世の中では「なかったことにする」ことも重要でね……。ぼく自身は別に今後柄谷さんと関わることもないだろうからどうでもいいけれど、9年前の勢いで書いちゃった文章をいまだに引用され続ける柄谷さんは気の毒だなあと。あと、これ、正確にはぼく批判じゃなくて若手一般批判ですね。
河瀬直美監督のドキュメンタリー「玄牝(げんぴん)」をみた。舞台は「自然分娩」を実践することで有名な愛知県の吉村医院だ。「江戸時代の生活をしていれば異常なお産は無くなる」「自然なお産だと子供を愛せる」という発言が随所に出てきた▲違和感を覚える。帝王切開で産み、子供を愛している親はいる。医療環境が整っていない江戸時代のほうが母子に負担がかかる出産だったのは容易に想像できる。「自然だから良い」という発想はどうもなじめない。【石戸諭】
共産党の志位和夫委員長は17日の記者会見で、子ども手当法案について「(3歳未満に月7000円の)さらなる増額ではなく、保育所の建設など総合的な子育て支援に予算を回すべきだ」と述べ、党として反対する考えを明らかにした。同党は昨年の通常国会で現行の子ども手当法に賛成しているが、同党の方針転換で、同法案の成立は一層厳しくなった。 方針転換の理由について、志位氏は今年1月の「年少扶養控除」廃止を挙げ「庶民に対する増税を子ども手当に回すのは矛盾している」と指摘。政府内に「子ども手当を税と社会保障の一体改革の中で議論すべきだ」との意見があることについても触れ「(財源として)最後は『消費税を上げるのか』という話になる」と批判した。 子ども手当法案には自民、公明両党が反対する方針。与党は衆院で3分の2(318議席)による再可決を目指し、社民党に協力を求めているが、同党は賛否を決めていない。衆院で9議席を持
エジプト在住のCNN女性カメラマン、メアリー・ロジャーズのコラムより抜粋。 カイロ(CNN) エジプトの反政府デモを取材していたCBSの女性記者が性的暴行を受けた。今回のデモではほかにも女性が暴行される事件が起きており、この国で女性に対する暴力がなくならない現実を見せつけた。 首都カイロでは反政府デモが広がる以前から、女性に対する性的嫌がらせが横行していた。私自身はタハリール広場でデモの取材をしていたこの数週間で嫌がらせを受けたことはほとんどなかったが、一度だけ痴漢に遭った。暴徒に下着をはぎ取られそうになった同僚もいる。 カイロの女性は街の中、混雑したバスの中、職場、学校、そして診療所でも性的嫌がらせに遭っている。 エジプトの女性団体が2008年に1010人を対象に実施した調査では、外国人女性の98%、エジプト人女性の83%が性的嫌がらせを受けたことがあると答えた。 嫌がらせの形態は、汚い
細川護煕(もりひろ)元首相と公明党の市川雄一常任顧問、平野貞夫元参院議員が15日夜に東京・銀座の料理店で会合を開いたことが16日、分かった。3氏は菅直人政権は早晩行き詰まるとの認識で一致したという。 3氏は平成5年に発足した非自民の細川連立政権の中心人物。市川氏は小沢一郎元民主党代表と「一・一ライン」と呼ばれるパイプを築いたことでも知られる。平野氏は現在も小沢氏と頻繁に接触している側近の一人。今回の会合は、公明党との連携も視野に入れた小沢氏の戦略の一環との臆測も呼びそうだ。 細川氏は今年に入ってから周辺に「民主党政権はおかしいのではないか」と懸念を漏らしており、今回の会合でも菅政権を批判したとみられる。
民主党幹事長室に入る同党の小沢一郎元代表に近い比例選出衆院議員ら=国会内で2011年2月17日午前10時13分、石井諭撮影 民主党の渡辺浩一郎衆院議員ら小沢一郎元代表に近い比例代表選出の衆院議員16人は17日午前、執行部が決めた小沢元代表への処分方針に抗議し、民主党会派の離脱届を岡田克也幹事長に提出した。同時に衆院事務局に新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」の結成届を出した。執行部は予算関連法案の衆院での再可決が可能な3分の2以上の議席確保を目指しているが、離脱を表明した議員が関連法案に賛成しない事態となれば菅政権には大きな打撃になる。 岡田氏は同日、「党に所属している限り、規約上、会派離脱は出来ない。選挙で民主党の議員として選ばれて、会派を抜けることが軽々に出来るはずはない。考え直してほしい」と述べ、離脱を認めない意向を示した。 新会派の会長に就く予定の渡辺氏は国会内で記者会見し「衆院
民主党が小沢元代表を党員資格停止処分とする方針を決めたことについて、与党・国民新党の亀井代表は16日、内部抗争を繰り返した「連合赤軍を思い出す」と批判した。 亀井代表「リンチ殺人事件を思い出しましたよ。連合赤軍。どんどん仲間をね、ちょっとした違いをね、とりあげて総括してね、リンチ殺人に行っちゃった。切っていくんですよ。今の民主党を見ていると、連合赤軍を思い出すね」 また、亀井代表は「内輪げんかばかりしているような党では、国民が期待しなくなる」と批判し、「党内で敵を作ってやれるような生やさしい状況ではない。大変な事態に立ち至る可能性がある」と指摘した。
世界最大のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、Facebookが日本(語圏)に進出してから二年がたった。よく知られているように、Facebookは実名での登録を前提としていることが特徴であり、「米国で人気の実名SNSが日本社会において受け入れられるか」と話題になった。日本で最も利用されているSNS・ミクシィも、かつては実名での登録を推奨していたが、個人情報や個人的な写真が流出するという騒ぎを経て、実名で利用されることはあまりない。日本語版開始から二年たったいま、日本在住のFacebookユーザ数も二〇〇九年だけで約三倍に増えたものの、国別ランキングでは上位三十位にすら遠く及ばず、米国の1%前後に留まっている。 Facebookが日本で広まらないのは、当初から言われていたように、実名登録制が日本のネット文化に合わないからである、という説明がよく聞かれる。なるほど、匿名を前提とする2
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