ブックマーク / aike.hatenablog.com (9)

  • メーヴェ型飛行具のプロジェクトに参加した話 - aike’s blog

    メーヴェを見にいこうと思ったのは、2014年の夏、5年勤めた会社を辞めて、さてこれからどうしようかというときだった。八谷和彦さんのOpenSkyプロジェクト北海道で初めて公開テスト飛行をおこなうということを聞いて、特急スーパーカムイに乗って、たきかわスカイパークまでいくことにした。ところが、現地に到着したくらいから天候がくずれ、その日のフライトは中止になった。運もついていない。 その代わり展示された機体を間近でつぶさに観察することができた。M-02Jという正式名称もそのとき知った。離れたところから見ると白くなめらかな機体の曲線に目を奪われるものの、細部はホームセンターにありそうな部材だったり、自転車用のパーツのようなものをベルクロや補修テープでくくりつけた無骨さ。ナウシカというより、どちらかというとこれはハウルだ。アクセル制御にいたっては音楽用ミキサーのフェーダーで、0dBまで上げるとジ

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  • 不思議な円グラフを描くウェブサービス作ったよ - aike’s blog

    最近ツイッター界隈で不思議な円グラフを見かけました。 こんなやつです。 ちょっと調べてみると昨年の報道番組からキャプチャした映像のようです。 このグラフを見て、その手があったか!という新鮮な驚きを感じました。これまでの円グラフの常識にとらわれず、円の中心からあえてずらした位置から分割することで飛躍的に表現の幅を向上させています。無味乾燥で機械的なグラフにくらべて製作者の強い思いがぐっと伝わってきます。なんとイノベーティブでなんとワンダーなグラフなのでしょう。 でも、このグラフ、実際に描こうと思うとけっこう面倒です。Excelのグラフ機能をみても中心点の位置をずらす方法はなさそうです。 そんなわけでゆがんだ円グラフを描くウェブサービスを作りました。 ワンダー・グラフ・ジェネレイター 項目の追加変更はもちろん、中心をずらしたり、楕円形にして項目を強調したりできます。円グラフの秘められた表現力を

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  • 職業プログラマーの能力を公正に評価するシンプルな方法 - aike’s blog

    自分の場合、仕事でプログラムを書くこともけっこうありますが、これまでスーツ側の仕事をすることも多くて、まあなんというか、プログラマーの評価って難しいなって思うことが多いです。 特に業務システムなんかで顕著なんだけど、職人的なプログラマープログラマー同士の中では評価が高くてもビジネス視点のマネージャーやユーザーにはそれが伝わりにくかったりして。 それで、まあ会社のエラい人はプログラマーに対して「ビジネスの視点で考えろ」とか「利益を上げることを考えろ」みたいなことを言ったりするんだけど、それは立ち回り方や頭の使い方が全然違うから、十分な裁量が与えられていたり、あるいはもともとプログラミングとは別のセンスがある人じゃないとちょっと難しいと思う。ビジネス的にはプログラミングせずによそから買ってくる方が正解だったりってことも多いし。 職業プログラマーとして評価されるべきは、どれだけ問題解決をしたか

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  • KORG MS-20パッチパネル操作完全マスター - aike’s blog

    KORG MS-20はもう30年も前のシンセサイザーであるにもかかわらず、最近でも人気が高く、ソフトシンセとなってiPad版のiMS-20やVST版が販売されています。このMS-20の最大の特長といえるのが自由度の高いパッチパネルで、アイデアしだいで非常に多彩な音を作ることができます。とはいえ、パッチパネルは適当に操作してもなかなか思うような音にならず、マスターするには仕組みをしっかり理解する必要があります。 そんなわけで今回はMS-20のパッチパネル操作をまとめてみました。 MS-20の信号にはCV(無段階制御信号)、トリガ(2段階制御信号)、SIGNAL(音声信号)の3種類があり、それぞれにIN/OUTの区別があります。パッチ操作は、原則としてCV OUTをCV INに、TRIG OUTをTRIG INにというように同種の信号のOUTからINに接続します。 各入出力端子をこれらの信号種

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  • MS-20が好きすぎる - aike’s blog

    KORG MS-20というシンセサイザーが好きすぎて困る。もう30年も昔の骨董的な楽器だ。 それだけでひとつの楽器となるくらい表現力豊かなフィルターが搭載され、またパッチパネルを駆使することで、時間とともに汚れていくような音や、感きわまったようなビブラートなど、生命感にあふれたニュアンスを表現できた。どんなに攻撃的な音を作ってもどこか繊細で品のあるセクシーな音だった。 そのMS-20のソフトシンセがダウンロード販売されると11月16日突然アナウンスがあった。発売開始は翌日の17日からだという。ほんとうにほんとうに長い間探し続けたMS-20が自分のものになる。信じられないという思いとあまりの嬉しさでその晩はなかなか寝付けなかった。 そして11月17日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になった。 KORG Legacy Collection そんなわけでポチったばかりのMS-20で曲を作っ

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  • ぼくのかんがえたネトゲ必勝法 - aike’s blog

    数年前の一時期、オンラインRPGに凝っていたことがある。3Dグラフィックが主流になる少し前でまだグラフィックボードの性能とキャラクターの強さがそれほど相関せず、アイテム課金も一般的ではない、つまり時間をかければ誰でも強くなれる時期があった。これはそんな頃のお話。 ところでオンラインRPGは、同じゲームでも国内サーバと国外サーバで雰囲気が大きく違う。日の場合コミュニケーションに重きをおくプレイヤーが多く、戦闘機能のついたmixiみたいになってしまうのがちょっと負担になって海外サーバで遊ぶことが多かった。海外サーバだと英語ネイティブではないプレイヤーも多いため、必要のないときは喋らずにすむ雰囲気があった。 あるとき海外サーバでアイテムを拾っていたら他のプレイヤーになにか声をかけられた。意味は分からなかったけれど、こんな初心者にもあいさつしてくれるなんて良い人だなと思って、あとで辞書を引いてみ

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  • 良い残業、悪い残業 - aike’s blog

    デスマは私も経験しました。月の仕事時間が400時間を超えたことがあります。2ヶ月近く。それこそ泥のように働いた。だって誰もやってくれないし、既に何万人というクライアントの顧客に対してこの日から使えますってコミットしちゃったので、当然納期は変わらなかった。仕事は界王拳発動で増えているというのにね。 でも、今振り返るとそれが一番思い出に残る良い仕事だった。 泥の業界でも仕事は宝石なこともあるんだよ - GoTheDistance 生きて生還できればデスマも良い経験、というのはひとつの真理だと思う。それが泥かどうかは残業時間の多寡じゃ計れないんだよね。 じゃあどういう残業が人を成長させ、あるいは人を潰すのか。 良い残業というのは、頑張った分だけ評価され、プログラムがどんどん出来上がっていく達成感があり、結果的に人のモチベーションが高く保てるようなタイプの仕事。こんな開発チームならきつい状況でも

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    tama_space
    tama_space 2008/07/18
    モチベーションを維持・向上するのはお金だけでは無い。お金も重要だけど
  • エンジニアがいきいきと仕事できるようなSI業界にするために - aike’s blog

    うひー、はてブのホットエントリ効果ってすごいな。アクセス数バブル。僕がうまく言えなかったことを簡潔にコメントで表現しくれたり、反対意見とかもすごくためになるものばっかりです。そんなわけで前回の補足的なことを書いてみます。 僕がSI業界で問題だと思っているものに以下の3点があります。 1.どのようなスキルセットが必要になるか説明せず学生を採用すること 2.高スキルエンジニアを生かしきれていないこと 3.属人化問題対策ができていないこと どのようなスキルセットが必要になるか説明せず学生を採用すること Webの世界では学生時代から人気サービスを立ち上げたりして、その実績を買われて鳴り物入りで入社するような人が、今どんどん現れています。前回のエントリーは、SIの世界でもそんなことができないかなあという願望を込めて書きました。なので、SI業界もこれまでのように行き先を告げずにバスに乗せ、10年泥のよ

    tama_space
    tama_space 2008/06/20
    例えば、SIerとユーザー企業が協力して構築中のシステムを披露するようなインターン制は魅力無いのかなぁ。グーグルみたいに学生とNDA結んで。そう簡単には行かないだろうけど。ヤル気のない現場ぢゃ逆効果だし。
  • スーパークリエイターがSI業界で即戦力になれない理由 - aikeの日記

    少し前に若いエンジニア達と話す機会があった。この春SI企業に入社してプログラミングの研修を受けているという。みんなそれぞれ能力が高い上に、学習の高速道路を爆走中といった感じでネット上で話題になっているような技術情報には十分詳しい。SICPを全部解いたとも言っていたし当はプログラミングの研修なんか必要ないのだろう。未踏に応募したり勉強会を開催したりするのはこういったタイプなんだろうかとか、いまどきのSI企業の人材獲得能力はすごいなとか思いつつ、でも彼らはこの業界に何を求めてどうなろうとしているのか少し気になったりもした。 これほど優秀で勉強もしてきた人達でも、SIerとしては即戦力にはならない。社会人マナーとか仕事の進め方の話ではなくて、単純に知識不足という意味で。そのため一緒に入社したプログラミング能力の低い社員と同じように扱われる可能性が高い。これはすごく不幸な状態だと思う。SI業界が

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    tama_space
    tama_space 2008/06/18
    業界側の説明不足は納得。SI会社もユーザー企業もリスクヘッジばかりで、何のためにシステム構築をしているのか目的を見失っているから、説明しても魅力や夢が伝えられないのではないかと…
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