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ブックマーク / sorae.info (4)

  • 中世に起きた大規模噴火の時期を皆既月食の暗さから推定

    14世紀半ばから19世紀半ばにかけて、地球は平均気温が低い「小氷期」と呼ばれる期間にあったと推定されています。小氷期は様々な原因が推定されていますが、大規模な火山噴火がその1つであったことは間違いないと考えられています。大量の火山灰と火山ガスを放出する火山は、鉱物粒子や硫酸を大気の上層に送り込みます。これらは何年も落下することなく空中を漂い続け、太陽光を遮断・反射するため、地表の気温が下がるのです。 しかしながら、小氷期が始まるきっかけになったかもしれないと推定される、14世紀半ばよりも前の噴火記録ははっきりしません。過去の噴火を推定する時は、一般的に南極やグリーンランドの氷床に閉じ込められた火山由来の物質が調べられますが、この時代の氷床記録はあいまいなのがその理由です。 【▲ 図1: 1992年12月9日(左)と2018年1月31日(右)に発生した皆既月の写真。約1年半前の1991年6

    中世に起きた大規模噴火の時期を皆既月食の暗さから推定
  • 木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上

    米ライス大学は8月14日、およそ45億年前に誕生したばかりの木星のコアが巨大衝突によって破壊され、今もその状態が続いているとするShang-Fei Liu氏らの研究成果を発表しました。自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターの堀安範氏も参加した研究内容は論文にまとめられ、同日付でNatureのオンライン版に掲載されています。 原始惑星と正面衝突した若き木星の想像図(Credit: K. Suda & Y. Akimoto/Mabuchi Design Office, courtesy of Astrobiology Center, Japan)■木星のコアは密度が低かった現在木星ではNASAの木星探査機「ジュノー」が周回探査を行っています。数多くのクローズアップ画像で私たちを驚かせてくれるジュノーですが、外からは見えない木星内部の構造を明らかにすることも重要な任務のひとつです。 ジュノ

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    takeshiketa
    takeshiketa 2019/08/16
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  • ロケット打ち上げ用巨大航空機「ストラトローンチ」 初飛行に向けタキシング

    航空機からのロケット打ち上げを目指す、ストラトローンチ・システムズ。同社の巨大な打ち上げ用航空機「ストラトローンチ」が、再びタキシング(滑走路の地上移動)を行いました。 ストラトローンチは翼長約120m、重量約230tの世界最大の航空機で、ボーイング 747のエンジンを6つ搭載。2機の航空機を合体させたようなフォルムが特徴です。昨年12月にもタキシングを行いましたが、今回は時速46マイル(約74km)とその速度を上げての移動を試みました。 マイクロソフトの共同創立者ことポール・アレンが率いるストラトローンチ・システムズ社は、ストラトローンチにてロケットを搭載し、空中からの打ち上げを目指しています。すでにオービタルATKと「ペガサスXL」ロケットの打ち上げ契約を結んでいるとも報じられており、2019年には初飛行を予定しています。 計画によれば、ストラトローンチの初飛行は2019年。気象状況に

    ロケット打ち上げ用巨大航空機「ストラトローンチ」 初飛行に向けタキシング
  • マスク氏、ファルコン・ヘビーのセンターコアの着陸失敗の詳細説明 フェアリング回収船と新ドローン船も建造

    まさに歴史的偉業となった、スペースX社による「ファルコン・ヘビー」ロケットの打ち上げ。打ち上げは無事成功し、サイドコアも2基が地上へと着陸しました。しかしドローン船に降り立たず海中へと突入したセンターコアについて、その失敗の理由をスペースX創立者のイーロン・マスク氏が解説しています。 ドローン船「Of Course I Still Love You」に降り立つ予定だった、ファルコン・ヘビーのセンターコア。着陸の際に動作させる3つのエンジンのうち2つが動作しなかったことは、以前にも伝えられていました。そしてドローン船から約100mの海中に時速約490kmでつっこみ、ドローン船の推進装置も傷つけてしまいました。 マスク氏が新たに語った内容では、2つのエンジンでは複数回の再燃焼の結果、「点火補助液(Ignition Fluid)」が尽きていたのが原因だそうです。これにより外周の2つのエンジンが点

    マスク氏、ファルコン・ヘビーのセンターコアの着陸失敗の詳細説明 フェアリング回収船と新ドローン船も建造
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