組まなければ…。 閉店情報が続きますが、香川のさぬきうどん店「宮武」が閉店したそうです。 二週間ほど前からさぬきうどん好きの間で飛び交っていたビッグニュースなんだけど、最近さぬきから遠ざかっているボクが急に騒ぐのもどうかと思い静観してました。 ボクがさぬきうどんに凝ったのは1997年。全国ブームのずっと前。 その驚きをスチャラカ紀行文にしてサイト上に載せたのがこちら「さぬきうどんをCHAIN EATING!」である。これが出版社の目にとまって「うまひゃひゃさぬきうどん」になり、そこから二足のわらじ生活が始ま

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    takerunba 2009/06/23
    マジで!?宮武閉店……今までお疲れさまでした
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「琉球料理乃山本彩香」が閉店します

    沖縄の、いや、日の宝がひとつ、なくなろうとしている。 那覇の琉球料理店「琉球料理乃山彩香」が8月いっぱいで閉店する。 昨日の朝、彩香さんからうちに荷物が届き、中にはオバマのTシャツと手紙、そして丁寧に折りたたまれた二枚の新聞紙があった。琉球新報と沖縄タイムスが1枚ずつ。 オバマのTシャツは5月頭に那覇で一緒にお茶したときに山彩香さんが着ていたのと同じもの。それイイですね、とお褒めした。あぁあれを送ってくださったんだな。でもなんで? 欲しいってねだったっけか。まぁそれはそれとしてこの新聞紙はなんだ? と見てみたら、「ご挨拶」と題して閉店のお知らせ広告が載っていた。 いそいで手紙を読む。 そこには苦渋の選択が書かれており、「事後報告おゆるし下さいませ」と結ばれていた。 山彩香さんは今までも何度も閉店を検討していた。 一度は決心し、そのときはボクも少し継続に関わったりした。 それ以来、個

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    takerunba 2009/06/19
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「今思えば軽々しく使っていた」

    わりと「生と死」についてよく考える方ではあると思うが、情けないもので、身近にそういうことが起こらないとどこかで真剣になるのを「先延ばし」にしてしまっている自分がいる。というか、身近にそういうことが起こるとまた急に真剣に考えるようになる。 先週、同期が亡くなった。 9月まで元気に働いていたのに、急に病に倒れ、それからたった3ヶ月。 たいして親しい男ではなかったが、さすがに身につまされる。毎朝のように「今日なのかな、小鳥さん? 今日かい?」とかつぶやいているくせに、心のどこかで「今日じゃないだろう」と高をくくっているのを誰かに見透かされた気分。 保釈された小室哲哉氏がこんなことを言っていた。 保釈会見で「人生をリセットし、再出発を図るチャンスを与えてもらった」と感謝の言葉を口にしたあとのひと言。 「曲の歌詞でチャンスという言葉をよく使ったが、今思えば軽々しく使っていた」 今思えば軽々しく使って

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    takerunba 2008/12/06
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「出し惜しみしちゃダメよ」

    秋田往復には新幹線を使ったのだが、座席の背に「トランヴェール」という薄い無料雑誌が挟んであった。手持ちぶさただったのでなんとなくそれを眺めていたら、巻頭エッセイを脚家の内館牧子さんが書いていた。その中の一文。ちょっと長いが引用させていただく。 脚家の橋田壽賀子先生が「おしん」を書かれている最中、私は先生の熱海の仕事場に通っていた。膨大な資料を整理する程度の手伝いだが、卵以下の私にとって、一流脚家のそばにいられるのは、何ものにも替え難い幸せだった。 それから約十年後、私はNHK朝の連続テレビ小説「ひらり」を書くことになった。先生は大喜びされ、一席設けて下さった。私は暮色の熱海が一望できる一室で、たったひとつだけアドバイスを頂いた。 「出し惜しみしちゃダメよ」 これは強烈だった。さらにおっしゃった。 「半年間も続くドラマだから、ついついこの話は後に取っておこうとか、この展開はもう少しして

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    takerunba 2008/11/13
    ブログなんかでもあるな。ネタは寝かせると腐る。鮮度いいうちに書かないとダメになる気がする。
  • www.さとなお.com(さなメモ): 著名ブロガーたちのインタビュー

    おとといの「情報メタボ」の記事に「論説サイトは除く」と書いたが、論説系ブログ(と一括りにして申し訳ないが)の方々もさすがに大変そうだ。 J-CASTニュースの「アメリカで著名ブロガーの死亡が相次いでいる」という記事の下の方に日の著名ブロガーたちをインタビューしているが、まぁボクと同じようなことですね。いや、アクセスももっと多いだろうし、論説系だとアレが日常的に起こっているだろうから、もっとずっとずっと酷いか。 「極東ブログ」を運営するfinalvent氏は「異なる意見は受け入れたいのですが、かなりひどい嫌がらせをうけます」「多方面で誹謗中傷を受けました。そこまでブログを書くことはないな、やめようと思ったことは何度もありました」と語っている。 また、読んでいた感じ全くそんなこと見受けられなかった池田信夫氏も「プレッシャーはありますよ。月間100万アクセスを超えた辺りから、寝られない日が続き

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    takerunba 2008/04/12
    長年やってると、結構冷めて見れますよね
  • www.さとなお.com(さなメモ): 台湾の地下鉄

    台湾というとアジア特有のゴチャゴチャを想像されると思う。 実際、地上はゴチャゴチャだ。カオスと言ってもいい。大通りは21世紀だが、ちょっと路地に入ると19世紀が残っている。昭和初期の下町みたい。建物だけじゃなく人間もそんな感じ。昭和初期的オジオバが闊歩している。 でも、地下に潜るといきなり未来的だ。ボクにはこの鮮やかな対比が実に印象深かった。日がずっと遅れて感じられる。そのくらい進んでいる。 台湾の地下鉄(MRT:Mass Rapid Transit)は、まぁまだ出来たてということもあるが、実にキレイで効率的だ。ざっと特徴を上げてみると、 地下鉄構内がものすごく広くてわかりやすい。抜群に清潔でキレイ。デザインや間接照明も美しい。 切符がプラスチック製のコイン(子供銀行みたいなヤツ)で、紙のに比べて使い回しがきき環境に優しい。デザインも可愛い。 電車の待ち時間が秒単位で表示され、しかも正確

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    takerunba 2008/03/23
    同じことを香港で思った ハッキリ言って日本は遅れている