レビュー Microsoftのセキュリティ対策ソフト「Microsoft Security Essentials 4.0ベータ版」 Microsoftとセキュリティの歴史 インターネットの普及とセキュリティの重要性は比例し、誰しもがセキュリティ対策を講じなければならない時代である。当初はセキュリティ対策を軽んじていたように見えたMicrosoftだが、2001年のWindows XPリリース後から姿勢を改め、セキュリティ対策の一環として「Trustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)」を目標に、翌年初頭からNGSCB(Next Generation Secure Computing Base:新しくセキュアなコンピューターシステム)プロジェクトを開始した。 ソフトウェア開発者がソフトウェアのセキュリティレベルを高める仕組みを用意し、OS自身の拡張にも着手。Bit