異なる民族や性的マイノリティーなどに向けられるあらゆる差別にノーの声を上げるデモ「差別撤廃 東京大行進」が22日、 東京都内で行われる。主催者は「街中を歩くことで、この問題に関心を持つ人が一人でも増えれば」と話している。 主催グループ「People’s Front of Anti-Racism」には、在日コリアンを排斥するヘイトスピーチデモに対する抗議活動を 行っている市民が名を連ねる。「人間の尊厳を傷つけるだけでなく、社会を分断する深刻な問題なのに世間の関心は低い。 自ら目に見える形で『差別は許されない』と意思表示することが大事だと思った」といい、「大行進」の名は、50年前に米国で 黒人差別解消を求め20万人以上が集まったワシントン大行進にならったという。 主催者は後日、日本が批准している人種差別撤廃条約の履行を求める申し入れを政府に行うとしている。 午後1時に新宿中央公園水の広場を出発