村井教授が語るインターネット誕生秘話 一般に、現在のインターネット誕生が語られるとき、米国DARPA(国防高等研究計画局)の資金提供を受けて1960年代後半に開発された「ARPANET」を起源とし、最初は米国の大学や研究機関から利用が広まり、1980年代末から1990年代にかけて一般向けの商用利用が開始された、ということになるだろう。 村井教授は1970年代に、米カリフォルニア大学バークレー校で「BSD」の開発に参加していた。BSDは、米ベル研究所が開発したUNIX Edition 6のソースコードライセンスを取得して開発が進められたUNIXシステムである。当時、BSD開発に参加していたのは、ビル・ジョイ氏(viやCシェルを開発。米サン・マイクロシステムズ創業に参加)やエリック・シュミット氏(米グーグルの現会長)など。全員がケン・トンプソン氏(UNIXのオリジナル開発者であり、C言語の元と
Microsoftの中の人で、OSSとWeb技術を推進するScott Hanselmanが書いたブログ記事 "Open Source is a thankless job. We do it anyway." を勝手に翻訳。 オープンソースは難しい。 セキュリティは難しい OpenSSLの最近の "Heartbleed" バグに関する記事がたくさん出回っている。技術的な分析をすべて読んだら丸一日つぶれてしまうだろうが、 その中にこれはと思う見出しがあった。『OpenSSLはオープンソースの大きな問題を示している。資金不足、人員不足』だ。インターネットを織りなす基本の部分は、ほとんどの場合たった一人によるもので、あとはたくさんのボランティアだ。 〝魅惑的で気が遠くなるような事実とは、ネットワークインフラストラクチャにはこのように重大な部品が存在していて、インターネットの大部分で実際に動いてい
三菱UFJニコスでのべ894人分の個人情報が漏えいした恐れがあり、同社はOpenSSLの脆弱性を突いた攻撃が原因と説明している。 三菱UFJニコスは4月18日、のべ894人の個人情報が不正に閲覧されたと発表した。該当するのは同社発行(発行委託先を含む)のクレジットカードを保有するWeb会員の顧客で、既にメールや電話などで連絡対応しているという。 不正に閲覧された情報は、カード番号と氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、有効期限、WebサービスのID、カード名称、加入年月、支払口座(金融機関名および支店名を含む)、勤務先名称とその電話番号。18日現在で不正利用や被害が確認されていないという。カード番号の一部は非表示のため不正利用される可能性は低いとし、Webサービスのパスワードは閲覧されていないとしている。 同社によると、原因はOpenSSLの脆弱性を突いた攻撃による不正アクセスと
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