CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
掘り出し物の物件がありますよ! 住めば都とはよくいったものだが、よほどの引っ越し好きでない限り「思い立ったが吉日」とばかりにいきなり異なる環境に移り住むことはないだろう。運送の手配をしたり荷物をまとめたりするだけでも大変なのに、新しい土地での習慣や近所付き合いに慣れるのはとても大変。独身者ならまだしも、家族がいていくばくかの資産があれば、転勤などの外部的な要因がない限り自分の環境を変えようと思う人はそういないだろう。 VB 6(Visual Basic 6.0)プログラマーもまさにそういう「局所最適」な状況(図1)にあったのではないだろうか。というか、白状すると私自身もそうだった。Visual Basic.NET 2002が登場しても、その次のバージョンであるVisual Basic.NET 2003が登場しても、新しい環境への移行どころか、学ぶことにすら二の足を踏んでいたぐらいだから。
一つ,後悔していることがある。 今年の6月29日,「オブジェクト倶楽部 2006夏イベント」に参加した。オブジェクト倶楽部は,永和システムマネジメントの社員有志が中心になり,オブジェクト指向の実践/研究/発表を目的として作ったグループ。夏と冬に定期的にイベントを開催している。2006夏イベントで6回目となる。 このイベントで,スターロジックの羽生章洋社長が講演した「仕事で必要なことはフローチャートで学んだ」というセッションを受講した。同じ時間帯の裏番組でとても魅力的なセッションがあったのだが,あえてこちらを選択した。羽生氏のプレゼンテーションのうまさをよく知っていたからだ。案の定,おもしろかった。羽生氏がタブレットPCを使ってその場でどんどんフローチャートを書いていく。講演の資料はこちらで公開されているが,これだけではとても伝わらないライブ感があった。 講演の内容はノートにメモしたし,講演
前回「Javaの世界、イメージできる?」では、Javaの学習をスタートするための助走という意味合いで、Javaの世界とJavaプログラミングの開発手順を紹介しました。今回はプログラミング技法の側面を掘り下げて、Javaプログラミングの中核である「オブジェクト指向」を見ていきましょう。 Javaの基本的な技術が身に付いたところで必ず乗り越えなければならない「Javaの壁」があるとすれば、それがオブジェクト指向です(本稿では基本的な言語仕様に関する詳細は紹介しませんので、ぜひ十分に独習をしていただきたいと思います)。 オブジェクト指向は非常に奥が深い概念ですので、一朝一夕に理解できるものではありません。ここでは、Javaプログラミング学習におけるオブジェクト指向の理解を促進することを目標として、ベースになる知識を押さえていきます。 オブジェクト指向とは 前回のプログラムを振り返る オブジェクト
初めてプログラミングを学ぶ入門者を対象に、プログラミングの基礎をていねいに解説するプログラミングの入門書です。プログラミングとは何かを無理なく理解してもらうために、要点をひとつひとつていねいに解説。簡単な概念から始めて、かなり高度なプログラミングの知識までを身に付けることができます。教材には、誰でもどんな環境でも気軽に使えるRubyを使い、実際に簡単なコードを書きながら理解を深めます。プログラミングを学ぶなら、本書は最初の1冊に最適な入門書です。 著者まえがき イントロダクション 1章 プログラミングを始める準備 1.1 Windows 1.2 Mac OS X 1.3 Linux 2章 数と計算 2.1 puts入門 2.2 整数(integer)と浮動小数点数(float) 2.3 単純な計算 2.4 練習問題 3章 文字列 3.1 文字列の計算 3.2 12と'12' 3.3 問題発
「無知の知」では済まされないこと 顧客あるいはプロジェクト・リーダーからの相談内容が,筆者の相方(プログラマ)の耳に届くことがある。筆者は,技術無視の相談にも気長に耳を傾けられるが,相方は,そのような質問が生じること自体が,不思議でならないといった様子だ。 たしかに,拡張子の存在を知らなかったリ,存在を知っていてもWindowsマシンでの表示方法を知らなかったり,さらにJavaとJavaScriptを混同していたり…というのは困る。また,顧客の希望がローカル・アプリケーションなのかWebアプリケーションなのかを確認しないまま相談を持ちかけられても答えようがない。 筆者は,.NETをプラットフォームとする開発が多いが,その場合ならせめて下記の表のアプリケーションの種類については,確認しておいたほうがよい。 だが,デザイナーが知らなくてもやむをえない情報は,山ほどある。 筆者の経験からいえば,
連載目次 わたしたちはコンピュータの奴隷じゃない! Windows PCを使っていて、あるいはWindowsサーバを管理していて、「何で人間様が、こんなこまごまとした作業を繰り返し、何度も何度もやらないといけないの?」と思うことはないだろうか。例えばこういう作業はどうだろう。 「My Documentsフォルダ内にある2005年に作成されたファイルのうち、最近1カ月更新してないテキスト・ファイルの中身を確認したいので、それらのファイルの1行目を抜き出して1つのテキスト・ファイルにする」 これを手作業でやろうと思うと大変だ。まずエクスプローラでMy Documentsを開き、詳細表示モードにし、作成日時と更新日時をにらめっこしながら該当するファイルを選び、メモ帳で開いて1行目をコピーし、もう1つメモ帳を立ち上げてそれを貼り付け……、という操作を複数のファイルで繰り返す。フォルダが階層化されて
普段Windowsを使っていて、こんなWindowsアプリケーション(以降、Winアプリ)があったらいいのにと思ったことはありませんか? いまの世の中、たいていのアプリケーションはWeb上で公開されていたりしますが、余計な機能が多くて使いにくかったり、たいしたことはやってないはずなのにシェアウェアだったりということは少なくありません。それなら自分で作ってみようというのが本企画です。 さて、Winアプリを作るためには、そのための開発環境が必要となります。例えば、かつて一世を風靡(ふうび)した「Visual Basic」はその代表です。これは製品パッケージを買ってきさえすれば、すぐにWinアプリが作れました。その作成手順も簡単で、フォームにボタンやテキストボックスなどの部品を並べて、Basic言語でほんの少しコードを書けば出来上がりです。 しかし現在では、より高度なWinアプリが作成可能な、よ
WebアプリケーションフレームワークWicketが正式リリースされたのは2005年の6月。まもなく1年を迎ようとしている。Wicketは、Webアプリケーションの開発を容易にするため、それまでのフレームワークとは一風変わったアプローチを取っていることで注目された。Wicketの現在の最新版はバージョン1.1.1であり、6月には様々な改良が加えられたWicket 1.2がリリースされる予定になっている。本稿では、そのWicketを使用して簡単なWebアプリケーションを作成する方法を紹介する。 Webアプリケーションフレームワーク いわゆるWebブラウザから操作するWebアプリケーションを開発する場合、いちからすべて作成するということはまずない。まず基本となるWebアプリケーションを決め、実現したい機能から必要になるライブラリをそろえ、それらを組み合わせてシステムの開発をおこなう。 Javaを
筆者はプログラミングは好きだったが、テストについてはずっと苦手意識があった。プログラムがそれなりに完成してしまうとそれで満足してしまって、さっそく次のプログラムにとりかかりたくなる。結局、システムテストの段階でハデにバグが見つかってどれだけ周りに迷惑をかけたかわからない(今思い出しても冷や汗が出る)。「自分に代わってテストだけをやってくれる要員」がいてくれたらと本気で願っていた。 だから、1年前にある小さなソフト開発企業で、「新人をまずテスターとしてみっちり仕込むようにしている」と聴いたときは感心した。その発想は考えれば考えるほど合理的かつ発展的だ。筆者なりに肉付けした形で紹介したい。 ◆新人は現場のお荷物である 多くのソフト開発企業での新人教育が何から始まるかというと、大学の一般教養課程のような「コンピュータ概論」だったりする。その後に「ソフトウエア分析・設計」とか「プログラミング」の学
「どのような勉強をすればプログラミングができるようになるのですか」という質問をいただいたので、お返事します。 この質問を聞いたときにすぐに思いついた答えは、 その答えは『どのような勉強をすれば文章が書けるようになりますか』という質問への答えに似ているでしょう というものでした。その心は、 プログラミングが「できない→できる」へデジタル的に変化するのではない。しだいにできるようになっていく。 という意味です。 …という前置きはさておき、これまでにも私はあなたのような方から同様の質問を受けてきました(きっと今後も受けるでしょう)。以下の文章群の中に「あなたへのヒント」が含まれていると良いのですが…。もしも以下の文章でピンと来ないときにはまたお尋ねいただければありがたいです。 どのようにしたらプログラムを1から書けるようになるのでしょうか 結城さん自身はどういう参考書でJavaを学んだのですか
ついにVisual Studio(VS)の一部無償提供が始まった。米Microsoftは2005年11月7日,VSの新版であるVS 2005のうち入門者向けのExpress Editionを1年間限定で無償ダウンロード可能とした。同社のWebサイトから,誰でも(MSDN登録ユーザーに限ることなく)Visual Basic,C#,C++,J#の各Express Editonをダウンロードできる。日本法人のマイクロソフトによると,日本語版についても同様の扱いになる予定である。日本語版の提供開始時期は,11月17日に開催されるVS 2005のイベントで発表される見込み。 ダウンロードできるExpress Editonは,期間や機能を限定した評価版ではなく,製品版と同じものである(ダウンロード後にユーザー登録してキーを入手する必要がある)。入門者向けとはいえ,製品版のVSを一般に無償提供するのは,
オープンソースの統合開発環境として「Eclipse」は不動の地位を築いた感がある。しかし、着実に詰め寄る「NetBeans」は、新たな統合開発環境として重要な“もの”を備えてきた。新境地へと踏み込むその狙いはいかに? オンライン・ムック「Webアプリ開発の新基準」の前回は、これまでを振り返って「Eclipseが何を実現したか?」について解説した。今回は似たようなコンセプトを持つ「NetBeans」について触れていこう。IDE(統合開発環境)の最前線ではいま何が起こっているのか? 感じ取ってほしい。 NetBeansは、「NetBeans.org」と呼ぶコミュニティーによって開発されているオープンソースのJavaアプリケーション統合開発環境(IDE)だ。米Sun Microsystemsが開発のバックアップを行っていることでも知られている。GUIからWebアプリケーション、EJBまで、追加の
Webアプリケーションは、GoogleやAmazonなどのAPI提供によってますます身近になった。Web上で展開されているサービスのテクノロジーは、いま何がトレンドなのだろうか? エンジニアやプロジェクトマネジャーが注目すべき指針を示す。 「Webアプリケーション」では、ほかのWebサーバと通信し、その結果を埋め込んでユーザーに表示することができる。これを実現するのが「Webサービス」だ。 Webサービスは、従来まで企業間通信など基幹部分を中心に使うものだと言われてきた。しかし近年は、個人が提供するWebサイトでもWebサービスを使い、取得した情報を埋め込んで出力する例が増えている。これはどのような理由からなのか? この記事では、WebアプリケーションとWebサービスの連携について解説していく。 Webサービスの登場背景は企業間の安全なつながり Webサービスとは、「Web技術を使ってネッ
Ajaxは今年非常にホットな話題の技術である。 @ITをはじめ、さまざまなところでもAjaxについての記事が目立つようになってきた。 ここでは、筆者が携わっているPHPかいわいでのAjaxの動きについて紹介していきたい。 Aajaxとは「Asynchronous JavaScript + XML」の略である。JavaScriptはいわずと知れたクライアント(通常ウェブブラウザ)サイドの技術であり、そこからXMLHttpRequestというものを利用し、ページ推移をせずにサーバ/クライアント間でどんどんデータ交換をしていく技術である。これとDHTMLを併用することでいわゆるAjaxになる。 この辺りの詳しい内容はAjax推進委員会による「古くて新しいAjaxの真実を見極める」を参考にするといいだろう。 PHPはサーバサイド技術、前述のとおりAjaxで用いられるJavaScriptはクライアン
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