インターネットへの接続を中継するサーバーが、発信元が特定できないため犯罪の温床になっていることが問題となるなか、警視庁などが日本国内の不正な中継サーバーの摘発を進める過程で、犯罪に悪用されている疑いがあるサーバーが、アメリカなど少なくとも33か国にあることが分かりました。 警視庁は各国の捜査当局と情報共有して実態解明を進める方針です。 インターネットへの接続を中継するサーバーは発信元が海外でも日本国内から接続したように装うことができるため、海外からのネットバンキングの不正送金事件やサイバー攻撃に悪用されるなど、ネット犯罪の温床になっていることが問題となっています。 警視庁などは日本国内にある中継サーバーの複数の管理会社が、中国の顧客に不正な接続を仲介した疑いで摘発を進めていますが、同じような中継サーバーが日本以外にも、アメリカ、ドイツ、韓国、オーストラリア、ブラジルなど少なくとも33か国に
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