【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は15日、福島第1原発の事故を受け、国内にある17基の原発のうち、1980年以前に稼働を開始し、老朽化した可能性がある7基について、運転を3カ月間停止し、安全性を点検すると発表した。 点検後の対応については、結果が出てから判断するとしており、安全性に問題のある原発が見つかれば、早期に閉鎖する可能性もある。同首相はまた、再生可能エネルギーへの転換を急ぐ方針も示した。 【関連記事】 【特集】ベルリンの壁崩壊20年 盗用疑惑の国防相辞任=メルケル政権に打撃 カダフィ大佐、即時退陣を=米大統領が初めて要求 ボーイング社に発注=次期空中給油機 対リビア制裁に前向き=市民の国外退避へ調整-EU