ブックマーク / karapaia.com (79)

  • 2000年以上前のヴェスヴィオ火山噴火の犠牲者の頭蓋骨から完璧な保存状態の脳細胞が発見される(イタリア)

    西暦79年8月24日に始まった、イタリア、ヴェスヴィオ(ベスビオ)火山の大噴火により、ヘルクラネウム、ポンペイなどの古代都市に高温の火砕流や火山灰が大量に降り注ぎ、多くの人々が犠牲となった。 急速に高温にさらされたせいで、犠牲者の頭蓋骨にガラス化した脳組織が見つかっているが、今年の始め、この驚くべき脳組織のサンプルについて、イタリアの研究者から詳しい説明があった。 この希少な脳組織の中に脳細胞や神経細胞が痕跡が”完璧に”残っていることを突きとめたという。 犠牲者男性の頭蓋骨のガラス化した脳から神経細胞を発見 『PLOS One』誌に発表された研究によると、フェデリコ2世・ナポリ大学のピエル・パオロ・ペトローネが主導する研究グループは、犠牲者男性の頭蓋骨のガラス化した脳から脳組織と神経細胞を発見した。 この画像を大きなサイズで見るヘルクラネウムのローマ人の頭蓋骨に見られるガラス化した脳片 i

    2000年以上前のヴェスヴィオ火山噴火の犠牲者の頭蓋骨から完璧な保存状態の脳細胞が発見される(イタリア)
  • 遺物の呪い。ポンペイ遺跡から盗んだ出土品を返還した女性、15年間呪いに苦しむ

    79年のヴェスヴィオ火山の大噴火の影響で壊滅的被害を受けた、イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市「ポンペイ」。 その歴史的遺跡を15年前に訪れたカナダ人女性は、あろうことか遺物である出土品を持ち帰っていた。ところが、それからというもの女性の身に相次ぐ不幸降りかかってきたのだという。 そこで女性は、現地の旅行会社宛てに謝罪の手紙と共に盗んだ遺物を返還した。手紙には、遺物による呪いが長年女性を苦しめていたことが切々と綴られていたそうだ。『The Guardian』などが伝えている。 多くの住人の命が埋もれているポンペイの遺跡 紀元79年、ヴェスヴィオ山の大噴火の火砕流と噴出物により、わずか19時間で完全に地中に埋まった古代都市、ポンペイは、1748年に格的な発掘がスタートするまで、実に1700年という長い間、その存在が地中深くに眠っていた。 その後の発掘調査で、多くの人が地面に埋もれ命を失っ

    遺物の呪い。ポンペイ遺跡から盗んだ出土品を返還した女性、15年間呪いに苦しむ
  • バケツをひっくり返したような集中豪雨が湖に波を起こす瞬間の動画

    どしゃ降りの雨のことを、「バケツをひっくり返したような」という例えをするが、まさにこれのことだ。 この映像は、激しい突風と共に雲から湧き出た豪雨が湖に降り注ぎ、静かな水面がまるで荒々しい海の波のごとくに変貌する様子を早回し(タイムラプス)にしたものだ。 Tsunami from Heaven / Amazing Rainstorm Timelapse / Downburst / Microburst 撮影場所はオーストリア、ケルンテン州にあるミルシュテッター湖。「ダウンバースト」と呼ばれる下降気流が起こり、風速50mを超える突風が沸き起こり、雨と共に湖に降り注いだ。 この画像を大きなサイズで見る 穏やかだった湖の水面は、まるで津波のように荒々しい波が伝播している。撮影者である自然写真家ピーター・マイヤー氏は、「天からの津波」と形容している。 この画像を大きなサイズで見る 2024年、再びこ

    バケツをひっくり返したような集中豪雨が湖に波を起こす瞬間の動画
  • 誰が?いったい何のために?謎に満ち溢れた円形の建造物「メディスン・ホイール」(アメリカ)

    古代の人々は時に、現代の我々が首を傾げるような不可解なものを残す。はるか昔にいなくなってしまった彼らに理由を聞くわけにもいかず、謎は深まるばかりだ。 アメリカのメディスン山の山頂の荒野にある、岩盤の上に白い石灰岩を円形に敷き詰めた「メディスン・ホイール」という建造物も、誰が何の目的で作り上げたのか、未だに良くわかっておらず、様々な議論や憶測が盛んに飛び交っている。 山頂に位置する円形の謎めいた建造物 ワイオミング州「ビッグホーン国定自然林」の中に位置するメディスン山は、標高3000メートル、見渡す限り手つかずの荒々しい風景が広がる。 ここは、ワイオミング州ラヴェルの東、ビッグホーン山脈の一部だが、アラパホ族、バノック族、ブラックフット族、シャイアン族、クロウ族、クートネー・サリッシュ族、スー族、クリー族、ショショーネ族など、さまざまな先住民族から長くおそれられてきた場所だ。 この画像を大き

    誰が?いったい何のために?謎に満ち溢れた円形の建造物「メディスン・ホイール」(アメリカ)
  • 真っ赤に染まる月。ギガ火災が発生中のカリフォルニアの夜空で不気味な満月(アメリカ)

    記録的な山火事が続くアメリカ西部カリフォルニア州では、10月4日までの焼失面積が400万エーカー(16,200平方キロ)を越え、「ギガ火災」と呼ばれるようになった。この火災は現在、州内で最大規模の山火事となっている。 そんな中、同州シャスタ山をのぼっていく月の映像が話題となっている。山火事から立ち昇る膨大な煙により、満月を迎えようとする月が真っ赤に染まり、アポカリプス(黙示録)を予感させるような不気味な雰囲気を醸し出しているのだ。 Crimson Full Moon Rises Into Smoky California Sky この映像は月がほぼ満月を迎えようとする9月30日に、イゴール・A・チチェリン(Igor A Chicherin)さんが撮影したものだ。 この画像を大きなサイズで見る 火災から立ち昇る膨大な煙が上層の大気にたまった結果、月が赤く染まったという。煙の量が多ければ多いほ

    真っ赤に染まる月。ギガ火災が発生中のカリフォルニアの夜空で不気味な満月(アメリカ)
  • 1000万個の星を調査した研究者、知的生命体の文明の痕跡は発見されずと報告(オーストラリア)

    宇宙は広い。わけがわからなくなるくらい広い。地球と似たような星はいくつも発見されてきた。ならば知的生命体はどこかにいるはずだと信じたい。 では彼らはどこにいるのか? 1000万個を超える星を調査した研究者らは、地球外文明の痕跡は発見されなかったと報告した。 『Publications of the Astronomical Society of Australia』(9月7日付)に掲載された研究では、西オーストラリアに設置されている4096基のアンテナ群「マーチソン・ワイドフィールド・アレイ(MWA)」で、宇宙に地球外文明の存在を告げるサインがないかどうか観測が行われた。 南天の空に人工的なシグナルはあるか? その観測対象となったのは、日人にはあまり耳慣れない南天の星座「ほ座」だ。ここは数多くの星々が爆発している領域で、新しい星が誕生しやすい環境にある。 電波天文学研究国際センターのシェ

    1000万個の星を調査した研究者、知的生命体の文明の痕跡は発見されずと報告(オーストラリア)
  • コロナウイルスと女性博士の恋を題材にしたロマンス小説がAmazonでベストセラー1位に(イギリス・アメリカ)

    2020年、人類は変化を余儀なくされた。全世界を巻き込んだ新型コロナウイルスの襲来だ。この脅威がいつまで続くのか?今後どうなっていくのかはわからない。我々はそれをインフルエンザのように”常にあるもの”として受け入れながら、共存する道を探っていくしかなさそうだ。 そんなウィズコロナ時代を象徴するかのような電子小説が発売され話題となっている。『Kissing the Coronavirus(コロナウイルスとのキス)』は、コロナウイルスに恋をしてしまった女性博士を描いた擬人化小説で、Amazonではベストセラー小説にまでなったという。 コロナウイルスと女性医師の恋愛を描いた小説 世界中がパンデミックの最中、4月22日にAmazonで発売された小説『Kissing the Coronavirus(英文)』は、じわじわとネットで拡散され、現在かなりの注目を浴びるところとなっている。 M.J.Edwa

    コロナウイルスと女性博士の恋を題材にしたロマンス小説がAmazonでベストセラー1位に(イギリス・アメリカ)
  • 2年前から行方不明だった女性、海で漂流していたところを救助される(コロンビア)

    今から2年前に家族の前から突然姿を消した女性が、コロンビアから約2km沖の海域に漂っているところを2人の漁師に発見され、救助された。女性は8時間も海に漂流していたという。 救助時の動画がSNSやメディアで拡散され多くの人の目に留まることとなった。女性はインタビューで、空白の2年間のこと、過去に夫からの虐待を受けたことについて語った。 だが、女性の娘を名乗る人物が「母が行方不明になった原因が、父の虐待だったという事実はない」とメディアに語り、謎が謎を呼んでいる。『Mirror』など海外メディア多数で報じられた。 Colombian Woman Missing for Two Years Found Alive Floating at Sea コロンビア沖の海域で漂流していた女性を救助 9月26日の午前6時頃、地元漁師のローランド・ヴィスバルさんと友人のグスタボさんは、釣りをするため船に乗って

    2年前から行方不明だった女性、海で漂流していたところを救助される(コロンビア)
  • 目撃者多数!上空で光を放ちながらホバリングする謎の円盤型飛行物体(アメリカ)

    アメリカ、ニュージャージー州パセーイクの街で、9月14日、奇妙な物体が空をホバリングしている様子が目撃された。 それは円盤型で、底の部分から青白い光を放っている。物体そのものは銀色をしており、我々がイメージするUFOそのものだ。 多くの人が目撃したようで、高速道路に車を止め、その物体を撮影していたという。 Strange Object Spotted Hovering Over New Jersey Sky この映像は、高速道路を通行していたドライバーのエドガー・ブカイさん(35歳)が撮影したもの。 この時高速道路は渋滞を起こしていたそうで、その原因を探るために車を路肩に寄せたところ、ホバリングしている飛行物体を目撃したという。 確かにそこにはボディが銀色に見える円盤型の飛行物体が、底の部分から青白い光を放ちながら、上空でホバリングしている様子がわかる。 この画像を大きなサイズで見る 多く

    目撃者多数!上空で光を放ちながらホバリングする謎の円盤型飛行物体(アメリカ)
  • あの映画は本当なの?宇宙飛行士がレビューした宇宙映画作品10選(ネタバレ注意)

    昨今の映画はどれも物らしく作られており、絶対にあり得ないシーンであっても、現実かと見紛うばかりのリアリティを感じさせてくれる。 それは宇宙をテーマにした作品であっても同じこと。現在を描いたものであれ、過去や未来が舞台のものであれ、スクリーンに映し出される宇宙空間は、当にそこを訪れたかのような気分にさせてくれる。 だが当のところ、宇宙に飛び出したことがある人などほとんどいない。だから大抵の人には、それが宇宙の真実なのかどうか判然としない。だったら物の宇宙飛行士にその出来栄えを判断してもらえばいい。 ここでは、3人の宇宙飛行士がレビューした10の宇宙映画作品についてみていくことにしよう。あらかじめ言っておく。ネタバレ注意だ! レビューしてくれたのは、国際宇宙ステーションで司令官を務めたクリス・ハドフィールド氏、NASAの元宇宙飛行士ギャレット・ライスマン氏、同じく元NASAの宇宙飛行

    あの映画は本当なの?宇宙飛行士がレビューした宇宙映画作品10選(ネタバレ注意)
  • アメリカ西部で相次ぐ森林火災、新たに公開された人工衛星映像でその恐ろしさが明らかに

    今年8月以降、アメリカ西部では森林火災が多発している。その被害面積は1万6千平方キロメートルを超え(東京都の面積の約6倍)、数千件以上の住宅が損壊し、多くの人が犠牲となっている。 コロラド州立大学の大気科学共同研究所(CIRA)が新たに提供した人工衛星からの映像には、アメリカ西海岸で発生した森林火災の様子がはっきり映し出され、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州にまで広範囲に広がっていることがよくわかる。 人工衛星がとらえた西海岸森林火災 Extreme Fire Activity on the West Coast 衛星映像からは、無数の火柱が空をオレンジ色に染め、灰が町に降りかかり、数百万エーカーの広大な土地が破壊されているのがわかる。 この9月8日の映像はアメリカ海洋大気庁(NOAA)によって運用されている、気象衛星「GOES-17 」からの2種類の写真をつなぎ合わせたもの。

    アメリカ西部で相次ぐ森林火災、新たに公開された人工衛星映像でその恐ろしさが明らかに
  • 金星の生命体の故郷は地球?地球をかすめ飛んだ隕石が、金星に生命を運んだという仮説(米研究)

    金星の大気から生命の存在を示すバイオシグネチャーが検出されたと発表があり、大きな注目を集めたのはつい先日のことだ(関連記事)。 もしも当にそこに生命が存在するのだとしたら、それは天文学史に残る大発見になることは間違いない。だがもしかしたら、それは他の惑星からもたらされたものかもしれない。 ハーバード大学の研究者によれば、もし金星に生命が存在するとしたら、それは地球をかすめ飛んだ隕石によって運ばれた可能性があるのだという。とすると金星の生命体の故郷は地球ということになる。 金星で検出されたバイオシグネチャー 金星の大気の中から検出されたバイオシグネチャー(生命が存在する証拠となりうる物や現象)は、「ホスフィン(リン化水素)」という化合物だ。 これは少なくとも知られている範囲では、生命がいる場所でなければ自然には発生しないはずのものだ。ゆえにその存在は、生命の存在をも示すサインとみなされてい

    金星の生命体の故郷は地球?地球をかすめ飛んだ隕石が、金星に生命を運んだという仮説(米研究)
  • ウィズコロナ時代のハロウィン時におけるキャンディーの渡し方

    コロナの影響でイベントの延期や中止が続く中、いつのまにか季節は秋へと移行し、ハロウィンの季節が近づいてきた。 欧米では通常、仮装した子供たちが近所の家を周り、「トリック・オア・トリート」と唱え、玄関先でキャンディーをもらうのが一般的だが、今年は社会的距離を保たなければならず、このイベント自体の存続が危ぶまれている。 だが、にわかハロウィンの日と違い、特にアメリカはガチだ。ハロウィンをこよなく愛する人はどうしてもこのイベントを継続させたい。そこでこんなDIYグッズを作り上げたようだ。 Halloween Isn’t Cancelled! DIY Prop for Trick-or-Treating during COVID コロナ時代の新型装置?キャンディー用すべり台 YouTubeでさまざまなDIYプロジェクトを紹介している映画の小道具製作者のジェイミーとジェイは大のハロウィン好き。 そ

    ウィズコロナ時代のハロウィン時におけるキャンディーの渡し方
  • 猫好きアルアル。あらゆるものが猫に見えてくる「キャレイドリア」現象がわかる12枚の画像

    「パレイドリア」とは、雲の形が動物の形に見えたり、木の切り株が人の顔の形に見えたり、月でうさぎがをついているように見えたりと、来そこにあるはずのないものが、知っている何かに見えてくる心理現象のことだ。 「キャレイドリア」は、好きに顕著にみられる現象のことで、そこにいるはずのないがあらゆる場所で見えてしまう、パレイドリアとキャットを掛け合わせた造語である。ググってもでてこないよ。だって私が適当に言ってるだけだから。 でもって海外掲示板に集められていたキャレイドリアな画像は、どれも秀逸で、当にに見えるから不思議。そのいくつかを見ていこう。 1. ココアを飲み終わった後カップに現れた この画像を大きなサイズで見るreddit 2. テーブルに置いたレジ袋がだった この画像を大きなサイズで見るreddit 3. 紅茶に!お茶に茶柱みたいで縁起いいやん? この画像を大きなサイズで見

    猫好きアルアル。あらゆるものが猫に見えてくる「キャレイドリア」現象がわかる12枚の画像
  • 便微生物移植がアルコール依存症の治療に効果があることが最初の治験で明らかに(米研究)

    腸内細菌が心身の健康に影響をもたらすことは多くの研究から明らかになっている。最近注目されているのは、健康な人の便に含まれている腸内細菌を移植することで、患者の腸内細菌のバランスを整える糞便移植(便微生物移植)と呼ばれるものだ。 欧米ではクローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患を持つ患者に施術が行われているが、自閉症スペクトラム障害(ASD)や体の中でお酒が作られてしまう腸発酵症候群にまで効果があったというから驚きだ。 そして今回、アルコール依存症患者を対象にした研究が行われた。バージニア・コモンウェルス大学(アメリカ)のグループが、便微生物移植の第I相臨床試験を行ったところ、患者の飲酒を減らすうえで有望という結果が得られたそうだ。 アルコール依存症と腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係 アルコール依存症は、遺伝的になりやすい体質の人がおり、それは腸内細菌叢(腸内フローラ)の状態によって

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  • トルコに古くから伝わる助け合いの風習「サダカの石」の精神がコロナ禍により再び復活

    新型コロナウイルスによるパンデミックは世界各国の日常をことごとく変えていった。トルコも例外ではない。商店街はドアを閉ざし、経済活動もストップ。人々の生活が困窮するのは目に見えていた。 だがトルコには古くから伝わる助け合いの風習がある。街のいたるところに設置されている「サダカの石」は、石にあけられた穴の中に、金銭的に余裕のある人が、お金を置いていき、困っている人がそのお金をもらっていくためのものだ。 この助け合いの精神が、今、再び復活の兆しを見せているという。 モスクの箱を自由に持ち帰れる料棚にした若きイマーム イスタンブール北部にあるデデマン・モスク。いつもなら金曜日には、集団礼拝に訪れる人たちのたくさんのが並ぶ。彼らはここでを脱いでから、大切なイスラムの祈りを捧げるために建物の中に入るのだ。 今年3月半ば、トルコ政府はコロナの感染拡大を止めるため、集団礼拝を中止。大量のが並ぶこ

    トルコに古くから伝わる助け合いの風習「サダカの石」の精神がコロナ禍により再び復活
  • ミツバチが女性を救う。毒に含まれる物質が乳がん細胞を破壊することが判明(オーストラリア研究)

    自然界ではミツバチに様々な恩恵を受けている。受粉をすることにより植物の成長を助け、ミツバチの受粉した草は動物たちの餌となる。蜂蜜は人間にとって天然の薬となる。 そんなミツバチに更なる効果があることが判明した。西オーストラリア大学の研究グループによると、ミツバチの毒は、乳がんを治療する「超強力」な治療薬として有望なのだそうだ。 ミツバチの毒に乳がんを抑制する効果が 植物の受粉を助ける「セイヨウミツバチ」(学名 Apis mellifera)は、農業にとって欠かせない存在であるだけでなく、ハチミツ、プロポリス、ローヤルゼリーといった素晴らしい恵みをももたらしてくれる。 刺されるとチクリと痛いのが玉にキズだが、ハチ毒の主成分は「メリチン」。アミノ酸が26個つながったペプチドで、毒の乾燥重量の半分を占めている。 これまでハチ毒もメリチンも、悪性黒色腫、非小細胞肺がん、グリア芽腫、白血病、卵巣がん、

    ミツバチが女性を救う。毒に含まれる物質が乳がん細胞を破壊することが判明(オーストラリア研究)
  • フラミンゴの餌の食べ方が面白い。餌だけこし取って水を吐き出すフィルター機能が搭載されている。

    ピンク色で一足で立つことで知られているフラミンゴだが、そのくちばしも特徴的な形をしている。実はこれ、水の中の餌を効率よくべるためにこの形になっているようだ。 フラミンゴの餌は主に水中にいるプランクトンや藍藻類、甲殻類・軟体動物などだ。その餌をどうやってべているかがわかる映像が公開されていたので見ていくことにしよう。 Underwater Flamingo Feeding くちばしにあるフィルターで水を吐き出し餌をこし取る フラミンゴは濾過摂(ろかせっしょく)という餌のべ方をする。水や泥と一緒に餌を吸い込んだ後、餌だけを漉し取り、水は外に出すのだ。 そこで活躍するのが、板歯(lamellae)と呼ばれる、くちばしの外縁に並ぶヒゲ状の組織だ。これがフィルターの役目を果たし、水や泥を外に掃き出し、餌だけを濾しとるのだ。 この画像を大きなサイズで見る 他に濾過摂する為に、口の中を移動す

    フラミンゴの餌の食べ方が面白い。餌だけこし取って水を吐き出すフィルター機能が搭載されている。
  • 「会いたかったよ~!」大好きな飼い主に会ったロバ、大興奮の声をあげ全身で喜びを表す

    ロバは、とても愛情深い生き物で、同種はもちろん、人とも異種動物とも強い絆を結ぶ。そんなロバの愛情表現はとてもストレートだ。 これまでにも、カラパイアでそんなロバのキュートなニュースを伝えてきたが、今回はTikTokに投稿された飼い主と一週間会えなかったロバの様子を紹介しよう。 飼い主に呼びかけられると、喜びを鳴き声と全身で表現しながら走り寄ってくるロバの姿は、なんともかわいくて見る者をほっこりした気持ちにさせてくれる。 赤ちゃんだったロバ、飼い主一家に保護される ロバのドミニクは、また赤ちゃんだった時にソフィー・ホジソンさん一家に保護され、家族が経営する農場で大切に育てられてきた。 中でも、ソフィーさんはドミニクと強い絆を育み、ベストフレンドになった。 ドミニクとは、いつも抱き合ったりレスリングしたりして、触れ合って過ごしてきました。それがドミニクのお気に入りの愛情表現なんです。 いつもド

    「会いたかったよ~!」大好きな飼い主に会ったロバ、大興奮の声をあげ全身で喜びを表す
  • ぱっくり割れた不思議な口を持つオタマジャクシ。その親ガエルをようやく特定(ベトナム)

    この画像を大きなサイズで見る不思議な口を持つオタマジャクシの親御さんを特定 image by:Benjamin Tapley, ZSL オタマジャクシはカエルの子。ナマズの孫ではないわいな。という童謡があるが、実際にオタマジャクシはカエルにはある手も足もなく、そうかと思えば尻尾があり、しかもエラ呼吸までする。親子なのにまるで種の違う生物のようだ。 だから、ベトナムのように270種以上もカエルがいる地域では、どの子がどの親の子なのかを確かめるのはとても大変な作業だ。 今回、ロンドン動物学会やインド・ミャンマー・コンサベーションなどのグループによって、その難問のいくつかが解き明かされたようだ。 上の画像の口がぱっくりと割れた、まるで映画「エイリアン」のフェイスハガーの卵が開いた時のようなは、花が開いた時のような口を持つオタマジャクシの親御さんも特定された。 親も子供も奇妙な姿のツノが生えたカエ

    ぱっくり割れた不思議な口を持つオタマジャクシ。その親ガエルをようやく特定(ベトナム)