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ブックマーク / azukiazusa.dev (17)

  • フィーチャーフラグの標準規格 OpenFeature の React SDK を試してみる

    フィーチャーフラグの標準規格 OpenFeature の React SDK を試してみる 2024.08.31 OpenFeature はフィーチャーフラグのオープンな規格です。特定のベンダーに依存しない API や SDK が提供されています。フィーチャーフラグの API の標準化により、ベンダーロックインを回避し、フィーチャーフラグのツールを自由に選択できるようになります。この記事では OpenFeature の React SDK を使ってフィーチャーフラグを評価する方法を紹介します。

    フィーチャーフラグの標準規格 OpenFeature の React SDK を試してみる
  • Chrome の 組み込み AI Gemini Nano を試してみる

    インストールが完了したらアドレスバーに chrome://flags と入力して設定画面を開きます。以下の 2 つのフラグを設定します。 Enables optimization guide on device: Enabled BypassPerfRequirement Prompt API for Gemini Nano: Enabled また、あらかじめ Gemini Nano のモデルをダウンロードしておく必要があります。アドレスバーに chrome://components/ と入力して Optimization Guide On Device Model の「アップデートを確認」をクリックします。 Gemini Nano を使ってみる それでは、Gemini Nano を使ってみましょう。以下のコードをコンソールに貼り付けて実行します。 const canCreate = aw

    Chrome の 組み込み AI Gemini Nano を試してみる
  • エラーや非同期処理をより安全に扱うための TypeScript ライブラリ Effect-TS

    TypeScript の型システムを活用して、番のアプリケーションにおける実用的な問題を解決することを目指しています。Effect-TS は、以下のような特徴を備えています。 並行性(concurrency):Fiber ベースの並行モデルにより、高いスケーラビリティと低レイテンシを実現 コンポーザビリティ(composability):小さく再利用可能なパーツを組み合わせることで、メンテナンス性、可読性、柔軟性の高いソフトウェアを構築する リソースの安全な管理(resource-safety):処理が失敗したとしても、安全にリソースを開放する 型安全性(type-safety):TypeScript の型システムを活用した型推論と型安全性に焦点を当てている エラー処理(error handling):構造化された信頼性の高い方法でエラーを処理する 非同期性(asynchronicity

    エラーや非同期処理をより安全に扱うための TypeScript ライブラリ Effect-TS
  • Next.js 型安全なルーティングを使う

    Next.js では Next.js 13.2 より実験的な機能として、型安全なルーティングを利用できます。この機能を使うことでリンク先のパス名を静的に検査できるため、typo などのエラーを事前に防ぐことができます。 なお、型安全なルーティングを利用するためには App Router と TypeScript を使用している必要があります。 型安全なルーティングの利用方法 型安全なルーティングを有効にするためには、experimental.typedRoutes フラグを有効にする必要があります。next.config.mjs に以下のように設定します。

    Next.js 型安全なルーティングを使う
  • React Server Components を使うためのミニマムなフレームワーク Waku

    React Server Components を使うためのミニマムなフレームワーク Waku 2024.03.02 Waku は小規模から中規模の React プロジェクトを構築するためのミニマムなフレームワークです。従来は React Server Components を使うためには Next.js のような比較的大規模なフレームワークが必要でした。Waku もまた React Server Components に対応しているため、最小限の構成で React Server Components を使いたい場合に適しています。

    React Server Components を使うためのミニマムなフレームワーク Waku
  • フルスタック Web フレームワーク HonoX を使ってみる

    Warning HonoX は 2024 年 2 月現在アルファステージとなっています。セマンティックバージョンに従わずに破壊的な変更が行われる可能性があります。 HonoX は Hono と Vite をベースにしたフルスタック Web フレームワークです。以下のような特徴があります。 ファイルベースのルーティング 高速な SSR BYOR(Bring Your Own Rerender):レンダリングエンジンを自由に選択できます islands ハイドレーション ミドルウェア:バックエンドは Hono として動作するため、多くの Hono のミドルウェア を使用できます HonoX を始める 新しい HonoX のプロジェクトを作成するためには、hono-create コマンドを使用します。

    フルスタック Web フレームワーク HonoX を使ってみる
  • Tailwind CSS を使う時に一緒に入れたいライブラリ

    Tailwind CSS はすべてをユティリティクラスで書くという特性上、HTML にはクラスがたくさん書かれることになります。1 つの要素に対してクラスがたくさん並んでいると、視覚的にどのようなスタイルが適用されているのかを把握するのが難しくなります。条件によってクラス名を付け替える処理を行っていると更に複雑になります。 <button className={` ${variant === "primary" && "border border-blue-500 bg-blue-500 text-white"} ${ variant === "secondary" && "border border-gray-500 bg-gray-500 text-white" } ${variant === "default" && "border border-gray-500 bg-white

    Tailwind CSS を使う時に一緒に入れたいライブラリ
  • CSS で絶対に最前面に表示したい要素には z-index:calc(infinity) を指定する

    いつの時代にも z-index の管理には頭を悩ませます。z-index の値には 1 以外の値を許可しないなどの管理方法がありますが、外部のライブラリを使用してる場合に勝つことができません。 そこで z-index の値に calc(infinity) を指定すると、絶対に最前面に表示させることができます。 infinity は calc() の中で使用できる特殊な値です。名前の通り最も大きな値を表します。 そのため、どんなに大きな z-index の値を指定されても、calc(infinity) が最も大きな値になるため、最前面に表示されるわけですね。

    CSS で絶対に最前面に表示したい要素には z-index:calc(infinity) を指定する
  • Remix の SPA モード

    Remix の SPA モード 2024.01.14 Remix は React のフルスタックフレームワークで、Web 標準に基づいた API で構築されていることが特徴です。Node.js のようなサーバーサイドの JavaScript 環境で動作することを前提としています。しかし、現実の世界ではサーバーを用意せずに、静的なファイルをホスティングするだけの環境で Web アプリケーションを構築することが有効な場合も多くあります。このような需要を満たすために、Remix v2.5.0 から実験的に SPA モードが導入されました。 Remix は React のフルスタックフレームワークで、Web 標準に基づいて構築されていることが特徴です。例えばデータのミューテーションはクライアントからサーバーの API をコールするのではなく、HTML のフォームを使って行うといます。また Resp

    Remix の SPA モード
  • 静的サイト向けの全文検索エンジンと UI ライブラリの Pagefind

    デモとして、このブログに Pagefind を導入してみました。ヘッダーの検索アイコンをクリックすると検索フォームが表示されるので、キーワードを入力して検索してみてください。 使い方 Pagefind は構築済みの UI ライブラリと、CLI コマンドとしてインデックスを作成するためのツールから構成されています。まずは UI ライブラリの部分から見てみましょう。 UI ライブラリ Pagefind の UI ライブラリは、検索フォームと検索結果を表示するためのコンポーネントから構成されています。この UI は以下のコードを追加するだけで簡単に利用できます。 <link href="/pagefind/pagefind-ui.css" rel="stylesheet" /> <script src="/pagefind/pagefind-ui.js"></script> <div id="s

    静的サイト向けの全文検索エンジンと UI ライブラリの Pagefind
  • 2023 年に読んでよかった本

    2023 年に読んでよかった 2023.12.30 年末なので 2023 年のまとめっぽい記事を書きたくなりました。今年は 1 年間でおおよそ 300 冊のをよんだようです(そのうち 3 割ほどはラノベなのですが...)。その中でも特に印象に残ったを紹介します。 年末なので 2023 年のまとめっぽい記事を書きたくなりました。 今年は 1 年間でおおよそ 300 冊のをよんだようです(そのうち 3 割ほどはラノベなのですが...)。その中でも特に印象に残ったを紹介します。 忘れる読書 このでは「は忘れるために読んでいます」と語られています。というわけでこのの内容もあまり覚えておりません(?)。 を読むときには一字一句正確に覚えるような読み方をしていると、「覚えなきゃ」という気持ちが芽生えてしまい、を読むことが苦痛になってしまうことがあります。そうではなくて、パラパラとペ

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  • なぜ Server Actions を使うのか

    Next.js 14 の Server Actions の stable リリースに発表は大きな反響を呼びました。 特に <button> の formAction 属性内で直接 SQL クエリを実行するコードは多くの人に衝撃を与えていました。"use server;" の部分を PHP やバイナリに置き換えると行った多くのミームも生まれました。 function Bookmark({ slug }) { return ( <button formAction={async () => { "use server"; await sql`INSERT INTO Bookmarks (slug) VALUES (${slug})`; }} > <BookmarkIcon> </button> ) } X 上での反応を見ると、このクライントから直接 SQL クエリを実行するコードは見た目の印象

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  • Bun workspace で始めるモノレポ生活

    Bun workspace で始めるモノレポ生活 2023.09.15 Bun では `package.json` の `workspaces` を使用することでモノレポの管理が可能です。この記事では Bun によるモノレポを試してみます。 Bun はパッケージマネージャーとしても利用できるので、npm の workspaces によるモノレポ管理も可能です。モノレポとは、複数のパッケージを 1 つのリポジトリで管理することです。モノレポを利用することで、同レポジトリ内のパッケージを互いに参照したり、node_modules をシェアしてディスク容量を節約するといったメリットがあります。 この記事では、Bun workspace を利用してモノレポを管理する方法を紹介します。 Bun workspace の使い方 workspace ではディレクトリのルートレベルに、各パッケージを管理する

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  • 最小限のコードで動く最も汚いコードから始める

    最小限のコードで動く最も汚いコードから始める 2023.09.02 コードを書く際の重要な要点は、読みやすく他人に理解される「良いコード」を書くことです。しかし、完璧を目指して最初から書こうとすると行き詰まります。代わりに、荒削りながらも動くコードを作成し、徐々にリファクタリングして完成度を高めます。型エラーやリントエラーを無視しても構わないので、まずは動くものを作成しましょう。それからリファクタリングして「良いコード」を作成できます。 コードを書くときに最も大切なことってなんだろう?聡明な読者諸君ならご存知だろうが、コードは書く時間よりも読む時間のほうが長い。だから他人に読まれることを意識して、読みやすい「良いコード」を書かなくっちゃならない。コンポーネントは適切な粒度で分割されていて、適切な名前がつけられている。型システムに安全性だって守られてるし、最新のなんとかアーキテクチャにも準拠

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  • Next.js の Server Actions について

    Caution Server Actions は 2023/05/06 現在 Alpha 版の機能です。この記事で紹介している内容は今後変更される可能性があります。 Next.js の Server Actions はクライアントサイドのフォームの送信やボタンクリックなどのイベントからサーバーサイドで実行される関数を呼び出せます。クライアント JavaScript の削減、プログレッシブエンハンスメントなフォームを実現します。 Server Actions をはじめる Server Actions を使うには、まず next.config.js に experimental: { serverActions: true } を追加します。この設定により、Next.jsReact の実験的な機能である React Canary を使用するようになります。また、従来の pages ディレ

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  • Web アプリケーションエンジニアのためのウェブアクセシビリティの基礎

    Web アプリケーションエンジニアのためのウェブアクセシビリティの基礎 2023.02.18 ウェブアプリケーションエンジニアを対象に、アクセシビリティの対応について解説した記事。アクセシビリティを向上させるためには、正しいHTMLの書き方が必要である。HTML要素には、アクセシビリティに関する機能が元々備わっているため、適切なHTMLを選択し使用することが大切だ。複雑なUIの場合はWAI-ARIAを使用し、ARIA Authoring Practices Guideに基づき適切に実装する必要がある。UIライブラリ選びの際には、WAI-ARIAに従った実装を行っているかが基準の1つとなる。 この記事は、ウェブアプリケーションエンジニアとして仕事をされているほうを対象に書かれています。日々のウェブフロントエンドの開発の中で意識しておきたい基礎的な内容をメインに記載しています。 そのため、ここ

    Web アプリケーションエンジニアのためのウェブアクセシビリティの基礎
  • Web フロントエンドの実装において本来の機能を損なってはいけない

    Web フロントエンドの実装において来の機能を損なってはいけない 2022.12.24 データの取得・ルーティング・フォームの値の管理に至るまで JavaScript で制御するようになった結果、来備わっていた機能を損なう形で実装されるような間違いが起きるケースも発生してしまいました。見た目上操作に不都合がないのですが、修飾キーが有効でなかったりと、とある要素が当然に持っているべき機能が失われていることがよくあります。 昨今の Web フロントエンドの開発においては、ReactVue.js などを利用した SPA を採用することが多くなりました。従来の MPA と比較して、リンククリック時やフォーム送信時にページリロードを挟まないので、高速な画面遷移を実現できるため、快適な操作を実現できます。 一方データの取得・ルーティング・フォームの値の管理に至るまで JavaScript

    Web フロントエンドの実装において本来の機能を損なってはいけない
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