予想通りの結果に……
安倍晋三が政権に復帰して2年4か月、昨年の衆院選での自民党圧勝を受けて第3次安倍内閣が発足してからでも4か月が経つ。 このブログは2006年4月16日に立ち上げた。それから丸9年が経過し、10年目に入った。開設後最初の2か月は試運転をしていたが、ブログ開設の狙いは最初から安倍晋三を倒すことにあった。当初は自民党総裁選で安倍晋三を落とすことを目標としていたが、叶わなかった。当然、安倍政権打倒に目標を切り替えた。第1次安倍内閣は丸1年しか持たなかった。もちろんこのブログの寄与などないに等しい。 「政権交代」のあった2009年がブログのアクセス数のピークだった。その後は、はてなダイアリーに開設した『kojitakenの日記』の方が使い勝手が良いため、そちらに記事を書くことが多くなった。2011年1月に、初めて『kojitakenの日記』のアクセス数がこちらのブログを上回るようになった。しかし、同
最近は根を詰めて文章を長時間書くとすぐ調子が悪くなるので、年末年初にピケティの本を読んで触発されて以来の「格差社会」に関する私の感想を簡単に書いてみる。 70年代の三角大福*1が全員世襲の政治家でないというのは、敗戦直後の日本が文字通り「頑張った者が報われる」社会だったからだ。だから昭和20年代(1945〜54年)以来の彼らの頑張りが、彼らを70年代に総理大臣に押し上げた。 ところがその反面、70年代というのは、高度成長社会も終わって日本人も「豊か」になるとともに、財産の世襲によって政界でも世襲が幅を利かせ始めていた時代でもあった。当時の最高指導者は世襲ではなかったが、それ以下の世代では、橋本龍太郎や小沢一郎などといった世襲政治家が台頭し(のさばり)始めていた。しかし、政官業いずれの最高指導者層は何もないところから努力でのし上がっていった人だったことと、もう一つは戦争で壊されて何もないとこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く