埼玉県議会で議論されている県虐待禁止条例改正案が波紋を広げている。同案は自民党埼玉県議団が提案し、10月6日の県議会福祉保険医療委員会で自民・公明の賛成多数で可決された。 その条例改正案の要点を端的に記して問題提起したのが、子育て関連の社会起業家として知られNPO法人フローレンスの会長を務める駒崎弘樹氏だ。同氏はXにこう投稿した。 〈埼玉県自民党が出した「子どもだけの登下校禁止。お留守番禁止。おつかい禁止。それを見つけた人は通報義務」という頭おかしい条例が来週13日に採決されます。〉 条例改正案では、小学3年生までを「子ども」として、その放置や置き去りを禁じるとされており、具体的には「短時間でも子どもに留守番させること」「子どもだけで公園で遊ばせる」「子どもにお使いをさせる」ことなどが禁止行為にあたると想定されている。さらには、「子どもだけで登下校させる」「子どもを家に置いてゴミ捨てに行く
![【頭おかしい条例】埼玉「子どもだけの登下校は虐待」「子ども置いてゴミ捨てに行くのは虐待」条例 若者カップルから「子どもなんて作りたくなくなる」の声](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3264f689ac596cfd2ea9afc388d8f1122fa939e5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.news-postseven.com%2Fuploads%2F2023%2F10%2F07%2FGetty_kodomo_image.jpg)