映画のマクガフィン (以下転載記事) マクガフィンとは、アルフレッド・ヒッチコックが言い出した言葉である。 マクガフィン(MacGuffin, McGuffin)とは、映画(スリラー・サスペンス物に多い)などの作劇上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつである。作品の登場人物は非常に重要なものだと考えているにも関わらず、観客にはほとんど説明されなかったり、説明されたとしても価値が疑わしいような「なにか」のことである。(マクガフィンWikipedia) ヒッチコックは、様々な映画でマクガフィンを多用している。 映画『北北西に進路を取れ』(1959年/監督・アルフレッド・ヒッチコック)では主人公(ケイリー・グラント)がジョージ・キャプランという名の男に間違われることから物語が始まる。主人公は最後にその男が始めから存在していなかったことがわかる。「マクガフィン」とは