今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によってフェスのあり方も変化した一年だったといえるだろう。あらゆる音楽フェスが有観客だけではない新しい形を模索しながら行っていたなか、ロッキング・オン・ジャパンは初のオンラインフェス『JAPAN ONLINE FESTIVAL』を開催した。同フェスでは、18m×7mの巨大LEDによる映像を前にライブを展開。楽曲の世界観に合わせて映像が変化していき、まさに“音楽と映像の一体化”が意識されたステージ作りがなされていた。(『JAPAN ONLINE FESTIVAL』が突き詰めたオンラインならではの表現 主催者とアーティストが共有したこのフェスが目指す姿)。 リアルサウンドでは、ロッキング・オン・ジャパン イベント部部長の海津亮氏にインタビューを行った。「オンラインライブはリアルライブの代替ではない」と考えるロッキング・オン社が生み出した、新たなエン