能登半島地震で段ボール製の簡易住宅「インスタントハウス」が大活躍している。組み立ては15分、原価は約1万円で、屋根と扉、窓もついた小さな「家」だ。被災地の子供は「体育館におうちができた」と話しているという。インスタントハウスはどうやって生まれたのか。開発した名古屋工業大学の北川啓介教授に、フリーライターの川内イオさんが取材した――。
能登半島地震で段ボール製の簡易住宅「インスタントハウス」が大活躍している。組み立ては15分、原価は約1万円で、屋根と扉、窓もついた小さな「家」だ。被災地の子供は「体育館におうちができた」と話しているという。インスタントハウスはどうやって生まれたのか。開発した名古屋工業大学の北川啓介教授に、フリーライターの川内イオさんが取材した――。
2024年元日に発生した能登半島大地震は、まさに日本全体がお正月のホンワカムードに浸る中の出来事で、一体何が起こったのか理解できた人は少なかったのではないだろうか。もちろん筆者もその1人である。 お正月番組を全部吹っ飛ばしてテレビ放送は一斉に地震速報に代わり、震源地や震度、度重なる余震、津波警報の情報が拡散された。揺れが伝わる地域の方は、スマートフォンの地震警報が連続で発せられ、落ち着かなかっただろう。 それで思い出すのが、今から13年前となった東日本大震災だ。3月11日は平日で、子ども達は学校に居た。当時筆者は埼玉県に住んでいたので、ある意味地震災害の当事者とも言えないこともないが、深刻な被害を受けたわけではない。テレビのニュースは同じ情報を繰り返すだけで、むしろ情報源として貴重だったのが当時のTwitterだった。 当時からすでにネットニュースはTwitterにリンクを流していたが、陸
読売新聞で1月6日6時38分に以下の記事が配信される。 石川・穴水の避難所、40~50代の集団が自販機破壊し金銭盗む…目撃者「避難所がパニックに」 被害を目撃した避難者の30歳代男性や同校によると、発生したのは地震発生直後の1日夜。当時、避難者が続々と校内に集まり、100人ほどが身を寄せ合っていた。学校は地震の揺れでほとんどのガラスが割れており、誰でも自由に入れる状態だった。 同日午後8時頃、校庭に金沢ナンバーの車が見え、40~50歳代の男女4、5人の集団が校内に入ってきた。集団は「緊急だから」とだけ話し、女の指示を受けた複数の男がチェーンソーとみられる道具を使って自動販売機を破壊し、飲料水や金銭を盗んだという。 目撃者の男性は「けたたましい音が学校中に響き渡っていた。避難所はパニックになり、誰も止められなかった」とおびえた表情で語った。同校の島崎康一校長は「避難者も不安に感じているので、
2024年1月3日頃から、能登半島中部の志賀町で「中国人窃盗団がマイクロバスで被災地を回って窃盗をしている」というデマが拡散しました。 最終的には情報提供したとされる消防団長当人が中国人窃盗団の存在を否定して、誤情報だと確定しました。 しかし、その後も「マイクロバスに乗った中国人窃盗団」 というデマがしばらく拡散され続けました。 今回のデマは情報源がはっきりしていて誤情報だとの確認も早かったですが、東日本大震災の時には同じような内容のデマが情報源不明のまま拡散し、中国語話者の殺害を掲げた自警団も被災地にやって来る危険な事態になりました。 今回は被災地の内部から出て来たデマでしたが、このデマがどこから出てどのように拡散したのか記録しておきます。 追記:2月24日の朝日新聞の記事によると、避難所内で噂を聞いた消防団長が、1月3日20時40分頃にLINEグループで中国人窃盗団のデマを共有した。
muchonov @muchonov 建設関連業界の人達と話すと、ちょいちょい「ここ数年の線状降水帯の発生頻度や風水害の大きさを見てると、日本もそのうち東南アジアのショップハウスみたいな造り(RC造、1F部分の壁・床はモルタル顕し、冠水しても水を流せば清掃が終わる構造)にしないといけなくなるかもね」という話題が出る。 2023-07-13 06:29:56 muchonov @muchonov 地震はその地域の想定最大震度のやつに一発耐えられればいいけど、風水害はもう毎年・毎シーズン起こりうるリスク。「建造物が備えるべき災害」としてのプライオリティが跳ね上がった。保険料も上がったし…。 2023-07-13 06:54:23 muchonov @muchonov 近年は、線状降水帯が長時間滞留してその地域の排水能力が飽和した後、河川の越水や決壊がなくても、そもそも近場に河川がなくても、地域
こんにちは。イラストレーターで防災士のアベナオミです。宮城県多賀城市出身で、現在は杜の都・仙台で3人の子育てに奮闘しています。現在はイラストレーターとしての執筆活動の傍ら、子育て中のパパ・ママに向けて防災対策の大切さを伝えるのがライフワークとなっています。 最近の我が家の食器棚。一番下は空ペットボトルに入れた水道水です。飲料水ではなく「生活用水」の備蓄です。食器棚の一番下ってあんまり使わないですよね😊水を置いておけば重心も下がるので、食器棚の転倒防止にもなります。先月の地震でも、この食器棚はダメージゼロでした✨✨#1日1防災 pic.twitter.com/YGCliFNJ9b— Illustratorアベナオミ★防災士 (@abe_naomi_) 2021年3月9日 防災士の資格を取ったのは、2011年の東日本大震災での被災経験がきっかけです。当時も宮城県にいて、長男は1歳7ヵ月。幸い
段ボールメーカー「Jパックス」(本社:大阪・八尾)は、2011年の東日本大震災をきっかけに「段ボールベッド」を考案して普及活動をはじめた。これまで20の被災地に約2万3000台のベッドを業界団体と共に納入した実績がある。活動費用を考慮すると事業は赤字だが、この活動をやめるつもりはないという。Jパックスの水谷嘉浩社長に、ノンフィクションライターの山川徹さんが聞いた――。 高齢者・女性を尻目に一目散に逃げ出した ――水谷さんは災害時の避難所で使用しやすい段ボールベッドの開発、生産を続けてきました。段ボールベッドに着目したきっかけを教えてください。 12年前の3月11日、当時は滅多にない東京出張で墨田区にいたんですよ。そのときに東日本大震災を経験しました。ビルの4階にいたぼくは、自分だけ荷物をまとめて一目散に逃げ出してしまって……。その後、年配の方や女性たちがぞろぞろとビルから出てきた。その光景
ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ / メタバース炎上対策専門家 @otsune 2011年にも同じ話題が出たのですが、結論から言うと「津波や土砂崩れがギリギリ来ない位置を選んで神社を建ててるのではなく、歴史の流れで被災した神社は残っていないだけ」ですね。 なので古い神社の近くの土地が安全である可能性は高いとは言えるが、昔の人は危険境界を分かっていたわけではない。 ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ / メタバース炎上対策専門家 @otsune おおつねまさふみ 仕事はネットウォッチ, tumblr PSN, Xbox, Steam: masafumiotsune 質問は 1.有意義な議論 2.面白いネタ 3.顧客への業務(有料) に該当すれば答えています。 会社→@MiTERU_inc 網路炎上話題對策顧問公司 miteru.site
備えたことしか、役には立たなかった ~ある官僚の震災~ 大きな揺れ、迫り来る大津波。状況の把握もままならない中での初動対応。がれきに遺体が残る中での道路啓開「くしの歯作戦」。遺体を埋葬するための「ひつぎ」の確保…。 「備えたことしか、役には立たなかった」 あの日、経験なき大災害に直面しながら数々の判断を迫られた、ある官僚の告白です。 (社会部災害担当記者 清木まりあ) 東日本大震災のニュースで放送された内容に関連する記事です 3月11日午後2時46分/地震発生 「ロッカーや棚がガタンガタン倒れて。揺れの長さと大きさで、ただごとではないと」 当時、東北地方整備局長だった徳山日出男さん。陸・海・空を管轄する国土交通省の出先機関のトップでした。 当時の徳山さん 局長に就任したのは2011年1月。 阪神・淡路大震災など、過去に災害対応にあたったこともありましたが、基本は東京で対応。被災地の現場経験
地名には、先人からの知恵やメッセージが込められている。 何度も災害にあった土地の名にも、必ず手がかりが残るはずだ。 その真の意味を知れば、危険を回避できるかもしれない。 (一個人増刊『47都道府県 地名の謎と歴史』) 地図から消えた〝幻の暴れ川〟明治時代の地図には、目黒村の西から東へと蛇のように激しく流れる蛇崩川や蛇崩という字名が見られる。「荏原郡目黒村全図」明治44年 ■いにしえより地名に思いを込め警鐘を鳴らしてきた 災害大国といわれる日本で、最も頻繁に起きるのが水害。豪雨による川の氾濫など、昔から大規模な水害が全国各地で繰り返されてきたが、特に昨今は、地球温暖化による異常気象が問題視されるようになった。 「昔は数十年に一度だった水害が、今では毎年のように起きています」 長年地名に関する研究を続けてきた楠原佑介さんによると、「繰り返される水害を防ぐべく、古より人は地名に思いを込め、警鐘を
こんにちは。NHKのツイッターアカウント(@NHK_PR)運用チームです。 2011年3月、ツイッター「NHK_PR」は運用を開始してから1年ほどが過ぎていました。日本でも様々な企業などがツイッターを開始し、注目されてきた中で東日本大震災が発生しました。 NHKでツイッターを始めていたのは、ニュースやNHK_PRなどごくわずか。 当時、NHK_PRツイッターを担当していたのが、通称「1号」(当時NHK職員)。未曾有の災害、目を疑うような被害の情報の中で、震災とどう向き合ったのでしょうか。そして、震災から10年を迎えた今、東北のこと、テレビのこと、ツイッターのことを、現在NHK_PRツイッターを担当するメンバーが話を聞きました。 地震発生前日、パソコンに単語登録をしていた。――1号は、2011年3月頃、どんなことをやっていたんですか? 1号 ツイッター以外もやっていたんですよ、ちゃんと(笑)
木村充慶🐂武蔵野デーリーマン🐄 @mymor 武蔵野デーリー CRAFT MILK STAND 副店主/ FUKKO DESIGN 現場担当/ 外資系広告代理店PRディレクター/テレビプロデューサー見習い/「企画書やトークの中身より、とにかく現場に行く」がモットー。酪農、防災・復興、気候変動、SDGsらへんで汗をかいてます。 https://t.co/j8gCrWSrKq リンク note(ノート) 風水害発生5日前ー前日|コロナ禍でもすぐできる!大雨&台風への備え2020年版|fukko_design|note FUKKO DESIGNの木村です。 コロナ禍で自然災害が起きたら、どうなるのか。多くの方が不安を感じていると思います。私もその一人です。 私は災害支援や防災の取り組みをよくさせてもらっていたこともあり、「コロナ禍ではどのように備えれば良いのか」と多くの人から相談を受けました
Oct. 12, 2019As of Monday, dozens of people had been killed, more were missing and hundreds of thousands had been forced to abandon their homes after Japan was lashed by Typhoon Hagibis, the most powerful storm to strike the country in decades. Rescue services jumped into action, using helicopters to pluck stranded people from balconies and roofs, and inflatable boats to access residential streets
世界で最も災害の多い国、日本。かつて我々の先祖たちは、災害の恐ろしさを地名に託し、後世に伝えようとしていた。そんな災害と深く関係する「あぶない地名」の数々を、「現場検証」する。 「きれいな地名」は要注意 都内屈指の高級住宅街、東京都目黒区自由が丘。「住みたい街」ランキングでは常に上位にランクされるこの地に、戦後から暮らす80代の男性が自由が丘の過去について、驚くべき証言をした。 「この辺りには、かつて大岡山から大蛇が襲ってきたという言い伝えが残っています。おそらく水害をなぞらえているのでしょう。今では考えられませんが、かつてこの地では、子供が溺れる水難事故が多かったようです」 男性によれば、'14年秋のゲリラ豪雨の際、家の目の前のマンホールから水があふれ、蓋が浮くほどだったという。 日本には、長い歴史の中で、幾度も天変地異に遭っている土地が存在する。そういう場所には先人が災害を示唆する地名
今年は本当に地震、災害が多い。なかでも北海道胆振東部地震や台風21号による停電は長く尾を引いた(台風21号による関西での停電は小規模ながら現在も続いている地域がある ※2018年9月20日現在)。 そこでクルマの出番だ。クルマは走るだけでなく、電力を供給できるマイ発電機にもなる。 しかしいざという時、何がどこまで使えるのか? どうやったら使えるのか? について把握している人はなかなかいないのではないだろうか。 (北海道の大規模停電では、クルマは(インバーターさえ持っていれば)スマホは充電できるし、クーラー&ヒーターが付いているし、ラジオが聞けて情報も手に入るしで、最強の避難場所となっていたそう) クルマで白物家電を使うにはどうすればいいのか? 編集部・林が実際に11種類の家電を体当たりテストし、安全で最適な使い方を大研究してみた。 使用したクルマはインバーターでの変換が必要なガソリン車「ス
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