台風14号は伊豆諸島に接近したあと次第に進路を南寄りに変えて日本から離れる予想となっています。気象庁は、日本のはるか南にある上空の低気圧が影響しているとしていて、今後の情報に注意するよう呼びかけています。 通常この時期の台風は日本に接近したのち、上空を西から東へと吹く偏西風に流されて北東方向に進みます。 しかし現在、偏西風は通常より北側に吹いていて、影響を受けづらくなっています。 その一方で、日本のはるか南の上空6000メートル付近には低気圧があって、北寄りに進んでいます。 低気圧のまわりでは反時計回りの風が吹いていて、台風14号が東へ進むと、この影響を受けて次第に南寄りに進路を変える見通しだということです。