定額給付金商戦、早くも過熱 百貨店1万円セール、旅行代理店は破格ツアー (1/2ページ) 2009.3.11 23:09 総額2兆円に上る定額給付金を狙い旅行会社やホテル、百貨店などが給付額の「1万2000円」や「2万円」に合わせた商品やセールの売り込みを始めた。低迷する消費の刺激策として関連業界の期待は高く、4月以降の本格支給に向けて“定額給付金商戦”が早くも過熱気味だ。 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、往復航空券を含めて1万2000円という“破格”の韓国ソウル行きパッケージ旅行「定額給付金で行く!ソウル3日間」を14日に発売する。先着200人で日程も限定されるが、通常は2万円以上するという。同社は「景気悪化で落ち込んだ海外旅行需要の回復のきっかけにしたい」と意気込む。 JTBは首都圏発で、関東や東北の9県28施設を対象にした「1万2000円ぽっきりプラン」を27日に発売する。1