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このサイトは、いわゆる成功本を100冊読むことで、成功できるかを検証するページでした。 現在は、ビジネス書・自己啓発書・成功哲学・セミナーCD・手帳術・週末起業など 行動科学マネジメントの大家の石田淳さんの新刊です。 タイトルに「整理術」とありますが、本書は机の周りなどの整理整頓などの話などにとどまらず、仕事の中身の整理や、頭の中身の整理にも踏み込んでいます。 行動科学マネジメントと整理の関係については 「行動分解して、重要な行動と不要な行動を見分け、不要な行動はカットする」という過程は、まさに「整理」そのものなのです。 というように実に深い関係があります。 仕事の段取りでも、実際のモノでも、必要なものと必要でないものを分別できなければ、思考や行動が混乱してしまいそうですからね。 と、書いてる私も整理整頓が超苦手。 実際は持っているにもかかわらず、探すことが出来ずに消しゴムやホチキスを購入
本エントリは鈴木芳樹さんに捧げるものである。 はてなのユーザ層に関して、ギーク層が目立ちがちだがライターなど文化系の書き手が多いというのを以前から思っていて、その証拠というわけではないが、およそこの一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめてみようと思う。 文化系の定義についてはwikipedia:文化系をどうぞ。上に書いた趣旨のため技術系の専門書は外させてもらう。また、もともとライターなり評論家なりで一家を成している方、つまり既に単著を何冊も出している人も勝手ながら除かせてもらう。もしこの条件で以下紹介されていない人がいたら、それは単にワタシが知らなかったためで他意はないことを予め書いておく。 さて、文化系はてなダイアラーといえば、まず何より文化系女子叢書と銘打たれた吉田アミさん(id:amiyoshida)の初の単著『サマースプリング』を紹介しなくてはならない。 サマースプリング
モエリロンさんの、「ブログとライターの違い」について思ったこと。 私がブログあがりのライターであるために、「(紙媒体ではなくても)ブログで読めばいいじゃん」という批判は想定の範囲内*1でしたが、とうとう編集者の方にまで、「紙媒体とネットの違いは何か」という趣旨のことを言われてしまったので、ブロガーとライターの差異化は今後の課題になりました。 たしかに現時点ではブログで喰えそうな感じはしないのですが、ブログ開始からここまでが確率的に結構狭い道のりだったので、ここからプロのブロガーになるのも夢ではないような気がしています。甘いかな。 ブロガーとライターの違い『萌え理論blog』 あと、もいっこ、ある意味この辺の話題の発端でもある有村さんのこれにも。 * プロのライターであるお前がまずブログをやめろよ 実際に、これを規範としているライターは存在する。同僚にも、ブログはあくまで仕事を告知する場、名
2010年02月05日17:30 カテゴリ書評/画評/品評Art これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない 初出2008.05.26; 2010.02.05 文庫化のため更新 ぎゃあ、 マインドマップ的読書感想文に先を越されてる。Amazonも即日在庫が切れてるし。だが書く。著者から直接購入するルートもあるのだし。 ラクをしないと成果は出ない 日垣隆 弾言する。 自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、あなたはラッキーです。本書一冊あればいいのですから。 自己啓発書を、まるで新しいダイエットを試すように買って読んでは「結局役に立たなかった」とお嘆きの方、その旅も本書でおしまいです。 そして自己啓発書の著者の方、本書の上梓に構想から二年かかったことに感謝しましょう。その間この世界は切り取り放題だったのですから。 本書「ラクをしないと成果は出ない」は、日垣流GTDであり、ワー
2008年05月19日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Medicine 直すか居直るか - 書評 - がん治療の常識・非常識 講談社ブルーバックス編集部高月様より献本御礼。 がん治療の常識・非常識 田中秀一 「死因不明社会」の書評を見て献本くださったとのことだが、こちらは死因は明瞭になっている分、治療はそうでないというものを扱った一冊である。 本書「がん治療の常識・非常識」は、読売新聞の医療情報部次長である著者が、現在の日本におけるがん治療の現状と問題点を一冊にまとめたもの。 目次 - がん治療の常識・非常識 患者にとっての最良の選択とは? 田中秀一 講談社 第1章 がんは本当に治るようになったのか? 第2章 抗がん剤治療は有効か? 第3章 がん手術の落とし穴 第4章 軽視されてきた放射線治療 第5章 免疫療法と代替療法はほとんど効果なし 第6章 知られざるがん検診のデメリット 第7章
最近、送っていただく本が増えた(*)。当ブログの販促効果が知られるようになったからだろうか。『さらば財務省!』などは、当ブログ経由で140冊も売れた。ほとんど大型書店なみだ。先週は5冊いただいたが、そのうち2冊が本屋で買ったあとだった。本書もその1冊だ。 著者の出身は経産省コンテンツ課の官僚だが、風貌はとてもそうは見えない。本書の中身も、ギョーカイの複雑怪奇なしくみを客観的に分析した入門書だ。書評は来月発売の『アスキードットPC』に書くので、ここでは気になった点を一つだけ:106ページ以下で、「地デジという名の時限爆弾」がテレビ業界を震撼させている様子を描いているが、その原因が「電波を有効利用したいという政府の決定によるものだ」というのは間違いである。 FAQにも書いたように、郵政省の頭には「有効利用」なんかなかった。これは(Q2に書いたように)後からつけた理屈だ。ハイビジョン(MUS
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=600 宮台 西村賢太はそうですが、話題作のケータイ小説『恋空』を出すとそれは関係なくなります(笑)。 主人公が輪姦されても彼氏が「守ってあげられなくて御免」と言えば一瞬で立ち直る。セックスをしたら 直ちに妊娠する。それをライバルに妬まれて蹴られれば直ちに流産する。好きな彼氏に別れを告げられて 消沈しているときに別の男が「俺でどう?」と言い寄ると「優しい人だからOK」とつきあう。 元カレは実はガンで、悲しませたくないから別れたと分かると「やっぱり元カレの方が好き」と戻る。 死んで泣いていた主人公が、最後のシーンで電車を降りると、お姉さんとお父さんとお母さんが 出迎えて「お帰りなさい」「ただいまー」って。 ……中略…… 宮台 そうなんです(笑)。しかも驚きなのは映画館でみんな号泣してるんですよ。どうしてこれで 泣
2007年09月17日02:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 3時間で「専門家」になる私の方法 佐々木さんより献本。 3時間で「専門家」になる私の方法 佐々木俊尚 これは、使える。 本書〈3時間で「専門家」になる私の方法〉は、現時点までに佐々木俊尚が書いた本の中で、最も使える本。ちなみに最も面白いのは「 フラット革命」。何が書いてあるかというと、専門家はとにかく、括弧付きの「専門家」としてその専門分野に関して本を一冊できるだけの情報収集と分析をどうやって著者が実現しているか。 目次 まえがき 第1章 激変した「情報をめぐる環境」 第2章 新聞記者は無意識に「マトリックス」を描く 第3章 クオリアを身につけよう 第4章 実践・3時間で専門家になる part1 第5章 実践・3時間で専門家になる part2 第6章 ニューロン型情報収集のノウハウ 第7章 セレンディピティを実現する あ
2007年08月18日02:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 書評 - いつまでもデブと思うなよ 新潮新書編集部より思いがけないバースデープレゼント。 いつまでもデブと思うなよ 岡田斗司夫 私がこれまで読んだ中で最も面白いダイエット本にして、岡田斗司夫作品の中ではもっとも「使える」本。 本書「いつまでもデブと思うなよ」は、自他ともに認めるオタキングであったはずの著者が、実は知らない人にとってはそれ以前に「デブ」であることを知ってしまい、そこで一念発起して117kgだった体重を67kgまで落とした動機と顛末を一冊にまとめたもの。 目次 - 新潮社より 序章 一年で五〇キロやせたよ 成功するダイエットは楽しい。精神力も我慢もいらない最高の娯楽である。 第一章 「見た目主義社会」の到来 学歴主義社会は終焉した。見た目重視の現代社会で確実に損をする存在が「デブ」なのだ。 第二章 ダイエット手段
トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』は、「だれでも知っているが、だれも読んだことがない」という意味での古典の一つだ。私も、3年前に講談社学術文庫版が出たとき読もうとしたが、訳がひどくて挫折した。特に引っかかったのは、そのテーマである「平等」の概念だ。当時(19世紀前半)の欧州から見るとアメリカは平等だったのかもしれないが、今のアメリカを見ると、それが平等な社会だというのは、まったくリアリティがない。 ・・・と思っていたのだが、本書を読んで考えが変わった。日本語で平等というと、所得を同じにするといった「結果の平等」を思い浮かべがちだが、トクヴィルのいうegaliteは、身分差別を撤廃するという「機会の平等」であり、「対等」とか「同等」と訳したほうがいい。この点、本書もタイトルで損をしている。 トクヴィルがアメリカを旅行して印象づけられたのは、それが徹底して対等な個人の社会だということだ
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