作家のシルヴィア・プラス(Sylvia Plath)氏は、「創造力の最大の敵は自己不信だ」と日記に書きました。 なんと的確な指摘でしょう。自己不信によって、私たちは自ら創造することをやめ、作品を世に送り出すことを諦めてしまいます。自分の力を正しく認識することができなくなり、ペンや絵筆、カメラなどから何十年も遠ざかってしまいまうのです。ネブラスカ大学で心理学を研究しているMeghan Davidson教授は、「自己不信のせいで、私は25年も創造する意欲を失っていました」と言います。同教授は8歳の時、美術の教師から通知表に「芸術の才能がまったくない」と書かれたのだそうです。この言葉が教授から創造する意欲を奪いました。家族の誰もがジョークにしましたが、それが子どものころの彼の心をどれだけ傷つけたか、誰も気づきませんでした。 Davidson教授が自分の創造力を突き詰めてみようと決断したのは、健康
はじめまして! 私たちはこの春スタートした経済・マネー系の電子書籍「FOLIO」の編集部です。 この雑誌は「人生をバランスシート思考する」をキーワードに、人生とおカネにまつわる、あらゆることを探求していきます。 「人生をバランスシート思考する」にあたって、不可欠なのが、自分の「人生のバランスシート」を作ってみるということです。 こんな「あなた自身のバランスシート」がカンタンに出来上がります! 企業は投資家や債権者向けにバランスシート(貸借対照表)を作っていますが、あなたも自分の「人生のバランスシート」を作ることで、自分の将来のおカネにまつわる価値観を、より客観的に眺められるようになります。 そこで今回は、誰でもカンタンに「人生のバランスシート」を作っていただけるように、このエントリを用意してみました! あなたが大切にする価値観はどれ?と、その前にあなたは次のうち、どの価値観をより大切にして
どんな職業に就いていても、ある程度の時間が経つと、「仕事に行きたくない」と思う日が出てきます。その後、そういう日がまたやってきて、しばらく経つとまた一日...。自分の好きだった仕事が、急にただの労働に、それもつまらない労働に思えてくる。こんなはずじゃなかったのに。これは誰もが味わう経験でしょう。 問題点 不愉快な上司や、少ない給料などの問題はよくありますが、だからといって、簡単に辞めて次の仕事を探すわけにもいきません。どんな仕事であっても、いいことばかりというわけにはいきませんよね。仕事は修行(ワーク)の面があるのです。運良く自分の好きな仕事に就けたとしても、うまく行かない日はあるでしょうし、イヤになってしまう日もあります。さらに、威張りくさった上司や知ったかぶりの同僚とつきあい、イライラするような忙しさを切りぬけなければなりません。 そうは言っても、多くの人が何度も転職を繰り返します。時
リアルワールドで書物を手にする方法(というか習慣)について先に述べた。 ネットを使って学術情報にアクセスする最初の一歩は、例えばどのようであるかについても触れた。 当面必要なものはいま目の前にある、としよう。 次は読む話をしなくてはならない。 といっても今回取り上げるのは、いつもように、ささやかなものである。 一体に読書の巧者は様々な速度で読む。速くも読むし遅くも読む。 たとえば、そこに書いてあることの大半がすでに親しんだ知識であれば、自分が知っていることとどこかに違いはないかだけに注意するから、かなりの部分は読み飛ばしてよい。 今読もうとしているのが、自分を一旦壊して組立て直さなくてはならないような容易ならざる一冊であれば、当然に歩みは遅くなる。 読書の速度は(読みの深さその他と同様に)、読み手の能力によるのでなく、また書物の性質だけによるのでもなく、読み手と書物の関係で決まる。 だから
コーチングの仕事をはじめたばかりだった8年前。私は、国際的な広告代理店相手の大きな契約を獲得してワクワクしていました。同社のさまざまなポジションの社員たちを対象に、月に数回、プレゼンテーションや管理のスキル、プロフェッショナル・プレゼンス(プロに必要な心構えなど)について、訓練とコーチングを行うのです。 夢のような仕事でした。事業もうまく進んでいましたが...その3年後、最重要クライアントが、別の広告代理店に合併されることに。合併した代理店は、元から取り引きのあった業者を優先し、その中に私は入っていませんでした。 私は突然、得意の絶頂から失意のどん底に叩き落されました。かなりの収入を失っただけでなく、そのクライアント関連で思い描いていた将来の計画や、新規事業の開発を先延ばしにするという「贅沢」、そして自分自身のプライドも失ってしまったのです。その後、事業のほうは、その当時の損失を補って余り
人が産まれた時というのは、自分と他人の区別はなく、ただ本当に“あるがまま”そこにあるだけです。感じるものを感じたまま、欲求もそのまま、喜怒哀楽もそのまま、何のためらいもなく表現します。 ところが、成長をしていき、「自我」というものが芽生え始めると、自分と他人を分けて考えるようになり、そこに境界をつくるようになりますよね。「自我」がつくられるということは、別の視点から見ると、「自分と比べる相手をつくりだす」ということです。そして人は色々なものを比べるようになります。容姿・成績・運動能力などは代表的なものでしょう。 “容姿端麗で成績優秀、そして運動もできる人物”が優れている それは一体誰が決めたのでしょうか? そうです、それはいま私たちが住んでいる社会が決めたことですよね。人は成長していくに伴い、そういう社会的影響も受け、自身の価値観を創りだしていきます。 現在の社会では膨大な情報が溢れており
新卒で就職する人でも転職する人でも、初めての仕事はドキドキするもの。仕事のやり方なんかわかっている、と思う人もいるかもしれませんが、仕事はただ終わらせればいいというものではありません。 以下、私が初めての仕事についたときに、誰かがアドバイスしてくれたらよかったのに、と思う内容を紹介します。職場の環境は、それぞれ少しずつ異なってはいますが、初めての仕事をするときに必要な課題はみな同じです。経験豊かな人でも、おそらくは序列のいちばん下からスタートしなければならないでしょうし、その企業の文化になじむのは思ったより大変です。まずは過度の期待をしないことが大事です。 1.新人という立場を受け入れ、与えられた仕事をこなそう 大学を卒業したばかりであれば特に、自分が取り組む仕事に幻想を抱きがちです。しかし、残念ながら、本当に責任のある仕事を任される前に、いわゆる「お茶くみ」から始めなければならない可能性
人気連載「芦屋広太 ひとつ上のヒューマンマネジメント」で先日、「『時間を浪費して逃げられない人』が悲劇である理由」という記事を公開した。同記事では、仕事にまじめに取り組みすぎた結果、システム開発申請の期限ギリギリまで時間を費やしてしまい、自分や周りを苦境に追い込んでしまう事例を紹介、そういった事態を回避するための心構えと行動を解説している。 社会人にとって、タイムマネジメント(時間管理)は永遠の課題である。「忙しいときほどサボりがいがある」と、うそぶく不良社員はともかく、毎日大量の仕事に追われている人ならば「もっと時間をうまく使いたい」と誰もが思っているはず。「意外に簡単!はじめてのタイムマネジメント」はそんな人に向けて、時間管理のやり方を懇切丁寧に説明した連載である。 同連載では、タイムマネジメントを「『行動の管理』であると同時に『仕事の整理術』でもある」と定義。時間が約束された「アポイ
『人を動かす』(ひとをうごかす、原題 : How to Win Friends and Influence People、“友を得、他人に影響を与える方法”)は、デール・カーネギーの著書。1936年発売。日本語版の発売も1937年(昭和12年10月30日・創元社刊)。 『道は開ける』と共に、デール・カーネギーの代表的な著書。自己啓発書の元祖と称されることも多い。日本国内で430万部、世界で1500万部以上を売り上げている。発売から80年以上売れ続けている超ロングセラーである。 日本での評価も非常に高く、経営者が勧めたり、新人研修に用いられたりすることも多い。経営者やマネージャー、チームリーダーなど人を動かす立場ならば「はじめに読んでおきたい1冊」と言われる名著であり、人生の節目などで数年おきに読み返すことで新たな発見があるとも評される。 ビジネス現場においてだけでなく、家族・恋愛・交遊関係
「野球選手になることを目指していたが、現実は厳しかった」 …というような表明を耳にすることがあります。「野球選手」を別の言葉に置き換えてもいいでしょう。 どんなシチュエーションで耳にするか。それはその人が自己紹介をしている時です。名前や職業に続き、ひとしきりの身の上話が落ち着いたところで、ふと出てくることが多いです。 「今ではしがない○○ですよ」 と続くこともあります。 ここで僕がいつも感じるのは、そもそも本当に「野球選手」を目指していたのだろうか? という素朴な疑問です。 本当はもっと別の何かを目指していたはずが、それがうまく言葉にならないからか、あるいは「野球選手」という目に見えるイメージに引き寄せられたせいか、自分でも気づかないうちにゴールがすり替わってしまう。 その後も自己紹介の中で「野球選手になることを目指していたが~」という表明を繰り返しているうちに、最初に目指していた「別の何
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[徳力]ネットで毒を吐いている人たちにツイッターで反撃するのは、リスクばかりで、ほとんど何のメリットも無いという話。を読んで連想したこと。1601年生まれの哲学者バルタザール・グラシアンはこう言っている。 人の中傷は無視せよ。黙殺で答えることが賢明だ。身の潔白を明かそうとしてペンの力に訴えてはいけない。書かれたものはいつまでも残るから敵を懲らしめるどころかその名を留める手助けをしている。忘却に勝る復讐はない。 人と争ってはいけない。公正に戦うものなどほとんど居ないのだ。敵は使えるものなら何でも利用しようとし、本来使うべきでない卑劣な手まで繰り出してくる。そんなことしても何の得にもならないのだが、仕返しができたと言うさもしい満足感が得られれば彼はそれで十分なのだ。 失うもののないものと戦ってはいけない。仮に相手を打ち負かしても、なくしたものを取り返すことはできない。 400年経っても人間はあ
2012年に身についた良習慣について順位をつけてまとめてみました!参考になった本や、関連する記事がある場合は、それらも適宜紹介しています! 1位:早起き(4時起き) ・一日の中で最も集中力が高い時間をまとめて確保できる ・その時間を使って好きなこと(仕事も可)ができる破格のメリット ・寝坊しても絶対に遅刻しない ・「とりあえず寝て、明日がんばろう」が秘密兵器になる 朝活を始めたい人へ!4時起きを定着させる12のコツ 2位:毎日パートナーが喜びそうなことを考える ・子供がいると、妻に気を使うことを忘れがち ・毎朝5分は必ず妻が喜びそうなことを考える ・可能であればそれをすぐに実行する ・結果的にこれまで以上にお互いが相手を気遣うようになった 3位:イラッときたら相手の状況を想像する ・相手の行動にイラッときたら一呼吸 ・なぜこんな行動をとるのか?相手の状況を想像する ・盗人にも三分の理。相手
繰り返しはあまり役に立たない ものを覚えるのに、今でも頻繁に使われる方法に《繰り返す》というのがある。 これは思ったほど(一般に思われているほど)効果がない。 記憶システムを短期記憶と長期記憶から構成されるものとするレトロな二重貯蔵モデルにおいては,繰り返し唱えたり書きなぐったりして、記憶したい情報を反復することで,短期記憶から情報が失われないようにすると同時にその情報を長期記憶へと転送させるのだと考えられていた。 ところが,情報を単に反復することに時間を費やしても,必ずしもそれが記憶として定着するわけではないことがその後分かってきた。 現在では,こうした《繰り返し》は維持リハーサル maintenance rehearsal(または1次リハーサル primary rehearsal)と呼ばれ,情報を短期記憶に一時的に保持させるに過ぎないと考えられている。 記憶技法はめんどい 情報を長期記
私はかつて自分の間違いを直視しませんでした。まるで、そうすると取り返しのつかない傷がつくかのように...しかし、それは世界の誤った見方であると気づきました。そして、「やっちまったリスト」を作りはじめたのです。 誰もが間違いを犯します。わずかなミスもあれば、致命的な失敗もあります。また、わかっているのに何度も繰り返してしまう馬鹿げた過ちもあります。「失敗しちゃった...次からは気をつけよう」と口で言うのは簡単です。しかし、自分が犯した間違いを書き出し、きちんと向き合うことは容易ではありません。「やっちまったリスト」を始めよう! 私の「やっちまったリスト」は、米Lifehackerの記事を書く上でよくやる間違いをメモすることから始まりました。最初は「Thorin(私)がよく間違える言葉」なるテキストファイルを作り、時制を誤ったり、文頭の大文字化を忘れたりなど、よくやってしまう文法の誤りを書き込
Elizabeth Grace Saundersさんは時間管理コーチであり、時間管理術を教える「Real Life E Time Coaching & Training」の設立者でもあります。Saundersさんは専門家としての見地、また個人的な経験を通して、人間には「計画派」と「なりゆき派」の2パターンがいると感じました。今回はその相反する人々がうまくやっていくためのコツを、Saundersさんに教えてもらいましょう。 「計画派」の人と「なりゆき派」の人の世界が衝突すると、火花が飛び散ります。計画派の人はなりゆき派の人をいいかげんな人間だと思っています。なりゆき派の人は計画派の人をコントロールマニアだと思っています。どちらが正しいのでしょうか? 両者はうまくやっていけるのでしょうか? 「あなたがやってくれてると思ってたのに!」 「そんなに大切なことだとは知らなかったんだよ」 「1カ月前か
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