Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 カナダ・カルガリー大学、米AdobeのResearch部門、米コロラド大学ボルダー校による研究チームが開発した「RealitySketch」は、スケッチしたARコンテンツと物理オブジェクトが連動し、動的な相互作用を可能にするツールだ。
先日勉強会でVisual SLAMについて発表しましたが、そこではカメラを用いたVisual SLAMについてのみ紹介しただけでした。 takmin.hatenablog.com 今回はカメラを用いたものだけでなく、RGB-DセンサーやIMUを用いたVisual SLAMの研究についてもまとめました。 ただ、Visual SLAMの研究はとても膨大なので、紹介する研究の数はかなり絞り込んでいます。そのため、「サーベイ」ではなく「概観」という表現にしています。 20190307 visualslam summary from Takuya Minagawa www.slideshare.net というわけで、今回の調査はなかなかしんどかったです。 slam系論文、デップラで認識しました系とくらべて全然読み飛ばせない。大意を掴むだけでも結構時間がかかってしまう。 — Minagawa Taku
スタンフォード大学など、高密度な3Dモデルを構築できるオンラインのリアルタイム3Dスキャンフレームワーク「BundleFusion」を開発 2017-06-04 スタンフォード大学、Microsoft Research、ドイツの研究機関mpiiの研究者らは、高密度な3Dモデルを構築できるオンラインのリアルタイム3Dスキャンフレームワーク「BundleFusion」を開発しました。 取得するRGB-Dデータは、iPadカラーカメラと結合されたStructure深度センサーを使用してキャプチャします。 ここで提案されるアプローチは、以前オフラインのアプローチでのみ可能だった3D再構成の品質がオンラインで実証されます。そして、リアルタイムに高品質な3D再構成をできることからVR/ARアプリケーションにおいても新たな発想のコンテンツにつながるのではとしています。 論文はこちら(PDF)。プロジェク
MIT、カメラに写る画像を実物に触れずリアルタイムに揺らす新技術「IDV」を発表。ポケモンGOへの応用として実写背景をインタラクティブに動作させるデモ映像も公開 2016-08-03 マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)は、新たなイメージング技術「Interactive Dynamic Video(IDV)」を発表しました。 IDVは、CSAILの学生Abe Davis氏とJustin G. Chen氏、そしてFredo Durand教授によって研究論文として発表されたものです。 IDVとは? カメラに写るオブジェクトを実物に触らずに画像内を操作しリアルタイムに揺らしてしまう技術です。既存カメラと新しいアルゴリズムを使用し実現します。 最初に小さく振動するオブジェクトの映像をキャプチャし、そこから分析・計算することで学習し有用な力学モデルを抽出
マイクロソフトのすごすぎるAR技術で、ついにロボットも世界が見られる?2015.07.03 23:00 この前のHoloLens × マインクラフトにも心を奪われましたが、これもすごい。 マイクロソフトは、かなり本気でデジタルとリアルの境目をなくしたいようです。HoloLensでホログラムとマインクラフトのブロックを人の周りに映し出すのでは飽き足らず、ロボットや自動運転車が周囲を見られるよう、研究に取り組んでいるんです。 マイクロソフト・リサーチが始めた新しい研究の名前はセマンティック・ペイント(SemanticPaint)。研究中のこの技術では、Kinectを使って周囲のものをデジタルデータでスキャンすると同時に、色を塗って分類することができます。色を塗るのには、スキャンしたものを触るか、音声認識(例えば「バナナ」と言う)だけでオーケー。それぞれのものは自動的に本、いす、カップなどのカテ
"こちらの映像に、専用のアプリケーションを搭載したタブレットをかざすと、このように映像にタイミングを合わせたCGをAR表示することができます。映像の音楽に合わせた歌詞を表示したりとか、CGと映像が連携した表現ができますので、例えばこのように踊っている女の子の映像に同期してダンスするCGキャラクターを表示させたり、CGキャラクターが画面の中に飛び込んだり、画面の中にいるものが画面の外に飛び出したりという新しい映像表現が実現可能になります。" "このシーンだと良く分かるんですが、映像を表示している画面の位置も認識していますので、左側や右側と向きを変えることによって、それぞれの向きからそのCGを楽しむことができます。" "映像とタブレット上の表示を同期させるために電子透かしという技術を用いています。NTTでは、これまでモバイル動画透かし技術という動画向けの電子透かし技術を開発していまして、非常に
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