恐らく、サラリーマン人生で最大の決断は会社を自らの意思で辞めると言うことだと思っています。 これは60歳で定年退職を迎え、再雇用を受けなくとも同様なことです。 この人手不足のご時世では、会社としてはできるだけ残って欲しい、新卒並の給料で40代くらいの働きをしてくれれば御の字ですから、会社の都合を考えれば再雇用制度というのは悪くない制度なのです。 今の60歳は若いですから、会社からすれば今度は安い給料でこき使えるというボーナスタイムです。ですからサラリーマンは昔のような60歳定年時代と異なり、いつ会社を辞めるのかというのは難しい判断に迫られることが増えるのです。 私のように早期リタイアする人や、60歳定年時で、「こんな安い給料でフルタイムなんてやってられるか」と憤慨して辞める人、65歳から年金をもらえるのでそこで打ち止めする人、70歳までローンがあるため、そこまで頑張る人などさまざまです。