小沢一郎と小選挙区制(1)では小沢一郎が壊したとされる中選挙区制が,もしそのまま存続していたとしたら,今頃は共産党の議席はおよそ1議席程度に転落している可能性があることを指摘した。 実は共産党もその驚愕の予測事実に気が付いていた節がある。今の選挙制度に対する不満を書いた赤旗の記事では,決して中選挙区へ戻せ,なんて言っていないようである。読者は注意深く読んでみて欲しい。これに関して1990年代の改変直後あたりではどのような主張をしていたのか大変興味深いが,今は知る手がかりがない。どなたか調べられないだろうか。 従って,中選挙区理想論を唱えているリベサヨは考え直した方が良いのではないか?今や,中選挙区制に戻せと主張するのはむしろ自民党・公明党の反動勢力である。小沢一郎は共産党の恩人でこそあれ,決して共産党を潰すことを目的としたわけではないことを共産党支持者は銘記すべきだ。 このように社共潰しが