MVCの効用 MVCはもともと、Smalltalkにおいて、GUIのアプリケーションを作るために考案されました。 ビューは、もっともユーザーに近い部分を担当するので、さまざまなバリエーションや変更が想定されます。デバイス(スマートフォンかPCか携帯か)、ユーザーの属性(年齢、性別、言語など)によって、求められるものが異なるからです。Webアプリケーションにおいても、ユーザーの性質やデバイスによって、求められるレスポンスの内容は大きく変わってきます。 一方、モデルはアプリケーションの根幹になるデータ構造とロジックを受け持つので、ビューのようにデバイスやユーザーによる影響は受けにくいのですが、代わりに、データの種類が増えたり、業務の流れが変わったりした場合には変更の必要が生じます。 また、コントローラーをモデルから分離することで、ユーザーとのインターフェイスの種類(例えばWeb)に依存した処理
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