JR東日本は10月から南武線(立川-川崎駅)に新型車両「E233系」を導入し、定期列車として保有する現行車両(E205系とE209系)のほぼすべて、35編成を約2年で新型車両に更新する。 E233系は中央線や横浜線などで広く採用されている首都圏の標準通勤車両。現行車両より横幅が広く、定員が1割ほど多いため、混雑緩和の効果が期待される。 更新が完了すれば、朝のピーク時の混雑率が平均194%と最も混み合う武蔵小杉-武蔵中原駅間で、混雑率は10%程度低減される見通しという。 佐藤裕・八王子支社長は「新型車両の導入でどんなサービスができるか、いろいろと検討したい」と話している。