先日参加したStartupGroovy #1にて、参加者の方から「Groovyのクロージャはちゃんとしたクロージャか?」という質問がありました*1。 クロージャが「ちゃんとしている」とは何か 「クロージャがちゃんとしてる」とは何を意味するか、あるいは「ちゃんとしたクロージャとは何か」は、良く考えると結構難しい*2です。でもここではあまり厳密に考えないで、 「クロージャ中から参照される変数のスコープと生存期間に関して、『仮にその場所にあるのがクロージャではなくブロックで書かれていた』と想定したとき、それと同じように動作すること」 とでもしておきます*3。オレオレ定義です。 言いかえると、クロージャが「ブロックを偽装したメソッド」だとして、その偽装がうまくいっている、ということです。 さて、Groovyの現在の実装においては、クロージャ中のコード(に対応するバイトコード)は、そのクロージャが置