体調不良でも欠席できないのが会社の恒例行事。「(薬を)飲んだら、(お酒は)呑むな」を心がけて幹事役に徹してみてはいかが? 写真提供/時事通信社 春は季節の変わり目で体調を崩しがちな一方で、お花見や歓送迎会などお酒を飲む機会は多い。とはいえ、風邪薬を服用しているのに、飲みに行ってしまう…などという行動は、どうやら慎んだほうがよさそうだ。 『「薬と食品」毒になる食べ合わせがわかる本』(山本弘人著/2008年刊行)によると、風邪薬に含まれる成分マレイン酸クロルフェニラミン(抗ヒスタミン剤)は、アルコールとの飲み合わせで悪酔いや眠気、吐き気、下痢などの副作用を引き起こすことがあるという。また、せき止め薬の成分リン酸ジヒドロコデインは、お酒との同時摂取で呼吸困難の原因に。そしてH2ブロッカー系の塩酸ラニチジンを含む胃腸薬は、胃壁から出血したり潰瘍が悪化するおそれがあるなど、アルコールと薬の飲み合