毎年4月になると、人事異動で大勢の方が日本から新たに赴任してきます。新たに赴任してくる方たちにとっては、慣れない土地での、しかも初めての海外での生活とあれば、不安はつきないことでしょう。 誰もがまず気になるのは「治安・地域事情」「物価・生活費」そしてお子さんがいる場合は「教育・学校事情」だと思います。サンノゼライフ掲示板でも、この時期になると多くの方から同じような質問が寄せられてきます。 そこでシリーズ3回にわたり、これらの事情を紹介することにしました。 まずシリーズ第一回目は「シリコンバレー、サンフランシスコ・ベイエリア地域の治安と地域事情」です。 さて、よくシリコンバレーという言葉を耳にしますが、ちなみにシリコンバレーという地名はありません。そしてアメリカ人の間では、あまりポピュラーな呼び名ではありません。それどころか、むしろこの辺のアメリカ人ぐらいしか分からないと言った方がいいかもし
【概要】 クラスローダーを自作する方法の紹介。クラスローダーの自作が有効なケースとして代表的なものは次の通り。 ・同一 FQN で異なるクラスを扱いたい(複数バージョンのライブラリを同一 JVM 上で取り扱いたいときなど) ・クラスの定義を Jar ファイルからの読み込み / HTTP からのクラス定義のロードなどの標準的な方法ではなく、独自の方法で動的にロードできるようにしたい。 【キーワード】 クラスローダー、ClassLoader、自作、つくり方 1. DirectoryClassLoader の作成 今回はクラスローダー作成のはじめの一歩として、極めてシンプルで原始的、かつ不完全なクラスローダーを作成する。具体的には指定されたディレクトリに格納されているクラスファイルを動的にロードするだけの DirectoryClassLoader を作成する。 import java.io.Bu
昨日、プログラマー面接時の技術的な質問事項(アプレッソ版)を書いたところ、「自分ならこう答える」というエントリを書いてくれた人が何人かいて、個別にコメントしようかとも思ったのだが、昨日のエントリだけだと質問の投げっぱなしになってしまうところもあるので、解答編を書くことにした。 なお、「面接の質問項目を公表しちゃっていいの?」という指摘もあったが、ブログに書いたのはあくまでも質問項目の一例だし、解法を検討する過程を見れば普段どんな風に開発しているのかはだいたいわかるので、特に問題ない。 for (int i = 0; i < list.getLength(); i++) {}の潜在的パフォーマンスボトルネック list.getLength()がlist.getLength()回評価されてしまう。具体例としては、JREに標準で付属するDOMのライブラリのNodeListの実装はlist.get
いまちょっと都合でタイのバンコクに滞在している。ときおり日本には戻るが、数年ほどこちらにいる事になると思う。 バンコクは非常に栄えた国際都市で、そこらの日本の地方都市が見劣りするくらいの大都会だ。けれど貧富の差は激しい、超格差社会だ。 だから物価は安いと思ってた。実際安い。コーラは10バーツだし、大卒の初任給は12000バーツとか、院卒でも2万バーツはいかない。 今のレートだと1バーツは2.7円ほど。カオマンガイ*1というスープで炊いたご飯に鳥肉を乗せた料理がそこらの屋台で食えるのだが、これが30バーツほど。庶民の食べる食事として日本でいう牛丼みたいな位置づけ。レート的に考えると100円もしない激安料理なのだが、1カオマンガイ=1牛丼と考えると、こちらの本当の物価が見えて来る。 バーガーキングのワッパーJrセットが99バーツで、ポテトとコーラが付いて来る。こいつは3カオマンガイなので、レー
大正デモクラシー時代に学生生活を送り本格的な論議に馴染んでいた父は、日本が敗戦によるアメリカの影響で論議を端折ったダイジェスト文化に汚される事を恐れていました。 勉強嫌いな私に、少しでも刺激を与えようと語ってくれた「福田徳三・小泉信三」師弟論争やアインシュタインの一橋大学訪問の興奮は、当時中学生であった私の其の後の人生に大きな影響を与えました。その様な父の影響もあり、大学では全学の学生が聴講できる特別講義は欠かさず出席するように勤めました。 特別講義の講師は国籍や時代を超えた偉大な方々で、その説得力に放心させられた事が何度もありました。単位を貰えないこの講義シリーズが、母校に一番感謝している経験です。物静かに語る偉人の講義は、折伏とは異なり物事を深く考えさせる不思議な説得力を持っていました。 中でも、故ネルー印度首相の言葉と語り振りは忘れる事が出来ません。ネルーが獄中から娘のインデイラに書
卒業していく君へ。 卒業おめでとう。本当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って
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立川談志が落語を語る上で必ず出てくるのがこの「人間の業を肯定する」という言葉。 どういった意味で言ってるのかといえば先日の談春の「赤めだか」にも載ってました。今手元にないので(立ち読みで済ませたから)正確な引用ではありませんがこういうことです。超意訳(勝手訳)しますが、 「忠臣蔵での赤穂の浪士って実は300人以上はいたはずで、その中の47人の勇敢な武士の話が美談として語り継がれている訳。でも落語ってのは赤穂の武士で言えば行かずに逃げたり行くことの出来なかったその他大勢の生活に焦点をあてていて、もちろん行かなかったことで後ろ指差されたりした武士の人生もあったわけで、そっち側の人生を淡々と描き出すものなんだ。だからある意味、落語は‘癖’になる。あんまりはまりすぎちゃいけないってことも言える」 ということだ。談志の「芝浜」は、妻は最後にウソを隠しておいた旦那への言い訳として泣きながらも「だって大
携帯をBlackBerry Boldに変えてみたり。iPhoneはホビイストのための携帯って感じだったけれど、BlackBerryはビジネスパーソンのための携帯って感じがする。喫茶店とかで、リクルートスーツの学生さんたちを見かけることが多くなってきた。彼ら彼女らを見ていて今の自分と圧倒的に違うところは、彼ら彼女らには有り余る時間があるのだなぁということ。つくづくそう思う。彼ら彼女らが今の僕の歳になるまでに、まだ10年近くある。その圧倒的な可能性に羨望を感じずにはいられない。と、若干センチが入っているのは、自分自身が人生の岐路にいるからかもしれない。先日、とある企業から内定をもらったのだけれど、この時だけは本当に「嗚呼、自分が二人いたら」と思わずにはいられなかった。小さなチーム、グローバルな職場、クリエイティブな企業文化。僕にとって素晴らしい環境になっただろうと思う。僕はどうしてもチャレンジ
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