その1からの続きです。 これまで人工知能が直面していた問題は「概念」を自ら獲得することができなかったことです。 人間は生まれたときから実物でも写真でも様々なものを見ては特徴を切り出し、これはネコ、これはウマ、これはシマウマだという概念を覚えていきます。初めから猫という単語は知りませんが、目と耳と鼻と口がありちょっと髭が生えていて前身が毛に覆われている生き物という存在の一括りを他の動物とは区別するようになります。 ある日、それを「猫」や「cat」だという名前だと知りますが、記号としての名前ということではなく、「ネコ」というひとまとまりの動物がいるのだということを自然と学習していきます。 ある動物がゾウかキリンかシマウマかネコかを見分けるのは人間には簡単ですが、コンピューターにはきわめて難しいものだった。しかし「ディープラーニング」によってそれ解決する糸口が見えてきているとのこと。 目と耳と鼻
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