ニューヨーク市警察は、映画「ジョーカー」の公開にともない、市内全域の映画館に私服警察官を配置するなど警戒態勢を強化すると、Deadlineが報じた。 「もしいずれかの映画館で何かが起きた場合、我々は迅速かつ確実に鎮静化を図る」と、警察はDeadlineへ語った。 ニューヨーク市警察はBusiness Insiderに「現時点で特定の、または信頼し得る脅威はなく、この映画の上映を引き続き厳重に警戒していく」と書面で述べた。 ロサンゼルス市警察も「映画館周辺での警戒の強化を続ける」と発表した。 「ジョーカー」上映での暴力に対する不安は、2012年にコロラド州オーロラの映画館で起きた銃乱射事件の被害者家族がワーナー・ブラザーズへ手紙を送ったことで、国民の関心の的となった。 事件は「バットマン」シリーズの「ダークナイト ライジング」のミッドナイト上映中に起き、バットマンの悪役、ジョーカーに刺激を受