アイティメディアが開催している「ITmediaエグゼクティブ勉強会」にボイストレーナーで合唱指導者、ピアニストでもある永井千佳氏が登場。著書のタイトルでもある「リーダーは低い声で話せ ~信頼感、交渉力、説得力を高めるビジネス・ボイストレーニング」をテーマに、実際に来場者とボイストレーニングを行いながら、低い声で話す意味について講演した。 潜在意識の恐怖が人の可能性を制限する 断崖絶壁に取り付けられた30センチ程度の幅の橋を渡るのは多くの人が恐怖に思うだろう。しかし同じ幅の橋が床の上に敷いてあったらどうだろう。まったく恐怖を感じることなく、走って渡れるのではないだろうか。このように潜在意識の恐怖は、人の可能性を制限してしまう。 「人前で話すことも同じである」と永井氏は話す。永井氏も以前は「あがり症」で、人前で講演をするとき、頭の中が真っ白になっていたという。それがトラウマとなり、その後、人前
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