中国・北京のアパートで結婚証明書を見せるウイグル人夫婦(2015年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/GREG BAKER 【11月24日 AFP】中国国営英字紙・環球時報(Global Times)が24日、伝えたところによると、中国当局は、イスラム教徒が多数居住する新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のすべての住民に対し、「審査と管理」のためとしてパスポートを地元の警察署に引き渡すことを義務付けた。 同自治区のアクス(Aksu)地区のある警察官が匿名で環球時報に伝えた話によると、この義務付けは同自治区全域で実施されており、「パスポートが必要な人は、必ず警察に申請しなければならない」という。同自治区についてはこれまでにも、全域でパスポート管理が強化されているとの報道が多数、出ている。 100万人を超える新疆ウイグル自治区のイスラム
![中国当局、新疆ウイグル自治区の全住民に旅券引き渡しを義務付け](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5d6958fe2ec1e1e78131d6df0ec339664547570/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2Ff%2F1000x%2Fimg_bf42652f747624ecfa603cf4325624bc74341.jpg)