福岡県警の警察署で今年1月、性犯罪の映像をおさめた証拠品のSDカードが無くなり、警察が内部の人物が盗んだ疑いもあるとみて捜査していることが分かりました。 紛失したのは、福岡県警・中央警察署の保管庫にあったSDカード2枚です。捜査関係者によりますと、これらは、刑事1課が逮捕した男の関係先から押収されたもので、性犯罪の証拠となる映像が保存されていました。 去年12月の定期点検の際は、保管庫にあったものの、翌月に無くなったということです。保管庫に一般の人は立ち入れず、警察は、内部の人物が盗んだ疑いもあるとみて、窃盗の疑いで捜査しています。 映像がインターネットなどに流出する2次被害は、今のところ確認されていませんが、警察は、「映っていた被害者に深くお詫びする」と話しています。 中央警察署は、おととしも大量の捜査書類を誤って破棄していて、証拠品のずさんな管理体制が浮き彫りになっています。
夫婦が同じ名字か、別々の名字かを選べるようにする「選択的夫婦別姓」。国会でのヤジをきっかけに、この制度に脚光が当たっています。朝日新聞の世論調査をみると、「保守的」とされる安倍首相の支持層にも、変化の兆しがあるようです。(朝日新聞記者・磯部佳孝) 【イラスト解説】夫婦別姓、相手が外国人だとOK? 現在の制度をイラスト解説 国会でのヤジが取りざたされる中、実施された朝日新聞の最新の世論調査で選択的夫婦別姓について聞くと、賛成が反対を大きく上回りました。 ◇ 【あなたは、法律を改正して、夫婦が、同じ名字でも、別々の名字でも、自由に選べるようにすることに賛成ですか。反対ですか。(2020年1月調査)】 ・賛成(69%) ・反対(24%) *その他・答えないは省略 ◇ 第2次安倍政権では、調査方法などが異なるものの、選択的夫婦別姓について5回尋ねており、次のような結果となっています。 ◇ 2015
2月2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に武田鉄矢(70)がコメンテーターとして出演。そのなかで発言した「選択的夫婦別姓制度」に対する武田の見解に批判が集まっている。 1月22日に国民民主党・玉木雄一郎議員(50)が国会での代表質問で「夫婦同姓制度が結婚の障害となっている」と、選択的夫婦別姓の導入を提言。その際、自民党・杉田水脈議員(52)が「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばしたとされる問題について、番組内で議論が交わされていた。 コメンテーターの乙武洋匡氏(43)は選択制であることから、「特に反対するような話ではないのかな」と理解を示す。バナナマン・日村勇紀(47)と結婚した神田愛花(39)も「別姓でいいなら別姓がいい」と語り、続けて「通帳の名義を変えたりとかけっこう大変で、なんで女性だけって思うんです」と女性が姓を変える際に起こる煩わしさを主張していた。 続いて司会の東野
夫婦同姓を望まない人について、「だったら結婚しなくていい」と国会でヤジを飛ばした自民党席の衆院議員は、杉田水脈氏(52)ではないかと野党が追及している。 杉田氏は、記者団の質問に答えなかったと報じられているが、この見解は、杉田氏の持論であったことが分かった。 ■ヤジについて記者団が聞いたが、杉田氏は答えず ヤジが飛んだのは、国民民主党の玉木雄一郎代表が2020年1月22日に衆院の代表質問で選択的夫婦別姓の導入を訴えたときだ。 玉木氏は、若い男性から交際中の女性に「姓を変えないといけないから結婚できない」と言われたと相談を受けた例を挙げ、「夫婦同姓が結婚の障害になっている」と指摘した。 その際のヤジだといい、玉木氏は、直後に「今、ヤジで『だったら結婚しなくていい』とそういう話がありました」と話を挟んだ。そして、このヤジに反論して、夫婦別姓の導入は少子化対策にもなると強調した。 玉木氏のユーチ
大阪市の市議会「大阪市会」で10月25日、選択的夫婦別姓の法制化に向けた議論を国に求める意見書を、賛成多数で採択した。最大会派の大阪維新や公明などが賛成にまわり、自民だけが反対した。また、大阪府議会でも自民や公明などが反対を表明していたが同日、同様の意見書を採択した。 これは、全国の地方議会に陳情を行なっている市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」のはたらきかけによるもので、同アクションとしては全国で30件目の採択となる。政令指定都市としては横浜市、広島市に続いて3市目。 地方議会では自民会派による反対が続いている。東京都議会は6月に選択的夫婦別姓の法制化を求める請願を賛成多数で可決したが、自民の反対があり、国に送る意見書の採択には至っていない。 ●「娘たちが結婚する時には選択肢を増やしてあげたい」 全国陳情アクションのメンバーである大阪市の北村昌子さん(50)は、採択の瞬間を議場
県内で飼い猫が何者かに連れ去られる被害が相次いでいる問題で、県内の保護グループなどが4日夜、猫を連れ去った可能性がある富山市の男性宅を訪れ話を聞いたところ、「1年以上前から50~100匹を連れ去って殺した」などと答えていたことが5日分かった。県警は動物愛護法違反などの疑いもあるとみて慎重に調べている。 県内のボランティア団体「しっぽのこころ」(宇多利美代表)によると、5月末までに射水市や富山市、立山町で少なくとも5件以上、連れ去りの情報が寄せられた。いずれの現場でも富山ナンバーの軽乗用車、白の軍手を着けた男1人が目撃されたという。 5月に飼い猫がいなくなった射水市の飼い主や同団体は4日夜、目撃情報などを基に、猫を連れ去った可能性がある富山市内の51歳という男性宅を訪問。「本当のことを話してほしい」と問い詰めたところ、1年以上前から猫を連れ去って殺していたこと、その数が50~100匹に上るこ
医学部医学科入試で、男女の合格率の格差が縮まっていることが、朝日新聞の調査でわかった。文部科学省が81大学を対象に行った調査では2018年度は男子が女子の約1・22倍の割合で合格していたが、朝日新聞が19年度について78大学から回答を得たところ、約1・10倍となった。特に、不適切な入試の可能性などが指摘された私立大で合格率が変化しており、全体に影響しているとみられる。 【写真】東京医大再不合格に「負けない」 医学部入試をめぐっては昨年、東京医科大が一律に女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていたことが判明。文科省が初めて、所管する81大学の男女別合格率を調査した結果、18年度は約1・22倍、13~18年度の平均でも約1・18倍の割合で男子が高かった。他の理工系学科のほとんどは男女差がない、または女子の合格率が高く、不自然さが指摘されていた。 朝日新聞が各大学を対象に今年度の実績を聞いたと
東京医科大(東京都)の不正入試問題で、同大の第三者委員会は23日、今年と昨年の入試で男女計69人の得点が本来は合格ラインに達していたのに、不正な得点操作などで不合格となっていたとする第1次報告書を発表した。このうち女子は55人で、14人は多浪の男子とみられる。第三者委は大学が改めて合否判定を行い、今年の合格者が追加された場合、希望者は2019年度の入学を認め、補償請求にも対応するよう提言した。 また、内部調査委員会は8月、センター試験を利用した形式の入試には不正の形跡はないとしていたが、今年と昨年の2次試験の小論文について、女子と4浪以上の男子を不利に扱う得点操作をしていたことも判明した。 同大は今年、2614人が受験し、171人の合格者のうち女子は30人。昨年は2832人が受験し、131人の合格者のうち女子は49人だった。文部科学省の調査では、過去6年の平均合格率は男子6.8%、女子5.
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