没後50年 三島由紀夫と自衛隊 | NHKニュース

作家の三島由紀夫が、自衛隊駐屯地の一角を占拠してクーデターを呼びかけ、その後、自ら命を絶った事件から、25日で50年です。 自衛隊を治安出動させ、政府に憲法改正を認めさせようとした三島。事件の3年前、三島と接触を重ねていた、ある自衛官がいました。 のちに陸上自衛隊のトップ・陸上幕僚長を務めた冨澤暉さんです。 三島とどんなやり取りがあったのか、話を聞きました。 （聞き手:政経・国際番組部 宮川徹志 社会部 南井遼太郎） （記者） 三島由紀夫と出会ったのは、何がきっかけだったのでしょうか。 （冨澤さん） その前に、きょう、ちょうどここに持ってきたものがあります。僕が三島に会った証拠品っていうのはないんだけれども、三島の書簡集というのがあるんですよ。 ここにね、昭和42年5月11日の封書が義理の父の藤原岩市のところに来ているんですよ。 ここに何が書いてあるかというと「前略その後御無沙汰してをりま

[muchonov]

三島に臆したりせず、限られたやりとりの中で相手の思惑も蔑みも見切ってしまった冨澤氏の人格的な深みが印象に残るエピソード

[rti7743]

煽動家の口先に乗せられてクーデターを起こさないで本当に良かったし、デモ鎮圧とかで銃を国民に向けることもなくて本当に良かったと思う。この先もそうであってほしい。

[IthacaChasma]

このタイトルなら「右翼知識人の扇動に乗らないこと」が結論では

[namawakari]

“デモをやる人たちだって、いろいろいるわけですよ。幅の広いデモをやる人たちと軍隊が対立したら、国が壊れてしまうということは僕らはみんな知っていたわけです”

[lady_joker]

三島の50周年の記事だが、現場で武力の本質に向き合ってきた職業人が、脳内で勝手な理想像を作り上げ自滅したインテリを思想的に超えている感じがして、興味深かった。現代にも通じる構図だと思う

[kamm]

作品だと情景や人の心境を繊細に語れるのに、現実だとまるで「こいつ馬鹿じゃん」ってレベルで自分が浮いてるのを自覚できてないようにみえて、頭がよすぎると一周回るのかもね

[mventura]

タイみたいにしょっちゅう軍がしゃしゃり出てくる国になるもの困るもんね。

[fujifuji1]

この話に興味を持った人は、杉山隆男『「兵士」になれなかった三島由紀夫』（小学館）を読むと良いです。というか冨澤さん全く同じ話してる。出てくる岳父の藤原はF機関の藤原岩市。

[charliecgo]

先日のNスペでは三島のイタいところがよく描かれていた。

[t-kawase]

大変面白いインタビュー。三島が初めて会った幹部候補生が、のちの幕僚長とは。これだけみんな冷静だと、そりゃ、市ヶ谷で野次られるわけだよ。

[candidus]

“国の安全のために、日本の国の独立と平和を確保するっていうことが自衛隊の任務”

[morimori_68]

昔の人は埒を知ってたよなあ。いま三島さんみたいなのが出てきたらちょっとわからない。

[knyacki_j]

すみ

[bzb05445]

粗雑な「自衛隊批判」をいまだに払拭できないのは、政府・自衛隊からの広報が役目を果たしていないから。ゆるい広報で大衆の警戒心を緩和するだけでは何も変わらないよ。

[grandao]

興味深い。

[Humisawa]

“要するに、三島の頭には二・二六事件があるんです。二・二六事件の時の旧日本軍と自衛隊とは全然違うんです。将校っていうのは何でもできる。三島はそう思っている訳ですよ。”

[namnchichi]

“法律的には治安出動はできるんです。警察力で抑えられない時、治安出動で弾を撃つことができる。自衛隊法には暴徒鎮圧のための武器使用においては、人に危害を与えてはいけないとは書いてない。”

[yujin_kyoto]

“デモをやる人たちだって、いろいろいるわけですよ。幅の広いデモをやる人たちと軍隊が対立したら、国が壊れてしまうということは僕らはみんな知っていたわけです。”

[north_god]

「こんこんと言われていた」という言葉から伺える、先輩や上司からの教えを根拠とする気配を感じ取ってマウンティングしたくなったんかなー。まあ発言力持たせちゃダメなタイプよな

[taro-r]

TVみていて，なぜ今三島由紀夫なんだろう?と思ったけど，今，証言取っておかないと取れなくなる人がそろそろ出てきそうだなぁとは思った。

[bando_alpha]

藤原岩市の義息で芥川賞作家の息子、というのも凄まじい/山本舜勝といい、旧軍特務機関関係者の暗躍(と蹉跌)は面白いね

[Ayrtonism]

主観も入ってはいるのだろうけど、すごいうさんくさい奴にしか見えないな。

[dimitrygorodok]

やっぱり私の中の三島は「出遅れたヒトラー」あるいは「ちょっと上品な橋下」でしかない

[satoshique]

インテリうんぬんのくだりは、橋下徹がよく揶揄して言う「自称インテリ」を思い出す。ルサンチマンなのよね。

[deztecjp]

焼け跡世代の冨澤暉さん（82）の感覚を支持。そういえば団塊世代の田母神俊雄さん（72）がクーデターを肯定したという話も、寡聞にして知らない。今後は、どうか。ただ安心しているだけでは、ダメなんだろうな。

[xqu]

当時の時代背景などを踏まえずに、現代の視点で感情論を綴るブクマカらが多すぎる。

[georgew]

三島と接触を重ねていた、ある自衛官 > 地に足がついたこの人はすべてお見通しだったようだ。対比で三島はまったく大した人物ではないと感じた。

[blueboy]

　三島は本気でクーデターをやろうとしていたわけじゃない。　クーデター失敗で自殺するというふうにするのが目的だった。つまり、自分の死に場所を求めていたんだよ。　クーデター失敗は、最初から目的だったんだ。

[b4takashi]

自衛隊が国を変えるような力を持っていても、それを行使するのは絶対にダメである、という強い意志を感じる。

[cosmosquare77]

軍隊の徹底したリアリズムは三島のナルシズムと相容れなかった事がわかる証言。

[gendou]

美輪さんと寂聴さんの「ぴんぽんぱん二人話」の中で語られる三島さんも面白いよ

[hat_24ckg]

“国の安全のために、日本の国の独立と平和を確保するっていうことが自衛隊の任務なんですよ。” 現実を見てる言葉だと思う。

[John_Kawanishi]

｢法律的には治安出動はできるんです｡警察力で抑えられない時治安出動で弾を撃つ事が｣｢但し､そういう事はやるべきじゃないというのは僕らは防衛大学校の頃から滾々と言われていた｡折角此処迄作った陸上自衛隊が

[osugi3y]

記念日だったのか。

[yarukimedesu]

誰に似ているかと言えば、知ってる顔では、籠池元理事長を思い浮かべちゃった。ごみんなさい。

[kasuho]

何気なく読んでたら、この方サンサシオンの冨澤有爲男のご長男だった！

[nico-at]

"そのあたりも、日本人は冷静に見てもらいたいと思うんです。自衛隊っていうのは、任務は国を守ることだって書いてあるんですよね。それは国の独立と平和を守って、我が国の安全を確保する""独立と平和なんです。"

[tsurukame3]

書簡も美しい

[dekasasaki]

今年はやたら三島由紀夫の記事を目にすると思ったら没後50年だからか。アニバーサリーするもんなのかな。時代背景考えずに表層的に傾倒したらアカンで。

[bookkeeper2012]

最後にまさかのトランプdis