前の記事 紫外線に当てると自己修復する新塗料 スペースシャトルは窓を92回交換:宇宙ゴミの威力 2009年3月17日 Alexis Madrigal スペースデブリ(宇宙ゴミ)が米航空宇宙局(NASA)の現在および今後のミッションにとって大きな脅威の1つとなっていることは知られているが、宇宙ゴミが過去のミッションに及ぼした影響の記録は、これまでほとんど公開されていなかった。 しかし、米ジョンソン宇宙センターの超高速衝突技術施設(Hypervelocity Impact Technology Facility)が持つデータによると、宇宙ゴミのほんの小さな破片(素材は塗料やアルミニウム、鋼鉄など)との衝突は、スペースシャトルのミッションではよくあることのようだ。 『STS-50』[1992年6〜7月]から『STS-114』[2005年]までの54回のミッションで、宇宙ゴミや流星がスペースシャト