前稿「効果が見えるIT全般統制対策とは?」で、IT資産管理とセキュリティ管理の重要性について理解いただけたと思う。だが導入の際は、その前段階としてIT資産の調査やルールの策定などを慎重に行わなければならない。こうした事前の行動も含めると、初期導入コストは膨らみがち。そこでこれ以外の選択肢として考えられるのが、ASPやSaaSの利用だ。今回は、クオリティ株式会社(以下、クオリティ)のインターネットサービスグループ ゼネラルマネージャーである坂田光太郎氏に企業におけるIT統制の実情やASPのメリットを聞いた。 IT統制の4ステップを踏まえて… 2008年度から始まる日本版SOX法施行に向けて、企業は対策が急務。前回はクオリティのツールから“効果の見える”IT全般統制を実現するソリューションとは何かを探った。 クオリティは、IT統制の中核はセキュリティ統制であり、そのセキュリティ統制実現に
システムは安定稼働して初めて,ビジネスを支援するという本来の目的を果たせます。だから,カットオーバー後の運用を見据えて設計しておくことは非常に大切です。最近でこそ「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)」という運用の標準ガイドラインも登場していますが,設計者や開発者の多くは,残念ながら運用の経験やノウハウを持っていません。その結果,運用設計がおろそかになるケースは少なくないのが実情です。 そこで,Webシステムの運用設計のコンセプトと実践法を取り上げます。 運用とは何か 「運用」という言葉の範囲のとらえ方は人によって差がありますので,ここでは4種類の作業で定義します。4種類の作業とは,システム停止を防ぐ「サービスの維持管理」,日常的な管理業務である「システム・オペレーション」,問題が発見されたソフトウエアを修正する「ソフトウエ
添付ファイルをうっかり忘れたままメールを送信してしまうのは、単に恥ずかしいだけではなく、そそっかしい人との評価を受けやすい。こうした事故を防ぐ方法を考えてみよう。 メールの本文中に「ファイルを添付いたします」などと書いたにもかかわらず、当のファイルを添付しないまま、メールを送信してしまったことはないだろうか。ボタンをポチッと押した瞬間、添付忘れに気づいても時すでに遅し、後の祭りだ。 このようなミスは、後からもう1通送り直せば済むとはいえ、非常にそそっかしいイメージを相手に与えてしまう。特にCCを入れることが多いビジネスシーンでは、送信相手の人数が多いぶん、ダメージも大きくなってしまう。 もっとも簡単な対処療法は、メール本文を書き始める前にファイルを添付してしまうことだ。例えば、添付したいファイルを右クリックしてメニューの「送る」からメール受信者を選んでメールを作成する方法である。これは単純
最近、組込み業界で「バックスラッシュ」という言葉を複数の人から聞きました。いわゆるV字モデル(ヨーロッパ・ウォーターフォールとも言われ、組込みではこちらのモデルをよく見ます)の左側が、「\」の形をしており、この部分、上流の「分析」「設計」部分を指してバックスラッシュと呼ぶらしいです。 そして、この部分の重要性が「品質を作りこむ(Build Quality In)」という言い方で言われます。すなわち、「最終テスト工程(/側)でがんばって欠陥を出すのではなく、バックスラッシュの上流工程(\側)で品質を作り込む」のです。アジャイルはこれをミクロに行います(V字をフラクタルに細かく切る)が、本質的にバックスラッシュが重要性、すなわち、どんなにミクロでも、あるいは手法が変わっても、分析・設計は重要である、という事実は変わりません。 ぼくが以前から尊敬している山田大介さんが、その名も「ビースラッシュ(
Microsoft Officeの最新版は見かけが大きく様変わりし、使いにくいという評判が既存ユーザーから多く出ており、購入を見合わせている人も多いのではないかと。 そこで候補に挙げたいのが総合オフィスソフトである「Kingsoft Office 2007」。Windows2000/XP/Vista上で動作し、見た目をMicrosoft Officeとほとんど同じにすることが可能。そのため、Word・Excel・PowerPointの代わりに使うことができます。見た目だけでなく、各種機能や操作方法も基本的に同じで、ファイルの保存形式もMicrosoft Office互換の形式で標準保存可能。つまり、まったく違和感なく使うことが可能というわけ。 というわけで、実際のインストールから使い方までを解説してみました。 総合オフィスソフトのダウンロード/キングソフトオフィス2007 上記ページにアク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く